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世界で生きるチカラ

国際バカロレアが子どもたちを強くする

  • 紙版

世界で生きるチカラ

国際バカロレアが子どもたちを強くする

書籍情報

  • 紙版
  • 坪谷 ニュウエル 郁子:著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2014年04月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:256
  • ISBN:978-4-478-02650-2

内容紹介

2018年、センター試験廃止へ。脱ガラパゴス、世界標準の教育が始まる。
教育界の黒船「国際バカロレア」が日本に本格上陸!
国際バカロレアは日本の教育をどう変えるのか?

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ

PART.1 2018年、日本の教育が大きく変わる

子どもたちはすでに変わり始めている
 ● チャットにスカイプ、デジタルネイティブな子どもたち
 ● ビジネスだけじゃない。教育の世界も国境なき時代へ
 ● 豊かさが変わる──「自分らしく幸せに生きる」ことを求める若者たち
 ● 親のお財布に支えられてきた日本の教育
 ● 100年経っても変わらない、知識詰め込み型の教育
 ● 20年後の未来を予測した教育が求められている
 ● 一生学び続けられる人材を育てる

センター試験ついに廃止へ。動き始めた教育制度改革
 ● 日本の教育改革を遅らせた、独特の大学入試システム
 ● 大学入試が変わる──試験一発勝負からの脱却

教育界の黒船「国際バカロレア」が本格上陸!
 ● 世界の一流大学へのパスポート
 ● なぜいま、国際バカロレアなのか?──学力重視から全人教育へ
 ● DP校を200校設置──動き出した教育の国際化
 ● なぜ、あえて日本語で授業を行うのか?
 ● 留学生倍増計画
 ● 日本の大学は変われるか?
 ● このままでは、日本は人材流出国に

PART.2 本当の「世界で生きるチカラ」とは?

グローバル人材って何だ?
 ● 国が掲げるグローバル人材の定義
 ● 年齢を無視した、知的刺激なき語学授業
 ● ビジネスでも、英語は不可欠の時代に
 ● 語学習得に必要なのは、最低2000時間
 ● 世界の競争に勝ち抜くことが意味をなさない時代

多様性のある社会が、豊かな人材を育む
 ● 日本人のDNAを思い出せ!──私たちが受け継いできたもの
 ● 日本がめざす社会はどこにあるのか?
 ● 所得が高いだけでなく、幸福度が高い社会をめざせ
 ● 本当のダイバーシティとは?

子どもたちに伝えたい。100年先でも通用する力
 ● 世界標準のスキル「21世紀スキル」とは?
 ● なぜ大学に行くのか?──自分で未来を選択する
 ● 内省する習慣が育む、学び続ける力

PART.3 教育界の黒船「国際バカロレア」とは?

国際バカロレアが、世界から注目される理由
 ● 成長段階と進路に合わせて、子どもたちをサポートする仕組み
 ● 国際バカロレアでも高まるアジアの存在感

国際バカロレアが育む10の能力
 ● 未来に活躍するために必要な「学習者像」
 ● ゴールを段階的にレベルアップさせる
 ● 生徒以上に学び続ける教師たち

PYPとは何か?
 ● テーマ探究のための「教科融合型」授業

《PYP事例》東京インターナショナルスクールの場合
 ● 子どもたちに「あ、わかった!」の瞬間が訪れる探究型の授業
 ● 教師たちがチームでカリキュラムを作成
 ● ファシリテーターとしての教師の役割
 ● 授業運営以上に大切な「評価」
 PYP授業紹介 ここが探究型!
 PYP生徒紹介 こんな子が育つ! 生徒インタビュー

MYPとは何か?
 ● DPの基礎学習としての位置付け

《MYP事例》玉川学園の場合
 ● 国際バカロレアとの共通点「全人教育」
 ● 予習を前提に進められる、探究型授業
 ● 生徒の学びを支える環境作り
 ● 授業のなかで、学び方を学ぶ
 ● テストのために勉強する習慣から抜け出す
 ● 外部評価を取り入れた、MYPの評価システム
 MYP生徒紹介 こんな子が育つ! 生徒インタビュー

DPとは何か?
 ● 理系も文系もなし! 分野を横断する学際的な学び
 ● 教科以外の必須カリキュラム
 ● 世界の大学に道を開く「世界統一試験」
 ● DP卒業生を積極的に受け入れる世界の大学
 ● 日本の大学でも続々と開かれる門戸

《DP事例》立命館宇治高等学校の場合
 ● 2012年、はじめての卒業生を送り出す
 ● 世界トップクラスの成績を出す生徒も
 ● 「この道に進みたい」、強い意志で進路を選択
 ● 自分の意見をきちんといえる生徒に
 ● 生徒に求められる「やりきる力」
 ● 教育界の黒船が、私たちの目の前に!
 DP生徒紹介 こんな子が育つ! 生徒インタビュー

PART.4 世論を動かせ!

〜子どもたちのために私たちができること

誰でも世界標準の教育を受けられる社会へ
 ● 公教育にこそ、国際バカロレアを
 ● 子どもたちに「多様な選択肢」を与えられる親になる

アクションを起こそう! みんなの力で教育は変えられる
 ● 国際バカロレアはお金がかかるのか?
 ● 教員確保の壁を乗り越える
 ● 世論が動けば、社会は変わる!

〈特別寄稿〉

 下村博文 文部科学大臣からのメッセージ

エピローグ

参考文献





著者

坪谷ニュウエル郁子(つぼや・にゅうえる・いくこ)
国際バカロレア機構 アジア太平洋地区理事
東京インターナショナルスクール代表

イリノイ州立西イリノイ大学修了、早稲田大学卒。1985年「イングリッシュスタジオ(現:日本国際教育センター)」設立を経て、1995年「東京インターナショナルスクール」を設立。同校は国際バカロレアの認定校。その経験が評価され、2012年、国際バカロレア機構アジア太平洋地区の理事に就任。文部科学省とともに、教育の国際化の切り札となる国際バカロレアの普及に取り組んでいる。
また、2008年には軽度発達障がい等を抱える子どもたちのための学校「NPOインターナショナルセカンダリースクール」を設立。専門家による少人数の個別指導で一人ひとりの特性を生かす教育を行っている。さらに、2013年には「グローバル人材研究所」を設立。国際バカロレアのメソッドを取り入れた、英語による探究型学習の学童保育・幼児園を手がけ始める。
著書に、『英語のできる子どもを育てる』(講談社)、『絶対、わが子は「英語のできる子」に!』(PHP研究所)『小学校総合的な学習英語活動 Activity Pack I~III』(東京書籍)がある。

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