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この世で一番おもしろいマクロ経済学

みんながもっと豊かになれるかもしれない16講

  • 紙版

この世で一番おもしろいマクロ経済学

みんながもっと豊かになれるかもしれない16講

書籍情報

  • 紙版
  • ヨラム・バウマン/グレディ・クライン:著 山形浩生:訳
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2012年05月
  • 判型/造本:A5並製
  • 頁数:234
  • ISBN:978-4-478-01783-8

内容紹介

とっつきやすい構成と、過激な合いの手で一部で大好評を博したシリーズ第2弾! 今度のターゲットは、マクロ経済学だ!! 経済危機だけじゃなく、貧困・高齢化・環境破壊・・・なかなかよくならない世界の大問題を考えるための“武器”、それがマクロ経済学! あのマンキューも大絶賛&大爆笑の経済学講座【マクロ編】。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

PART 1:単一のマクロ経済学

Chapter1 はじめに
マクロ経済学の2大目標ってなに?

Chapter2 失業
なぜ「職のない人」をなくせないのか?

Chapter3 お金/貨幣
金融政策は経済を救う!?

Chapter4 インフレーション
経済成長のための「バランスの取れたインフレ」

Chapter5 国内総生産(GDP)
経済を測るモノサシ、その使い方

Chapter6 政府の役割
政府は経済を何とかできるのか?

PART 2:国際貿易におけるマクロ経済学

Chapter7 貿易と技術
経済学者が自由貿易をオススメする3つの理由

Chapter8 古典派の経済観
アダム・スミスが信じた自由貿易と比較優位

Chapter9 貿易にまつわる面倒な話
たとえば人権とか保護主義とか

Chapter10 開発援助(ODA)
最高の援助は「貿易」にあり!?

Chapter11 外国為替
通貨を取引するための不確実な手段

PART 3:グローバルなマクロ経済学

Chapter12 景気の波の終わり?
金融政策と財政政策の終わりなき戦い

Chapter13 貧困の終わり?
貧困国が「キャッチアップ」するための成長のレシピ

Chapter14 惑星地球の終わり?
地球温暖化を解決するための「市場」の使い方

Chapter15 若さの終わり?
財政破綻せずに高齢化社会を乗り切れるか!?

Chapter16 終わり
で、2大目標はいつ達成できるの?

Glossary 用語集

訳者解説 山形浩生




著者

ヨラム・バウマン(Yoram Bauman)
経済学者。2003年ワシントン大学でPh.D.(経済学)取得。現在、ワシントン大学、Bainbridge Graduate Institute等で講師として教鞭をとるかたわら、「世界でただ一人のお笑いエコノミスト(Stand-Up Economist)」(自称)として活躍中(ハーバード大学、オックスフォード大学でも講演歴あり)。専攻は環境経済学。数年前、マンキューの「経済学の10大原理」をおもしろおかしく解説し、それをマンキュー自身も絶賛したという件で、世界中の経済学者の間で爆笑とともに話題になった(その時の動画は著者のホームページに)。本書は、マンキュー絶賛のデビュー作『この世で一番おもしろいミクロ経済学』に続く第2作。
著者ホームページ http://www.standupeconomist.com/


イラスト

グレディ・クライン(Grady Klein)
フリーランスで活躍する漫画家、イラストレーター、アニメーター。代表作に「ロスト・コロニー」シリーズ


訳者

山形浩生(やまがた・ひろお)
1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程、およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行う。
著書に、『新教養主義宣言』『要するに』(ともに河出文庫)、『新教養としてのパソコン入門』(アスキー新書)、訳書に『クルーグマン教授の経済入門』(日経ビジネス人文庫)、『アニマルスピリット』(東洋経済新報社)、『服従の心理』(河出書房新社)、『その数学が戦略を決める』『環境危機をあおってはいけない』(ともに文藝春秋)、『戦争の経済学』(バジリコ)、『雇用と利子とお金の一般理論』(ポット出版)、『貧乏人の経済学』(みすず書房)ほか多数。

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(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

最新情報(2012/10/21更新)

内容紹介——「この世で一番おもしろい」これだけの理由

あの「お笑い経済学者」バウマン、待望の第2弾をドロップ!
——マンキューも認めた「お笑い経済学」に、マクロ版が誕生!

  あの世界的経済学者グレゴリー・マンキューの「経済学の10大原理」をパロったプレゼンを行い、大爆笑をかっさらった若手経済学者がいます。

  その名も、ヨラム・バウマン。あくまで自称ですが、「世界でただ一人のお笑い経済学者(Stand-Up Economist)」と名乗り、いまや経済学をネタにした「ショー」で世界中を回っている異色の経済学者(ちなみにちゃんと博士号も持っていて、専門は環境経済学)。

  彼の原点となったマンキューのパロディ動画は、パロられた本人であるマンキューが絶賛して瞬く間に経済学者の話題を独占、いまではYouTubeで100万回超の視聴回数を誇っています。その時の動画はこちら

  そんなバウマンが、漫画家グレディ・クラインと組んでお送りする最強の経済学入門書第2弾、それがこの『この世で一番おもしろいマクロ経済学』。マクロ経済学って、教科書によって言っていることが違うじゃない……。そんなややこしい「マクロ経済学」のイメージを、おバカでちょっとかわいいマンガシニカルな笑いでふっ飛ばしてくれる、それが本書なんです。

「失業」「お金」から始めて、「グローバル経済」が最後?
——本書最大の魅力は、やっぱり「とっつきやすさ」にあり!

「なんでマクロ経済学はこんなにややこしいのか?」

  本書が画期的なのは、バウマンたちがこのことを考え抜いていて、最も「とっつきやすい」構成を実現したこと。つまり、ただマンガにして読みやすくしただけの本ではないんです。

  彼らの意図が最も顕著に現れているのは、やはり「構成」。あらゆるマクロ経済学的要素を、一つの国に関わるマクロ経済(Part1:失業、お金、GDPなど)、国どうしのやりとり(Part2:貿易や為替など)、そしてグローバルなマクロ経済(Part3:景気変動、貧困、環境問題、高齢化など)に切り分けて解説していきます(もちろん最大限のユーモアを込めて!)。徐々に視点を上げていくこの順序こそ、本書を魅力的かつとっつきやすくしている最大のポイント。 

本書の構成。
本書の構成。徐々に視点を広げていく。

ノーベル賞経済学者、マスキン脱帽!!
——続々寄せられる絶賛の声!

  もちろん、ただおもしろくて役に立つだけではありません。その内容はお墨付き。世界の名だたる経済学者(もちろんその中にはマンキューも!)から絶賛の声、声、声。

「まさか失業やインフレ、不況のことを爆笑しながら学べるとは! それでいてマクロ経済学の格好のガイドにもなる、画期的な1冊」
——エリック・マスキン(2007年ノーベル経済学賞受賞)

「訳者・山形浩生」の視点
——日本、いや世界の経済政策を考えるヒントとして

  本書には、マクロ経済学というものがいかに移ろいやすいか(だから“ややこしい”と感じる)を、様々な派閥の両論を併記することで示し、同時にあることを読み手に投げかけます。

  それは、「これだけまとまらないマクロ経済学が、それでも共有している各種の教訓」の重要さと、日本だけではなく、世界の経済政策がいかにその教訓を踏まえずに走ってしまっているか、です。

——本書に書かれた程度の、マクロ経済学の基本的な処方箋を、日本の——そして世界の経済官僚たちは実施できていないのだ。(本書「訳者解説」より)

  さあ、お膳立てはそろいました。あなたもマクロ経済学を学んで、失業、GDP、為替から、まだまだ続く経済危機&財政問題、地球温暖化、なくならない貧困、とどまるところを知らない高齢化……などなど、今われわれを悩ませる大問題をちょっと深く理解してみませんか?

シリーズ第1弾、「ミクロ経済学」編も絶賛発売中!

  あのつまらないミクロ経済学をおもしろくしてしまったと話題沸騰! 本書の「ミクロ経済学」編、『この世で一番おもしろいミクロ経済学』も大好評発売中です(5刷26,000部)。
  実は、2冊並べると、ひとつの絵が……。ぜひ店頭でチェックしてみてください!

macro_and_micro.jpg

バウマンの爆笑動画、厳選3点はこちら!(日本語字幕付き)

  第1弾は、バウマンの原点とも言うべき「マンキューをパロって、マンキューに絶賛された」という鉄板ネタ!
→ 「マンキューの「経済学の10大原理」 この世で一番おもしろく翻訳したら」

  第2弾は、「この世で一番おもしろい」シリーズには欠かせない、「ノーベル賞経済学者いじり」!
→ 「経済学ユーモア講座」① ノーベル賞経済学者をこの世で一番おもしろくパロってみたら

  第3弾は、「半分マジメ、半分おふざけ」の気候変動ネタ!
→ 「経済学ユーモア講座」② 「地球温暖化の解決策」をこの世で一番おもしろくプレゼンしたら

メディア掲載情報はこちら!(2012/6/8更新!)

★ブクログに続々書評が!ありがとうございます!!
http://booklog.jp/item/1/4478017832

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