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流通チャネルの転換戦略

チャネル・スチュワードシップの基本と導入

  • 紙版

流通チャネルの転換戦略

チャネル・スチュワードシップの基本と導入

書籍情報

  • 紙版
  • V・カストゥーリ・ランガン:著 小川孔輔:監訳 小川浩孝:訳
  • 定価:2640円(本体2400円+税10%)
  • 発行年月:2013年03月
  • 判型/造本:4/6並製
  • 頁数:442
  • ISBN:978-4-478-02251-1

内容紹介

インターネット取引の拡大などを背景に、従来の流通チャネルに変革が必要な今、流通業にとどまらずメーカーや販売業者のチャネル担当者にも、変革のためのフレームワークと、ヒントとなる大小さまざまな企業の事例を提供する。ある組織がチャネルの管理人、すなわちチャネル・スチュワードとして成功するための道筋を示す。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

訳者はしがき

はじめに

基本原則と枠組み
実際の適用と結論
チャネル・スチュワードシップの関与する領域

第1章 チャネル・スチュワードシップとは何か

チャネル・スチュワードシップにより得られる報酬
スチュワードが不在の場合に起こること
チャネルの設計と管理
改善のための機会
始点──主要なドライバーを見つけること
チャネル・スチュワードシップの3原則
マネジャーへの助言

第2章 業界チャネルをマッピングする

マッピングについての考え方
事例──米国自動車業界のマッピング
米国自動車業界におけるチャネルパワー

第3章 チャネルバリューチェーン(CVC)を構築・改定する(その1)──主な原則

PC産業におけるデルの位置づけ
時間管理以上のもの
デルは、どのようにCVCの構築と改定を行ったか
3つの原則を統合する
原則を実務に生かす

第4章 CVCを構築・改定する(その2)──開始にあたってのフレームワーク

6つのステップの適用例
チャネル・スチュワードシップの新しい仕事──分析からアクションへ
チャネル転換に関する主な考え方

第5章 CVCを方向づけし、影響を与える(その1)──パワーの概念

チャネルパワー
チャネルに関する会話
チャネルパワーの基本形態
チャネルパワーの測定
ナイキとフットロッカーの対立
パワーの負の側面
CVCのパフォーマンスを第一とし、常に中心に据える

第6章 CVCを方向づけし、影響を与える(その2)──パフォーマンスへのフォーカス

必然的に直面する課題
テクノロジーが解決するという誤解
根本的な問題
方向づけにおける3つのステップ
パワーと信頼をブレンドする
チャネルの統治とパフォーマンス

第7章 スチュワードシップの実践(その1)──供給業者の事例

垂直統合されたチャネル
第三者に委託されたチャネル
複合チャネル
バーチャルな統合に向けて
スチュワードシップから学ぶこと

第8章 スチュワードシップの実践(その2)──中間業者の視点

ウォルマート──スチュワードとなった中間業者の代表例か?
キッチンにいるべきシェフの数は?
中間業者によるスチュワードシップの原則
チャネル・スチュワードとしての中間業者

第9章 複数チャネルにおけるスチュワードシップ

複数チャネル状況の図解
複数チャネルが求められる理由
コーディネーションのための戦略
シスコにおける複数チャネルへの対応
複数チャネルを作り出す

第10章 チャネルとしてのインターネット その可能性と課題

どこでどのように、インターネットを活用するか
インターネットチャネルの創造
インターネットをチャネルとして使う意味
変革の必要性

第11章 複数チャネルソリューションに、インターネットを統合する

問題の核心
統合、コーディネーテッド、競争

第12章 チャネル・スチュワードシップの戦略と導入

製薬企業──チャネルの買収戦略
戦略的アクションを必要とする、その他のチャネル課題
トップマネジメントから始める
現場で始める
トップマネジメント──チャネルは能力の集合体
実務担当マネジャー──チャネルの方向づけに対するバランスの取れた見方
チャネル・スチュワードシップのプロセス

監訳者解説

索引





著者

V・カストゥーリ・ランガン(V. Kasturi Rangan)
ハーバード・ビジネス・スクール教授。インドでエンジニアリングの学位取得後、ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクールでマネジメントの博士号を取得。渡米以前は多国籍企業のセールスやマーケティングの担当者として実務経験を積んだ。
ハーバード・ビジネス・スクールでは、MBAコースのマーケティング全般で教鞭をとり、経営幹部向けのB2B戦略、企業の社会的責任に関するプログラムなどでも教えている。


監訳者

小川孔輔(おがわ・こうすけ)
1951年秋田県生まれ。74年東京大学経済学部卒業、78年同大学院博士後期課程中退、79年法政大学経営学部助教授、82年〜84年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、86年法政大学経営学部教授(〜2010年)。現在は法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。2000年より日本フローラルマーケティング協会会長を務める。主な著書に『マーケティング入門』日本経済新聞出版社(2009)、『しまむらとヤオコー』小学館(2011)、『ブランド戦略の実際<第2版>』日本経済新聞出版社(2011)等多数。

訳者

小川浩孝(おがわ・ひろたか)
1962年愛知県生まれ。85年國學院大學文学部卒業、96年ノースカロライナ大学チャペルヒル校MBA、2003年法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(社会人プログラム)。ジャパン・マーケット・リサーチ・ビューロー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、マースジャパン、キンバリークラーク・ヘルスケアを経て、現在ビレロイ&ボッホ テーブルウェア ジャパン株式会社代表取締役。共著に『ブランド・リレーションシップ』同文舘出版(2003)、共訳に『グローサリー・レボリューション』同文舘出版(2000)、『異文化適応のマーケティング』ピアソン桐原(2011)。

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本書に寄せられた賛辞
「1章を読むだけで、読者は目を開かされ、自社のチャネルをマッピングし、再構築し、方向づけを変えたいと考えるだろう。本書の強力なフレームワークと豊富な事例が、チャネルに対する概念を変えるだろう」フィリップ・コトラー(ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクール教授)
「ランガンの‘チャネル・スチュワードシップ’の概念は賞賛の的だ。競争力があり、大きな利益を生むチャネルを設計・管理するためには、経営幹部は本書に描かれた素晴らしいロードマップに従わねばならない」ルイス・W・スターン(ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクール教授)
「スチュワードシップは供給・流通両方の業者に役立つアプローチだ。これをうまくやり遂げた企業には、驚くほど大きな利益がもたらされるだろう」エイドリアン・スライウォツキー(マーサー・マネジメント・コンサルティング取締役)

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