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データ分析ってこうやるんだ!実況講義

身近な統計数字の読み方・使い方

  • 紙版
  • 電子版

データ分析ってこうやるんだ!実況講義

身近な統計数字の読み方・使い方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 吉本佳生:著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2013年10月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:280
  • ISBN:978-4-478-02617-5

内容紹介

統計学がわからなくても大丈夫! 安価に大量のデータにアクセスできるビッグデータ時代を味方につけ、文系ビジネスパーソンがビジネスで使えるデータの整理・分析プロセスを全公開。身近な事例を使ってビジネスヒントを掘り起こす手法を伝授します!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに ケータイ会社が学生のいる家族を優遇するのはなぜか?

データを扱う能力がよりいっそう重視される時代
統計学の専門知識がなくても実践での作業量でカバーする
統計学とビッグデータの威力のちがいをイメージする

第1講 テレビと旅行に関するインターネット調査が役立たずなのはなぜか?

     ビッグデータ&統計学ブームの危険性

インターネット調査は高齢者を軽視する
テレビビジネスと高齢者
旅行ビジネスと高齢者
日本のビッグデータ&統計学ブームはビジネスに悪影響?
合言葉は“GIGO”

第2講 米よりパンのほうがインフレ予想に影響が大きいのはなぜか?

     折線グラフを読むときの基本

消費者物価には3種類の米がふくまれている
データの特徴を探そう
ライバルの追撃でコシヒカリの王座は?
錯覚を起こしませんでしたか?
食パンは値下がりしやすいといえるか?
米とパンの価格変動
インフレ目標達成への新発想

第3講 高学歴のほうが若者の失業率は高いのか?

     細かく分けたデータをみるべきとき、みてはいけないとき

短大卒での就活か、4年制大学への編入学か?
まずは基本データの全体像をつかむ
高学歴は失業率を下げる!
似たデータのうちのどれを選ぶかは重要
男女計と男女別で逆転する不思議なデータ
シンプルにデータを読む利点

第4講 就職難なのに、大学生の就職率が90%超と高いのはなぜか?

     錯覚を起こしやすいグラフより表分析を優先

カリスマ経営者と日本のテレビ局のちがい?
グラフの最大の問題は変化をきちんと示せないこと
対数目盛のグラフを使え!
錯覚に気づかせないジョブズの工夫
単純に表を読む習慣が大切
大学生の就活は順調か?──データを並べ替えて読む
就職率90%超は数学のトリック
国公立・男子のみならず男子大学生全体の問題
採用解禁を遅らせると…

第5講 多機能な家電のほうが値下がりしやすいのはなぜか?

     複数のデータから共通性をみつけるコツ

家電製品の過激な値下げ競争
年賀状に支えられるプリンタ
市場シェアの構造も大切
カメラとビデオカメラの購入者層のちがい
夏も冬も1年中使えることがエアコンの弱点?
主婦は役に立つ調理機器にこそ大幅な値引きを求める?
法則性や類似性を応用してこそデータ分析が活きる

第6講 分散投資のために特定業種の株を買うべきなのはなぜか?

     相関係数の意味と活用法

金融機関による資産運用アドバイスを信じていいのか?
日本の株式市場は激変した
相関係数のちがいを感覚的につかむ
リスクをとりながら高い確率で儲ける運用の考え方
TOPIX連動の投資信託か、銀行業株価指数連動か?
「資産運用のデータ分析は自己責任でやれ!」という時代

第7講 日本の格差は本当に拡大しているのか?

     凝った計算で求めた統計データの疑い方

ジニ係数のように凝ったデータは信用しないほうがいい?
世帯の有業人員数別のジニ係数の不思議
細かく分けて読むことを禁止すべき指標
専門家でも引っかかる落とし穴
国際比較にも使いにくい?
日本の経済格差は拡大していない?

第8講 若者の免許離れは本当に起きているのか?

     ミクロとマクロのデータを組み合わせた分析

「若者の免許離れ」が起きている?
のび太くんより先にしずかちゃんが免許を取った理由?
日本で女性の免許取得率が男性より低い理由
女性の運転免許取得に補助金を出せ!

おわりに 数字でコミュニケーションを!





著者

吉本佳生(よしもと・よしお)
エコノミスト・著述家。1963年三重県紀北町(旧・紀伊長島町)生まれ。名古屋市立大学経済学部卒業、住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。広島市立大学国際学部専任講師、南山大学経済学部助教授(准教授)などを経て、2012年から関西大学会計専門職大学院特任教授。
著書に、『金融工学の悪魔』(日本評論社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『スタバではグランデを買え!』『金融商品にだまされるな!』『クルマは家電量販店で買え!』(以上、ダイヤモンド社)、『無料ビジネスの時代』(ちくま新書)、『数字のカラクリを見抜け!』『「世界金融危機」のカラクリ』(以上、PHPビジネス新書)、『確率・統計でわかる「金融リスク」のからくり』(講談社ブルーバックス)、『日本経済の奇妙な常識』『日本の景気は賃金が決める』(以上、講談社現代新書)、『これから誰に売れば儲かるのか』(幻冬舎)などがある。主に2009年に放送されたNHKの経済学教育番組『出社が楽しい経済学』の監修・出演者。専門分野は、生活経済、国際金融、金融経済(ファイナンス)。

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