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21世紀の教育

子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点

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21世紀の教育

子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点

書籍情報

  • 紙版
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  • ダニエル・ゴールマン 著/ピーター・センゲ 著/井上英之 監訳
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2022年03月
  • 判型/造本:46変上
  • 頁数:232
  • ISBN:9784478104545

内容紹介

これからの社会で人の上に立つ人が身につけるべき世界標準の知恵が、ここにある。全世界で静かな熱狂を巻き起こしている「次世代リーダー育成」のためのバイブル、ついに日本上陸!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

監訳者まえがき 答えのない世界を生きる子どもたちのために

はじめに

新しい世界を生きる子どもたち
トリプルフォーカス
この本の構成
この本を上梓した理由

PART1 より良い人生のための教育

ニューヘイブン市の先駆的実験
社会的行動と学力のつながり
成功する教育プログラムの共通点
SELが教える5つの能力

PART2 私たち自身にフォーカスする

自分に気づく力を身につける
脳の科学から教育を考える
自分にフォーカスする力を強化する

PART3 他者にフォーカスする

他者に気づき理解する力の教育が求められている
行動につながるコンパッションが必要だ
子どもの人生を変える教師の存在
より良い意思決定のための教育
デジタル・テクノロジーの時代の教育
人新世の難問に応えるスキル

PART4 世界を理解する ── システム思考

システム思考を教えることの意味
動的な複雑性 ── システムの理解へのチャレンジ
理科の授業で公園を設計する
悪循環をいかに断ち切るか?
社会的複雑性 ── システムの理解へのさらなるチャレンジ
「不法滞在者」を取り締まるべきか?
システム思考を生きる力にする
教育は希望の源泉

PART5 SELとシステム思考のトリプルフォーカス

SELとシステム思考に関する教育の連携
SELの目指す5つの能力が高まる ── 相乗効果1
認知能力が解放される ── 相乗効果2
教え方と学校の文化が変わる ── 相乗効果3
教師が変わらなくてはならない
教育におけるチェンジリーダーの条件
子どもたちの未来のために

原注

巻末付録 世界と日本で進むSEL教育入門

SELをもっと知りたい人のための情報源




著者

ダニエル・ゴールマン(Daniel Goleman)
作家、心理学者、ジャーナリスト。ハーバード大学大学院で心理学の博士号を取得。ハーバード大学で教鞭をとったのち、「サイコロジー・トゥデー」誌のシニア・エディターを9年間務める。1984年からは「ニューヨーク・タイムズ」紙で主に行動心理学について寄稿。1995年に発表した『Emotional Intelligence(邦題:EQ こころの知能指数)』は全世界500万部(日本でも80万部)の大ベストセラーを記録した。

ピーター・センゲ(Peter Senge)
マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師、組織学習協会(SoL)創設者。MITスローンビジネススクールの博士課程を修了、同校教授を経て現職。旧来の階層的なマネジメント・パラダイムの限界を指摘し、自律的で柔軟に変化しつづける「学習する組織」の理論を提唱。20世紀のビジネス観に最も大きな影響を与えた1人と評される。その活動は理論構築のみにとどまらず、ビジネス・教育・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協働し、学習コミュニティづくりを通じて組織・社会の課題解決に取り組んでいる。著書に、『学習する組織』『学習する学校』(いずれも英治出版)など。


監訳

井上英之(いのうえ・ひでゆき)
「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版」共同発起人、INNO-Lab International 共同代表。慶應義塾大学卒業後、ジョージワシントン大学大学院に進学。外資系コンサルティング会社を経て、2001年、NPO法人ETIC.に参画。日本初の、ソーシャルベンチャー向けプランコンテスト「STYLE」を開催するなど、若い社会起業家の育成・輩出に取り組む。2003年、社会起業むけ投資団体「ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)東京」を設立。2005年より、慶應義塾大学SFCにて「社会起業論」などの、社会起業に関わる実務と理論を合わせた授業群を開発。「マイプロジェクト」と呼ばれるプロジェクト型の学びの手法は、全国の高校から社会人まで広がっている。2009年に世界経済フォーラム「Young Global Leaders」に選出。近年は、マインドフルネスとソーシャルイノベーションを組み合わせたリーダーシップ開発に取り組む。近著論文に、「コレクティブ・インパクト実践論」(DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー、2019年2月号)。2022年より、さとのば大学名誉学長(Chief Co-Learner)を務める。


巻末付録執筆

下向依梨(しもむかい・えり)
一般社団法人日本SEL推進協会代表理事、株式会社roku you代表取締役社長
慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大では、研究の一環として社会起業家精神を育む教材「Change Making Pattern」を制作、出版。ペンシルベニア大学教育大学院にて、学習科学・発達心理学の修士号を取得。Social Emotional Learning(SEL)と出会い、21世紀型問題発見解決スキルの養成において、いかにSELが寄与するのかについて、修士論文にまとめる。帰国後、東京都内で小学校教員を務める。探究型PBLにフォーカスする学校で、教鞭をとりながらPBLとSELの関係性をフィールドで研究。教材制作・コンサルティング会社を経て、独立。SELをベースとした学びのプログラム。研修・教材作成をメインとした、「学びプロダクション株式会社roku you」を沖縄で設立。

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