9割の負け組から脱出する投資の思考法

9割の負け組から脱出する投資の思考法
書籍情報
- 広木 隆 編
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2013年06月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:256
- ISBN:978-4-478-02509-3
内容紹介
アベノミクスや欧州債務危機など、実際のイベントを振り返りながらその局面で、著者がどういう判断を下したかを解説。メディアの論調や薄っぺらい市場関係者の感情論に流されずに、正しい投資判断ができるコツが身につく。9割の負け組投資家から脱出するための、投資の戦略的思考術の決定版!
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目次
はじめに
ボン・ボヤージュ 新たなるサイクルへ
第1章 80年代バブル以来の大転換
アベノミクスでバブルは起きるか
悲観の中に生まれ、陶酔の中に消えていく
20年かけて調整が終了
第2章 「相場を読む」とはどういうことか
業績 × PER=株価
バリュエーション・マトリックスで考える日経平均の想定レンジ
個人投資家の勘違い プロが本当に提供すべき情報とは?
予想屋ではなく詐欺師
「みんなの意見」は案外正しい
第3章 入門書では教えてくれないプロの技
小型&割安株を狙え
恋は焦らず—小型&割安株を狙え②
「小さく賭けろ」 下値の見えない相場にどう対処するか
失って初めてわかる利益確定のタイミング
確率 × リターン=期待値 お勧めの投資関連書籍10選
準備する バットを速く振れないなら
第4章 相場を読む PART2
なぜ日経平均が8000円台のときに
半年後の1万2000円を予想できたのか?
株価上昇の根拠を示した『ストラテジー・レポート』
2012年12月19日付『ストラテジー・レポート』 日本株式市場展望
日経平均1万円は通過点──景気も相場も気持ちから…だけではない
2013年1月7日付『ストラテジー・レポート』 年頭所感2013:アムラーと失楽園
2013年1月23日付『ストラテジー・レポート』 幸せなマリアージュ
〈補論〉なぜ僕が書く『ストラテジー・レポート』は余計な話が長いのか
第5章 何を買うか 13年後半から14年の投資戦略
何を買うか?
インフレ期待で何が変わるか
銀行株の復活
ディフェンシブ・グロース
第6章 リスク要因への視座
リスク要因は5つある
アベノミクスのアキレス腱
間が悪い話
消費増税先送りの可否
2013年3月4日付『ストラテジー・レポート』 遠慮近憂 相場の終わりを意識する──正しいバブルの踊り方
第7章 リスク・シナリオを超えて〜上昇の第2ステージ
債券バブルが終わるとき
日本企業の復活
語らなかったリスク 世界の債務問題
最終章 今を生きろ 明日を望め
リアルを追い求める
あとがき
著者
広木隆(ひろき・たかし)
マネックス証券チーフ・ストラテジスト。1963年東京生まれ。上智大学外国語学部卒業。大和証券に入社後、ファンドマネジャーに転身。富士投信投資顧問(現みずほ投信投資顧問)、フィデリティ投信、JPモルガン・アセットマネジメントなど、国内外の資産運用会社において、運用や商品組成に四半世紀以上携わり、自らヘッジファンドを立ち上げ運用した実績も。2010年より現職。2012年秋の早い段階にアベノミクス相場を予言するなど、抜群の相場予測とユーモア溢れる語り口で個人投資家から絶大な人気を誇る。著書に『ストラテジストにさよならを』(ゲーテビジネス新書)。相場を外すプレッシャーと闘いながら今日もマーケットというピッチに立ち続ける。好きな言葉は「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ」(ロベルト・バッジョ)
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