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人を動かす英文ビジネスEメールの書き方

信頼と尊敬を勝ちとる「プロの気くばり」

  • 紙版
  • 電子版

人を動かす英文ビジネスEメールの書き方

信頼と尊敬を勝ちとる「プロの気くばり」

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 定森 幸生 著
  • 定価:2640円(本体2400円+税10%)
  • 発行年月:2018年08月
  • 判型/造本:A5並製
  • 頁数:336
  • ISBN:978-4-478-10258-9

内容紹介

商品をキャンセルする、値引きを拒否する、クレーム処理をする、誤配送をおわびする、上司の家族が亡くなるetc。日本語でも悩む場面、英語でどう伝える? 日本人が得意とする「気くばり」が武器になる!
日本人の誤解とグローバルの常識とは?  ビジネスに効く超実践英語、公開!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

本書の使い方

序章 英文ビジネスEメールの書き方 Introduction

1 人の心をつかみ、動かす5つのポイント
 ポイント1 用件の伝達にとどまらず、「信頼関係の構築・発展」を目指す
 ポイント2 受動態より能動態で「心理的な距離感」を縮める
 ポイント3 スラング、過度に馴れ馴れしい表現、くだけた表現は避ける
 ポイント4 相手の自尊心に深く配慮する
 ポイント5 「敬辞」と「結辞」は相手との距離感で決める

2 プロとして信頼される英語表現の原則
 原則1 明解な言葉を選んで書く.......clarity
 原則2 語数を少なく簡潔に書く.......concision
 原則3 一話完結的に書く.......completeness
 原則4 数字や固有名詞を正確に書く.......correctness
 原則5 プロの自覚をもって丁寧に書く.......courtesy

3 Eメール送信のグローバルマナー
 ネチケット1 送信前に必ず読み直す ── 「ノーミス」はプロの「気くばり」
 ネチケット2 返信は早めに出す ── 相手の緊急度への「気くばり」
 ネチケット3 大文字を乱用しない ── 威圧感を与えない「気くばり」
 ネチケット4 感情的な表現を排除する ── 冷静さは「気くばり」の基本
 ネチケット5 転送は承諾を得てから ── 相手の権利保護への「気くばり」

第1章 基本編 Basics

アポ Appointments
 1 こちらの都合でアポをとりつける
 2 アポの日程を変えてもらう
 3 面談のフォローアップをする
 4 アポの予定変更をわびる
 5 アポの時間を微調整する
 6 遠方の相手に来てもらう
 7 自分の代理に面談を委ねる
 8 トラブルをきっかけに売り込みをかける

商談 Dealing with Suppliers
 9 契約前の無料面談を申し込む
 10 業者の提案に感謝し、起用を伝える
 11 納品遅延の対応を求める
 12 請求書の誤りを訂正させる
 13 取引先に同僚を紹介する
 14 海外からの出張者を歓迎する
 15 海外の業者に対し、日本への輸出を持ちかける
 16 信用取引(掛け買い)の依頼をする

顧客対応 Customer Relations
 17 初取引に深く感謝する
 18 注文が途絶えた顧客へのフォローアップ
 19 想定外の在庫切れに対応する
 20 返金依頼に毅然と対応する
 21 納品遅延の詳細を伝える(運送会社に責任がある場合)
 22 見積りの提出期限を延ばしてもらう
 23 見積りの期限延長を承諾する
 24 船積通知を送信する

社内コミュニケーション Internal Communications
 25 社員の改善提案に感謝する
 26 関係部署に人を紹介する
 27 会議の日程を調整する
 28 社内の会議を欠席する
 29 会議の議題を事前に伝える
 30 Eメール会議のフォローアップ
 31 出張時のサポートに感謝する
 32 勤続10周年を祝う

お礼・ほめ言葉 Gratitude
 33 相手の仕事ぶりに深く感謝する
 34 迅速な対応にお礼を述べる
 35 接待のお礼を述べる
 36 イベント責任者にお礼を述べる
 37 スタッフのきめ細かなサービスをほめる
 38 派遣社員の仕事ぶりをほめる
 39 誕生日のギフトのお礼を伝える
 40 募金活動のお礼を伝える

苦情・おわび Complaints & Apologies
 41 誤配送の苦情を伝える
 42 配送商品のミスをわびる
 43 サービスの不手際をわびる
 44 相手のクレームを拒否する
 45 貨物のダメージについて苦情を伝える
 46 貨物のダメージについての苦情に返答する
 47 貨物配送の遅延見込みを伝える
 48 遅配の苦情に対して返答する

辞退・断る Refusal
 49 売上鈍化のため、注文をキャンセルする
 50 値下げ要求をスマートに断る
 51 入札に対する不落札通知
 52 経費削減による契約解除を伝える
 53 コラボレーションの誘いを断る
 54 仲介サービスの提案を断る
 55 集会での講演依頼を辞退する
 56 寄付要請を辞退する

代金決済・債権管理 Credit & Collections
 57 迅速な決済に感謝する
 58 海外の顧客と支払い条件を交渉する
 59 代金未払いを連絡する
 60 信用取引の依頼を許諾する
 61 信用供与の依頼を断る
 62 与信判断のために財務情報を求める
 63 顧客との取引状況を照会する
 64 取引状況の照会先になるよう依頼する

昇進・採用 Promotion & Hiring
 65 同僚に昇進祝いを伝える
 66 社外の人に昇進祝いを伝える
 67 選考書類の受領通知(募集予定がないとき)
 68 面接実施を通知する
 69 採用決定を通知する
 70 不採用を通知する
 71 入社を辞退する
 72 退職の挨拶

慶弔・見舞い Congratulation & Condolence
 73 同僚に結婚のお祝いメッセージを送る
 74 社員に出産祝いのメッセージを送る
 75 取引先の家族の訃報に弔意を表す
 76 取引先の会長の逝去に弔意を表す
 77 同僚の家族に弔意を表す
 78 弔意に感謝する
 79 入院患者にお見舞いの予定を伝える
 80 自宅療養中の同僚にお見舞いの言葉を伝える

 Column グローバルビジネスライティングの最新事情

第2章 演習編 Case Studies

81 プレゼン後の豪華ランチに対して、お礼を述べる
82 パーティーで話題になった商品をさりげなく売り込む
83 こちらの全面的なミスをわびる
84 トラブルについて、詳しく説明する
85 顧客の不満に誠意をもって返答する
86 こちらのニーズを満たさない不良品を返品する
87 支払いを催促する STEP1:カジュアルな催促
88 支払いを催促する STEP2:通常の督促
89 支払いを催促する STEP3:強い最終通告
債権回収に関する英語表現
90 招待されたイベントへの参加を丁重に断る
91 多忙な役職者にビデオ会議を申し込む
92 落札業者に対し、感謝と今後の期待を伝える
93 研修の参加者を推薦してもらう
94 退職者の推薦状を書く
95 火災による大幅な船積み遅れを連絡する
96 設立1年にも満たない会社の信用供与を断る
97 不完全な覚書をチェックしてもらう
覚書(MOU)に関する英語表現
98 秘密保持契約の内容を確認する
秘密情報の定義に関する英語表現
99 瑕疵担保責任にもとづき、クレームを入れる
瑕疵担保責任に関する英語表現
100 契約書の譲れない条項について、交渉する
独占販売権に関する英語表現

おわりに

巻末資料 Appendix1 スペリングや発音が似ていて「間違いやすい単語・表現」

巻末資料 Appendix2 微妙なニュアンス・意図をしっかり伝える「目的別索引」





著者略歴

定森幸生(YUKIO SADAMORI)
1973年、慶應義塾大学経済学部卒業後、三井物産株式会社に入社。化学品原料の貿易・国内販売を経験した後、1977年、カナダのMcGill大学院修士課程修了(MBA取得)。米国三井物産New York本店人事課での仕事を含め、通算約11年間、米国・カナダに滞在。以降、一貫して三井物産のグローバル人材の採用、能力開発、人事評価制度の設計・運用などに従事する。その傍ら、北米の政府機関、有力大学(McGill, Cornell, UCLA, Texas A&M, Case Western Reserveなど)、American Bar Association(アメリカ法曹協会)などの招聘による広範なテーマの講演、ワークショップ、諮問委員会などで活躍する。
日本では、東北大学、明治大学、法政大学、獨協大学、多摩大学、全国外国語教育振興協会、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)などで、学生および実務家に対して「考えるだけの英語から、受け手に配慮しながら積極的に使うことで習得する英語」の実践例を説いている。
2012年に三井物産株式会社を退職。現在、慶應義塾大学ビジネス・スクール非常勤講師、早稲田大学ビジネススクール非常勤講師、明治学院大学国際経営学科非常勤講師として、「Global Business Communication Strategy」「Global Business Competency Development」「Business Negotiations for Desirable Results」「People Management Challenges in Cultural Diversity」などの講義を通じて、実務家対象の社会人教育に従事する。その一方、企業のグローバル人材開発セミナー・ワークショップでも活躍中。一般財団法人英語教育協議会の理事も務めている。
著書に『現地社員活用の手引』(日経文庫)、『英文履歴書の書き方と実践表現集』(ナツメ社)がある。

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