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[新版]アフターショック

変化の時代の「痛み」を解決する知恵

  • 紙版

[新版]アフターショック

変化の時代の「痛み」を解決する知恵

書籍情報

  • 紙版
  • ハリー・ウッドワード/スティーブ・バッコルツ:著 崎山千春:訳
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2013年07月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:232
  • ISBN:978-4-478-02511-6

内容紹介

組織改編、新事業展開、撤退、統合・合併、IT化、新評価制度など企業にとって変革は宿命だ。だが、これらは現場には脅威であり、混乱をもたらす。企業は決して性急に変革を達成しようと思ってはならない。社員の気持ちに寄り添うことが大切。本書は日本企業が無視しがちだが、致命的に重要な「変化に伴う問題」の解決書。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

訳者まえがき

プロローグ Nモデル

1章 変化……ただ1つ不変のもの

変化が激しくなり、先行きが見えにくくなってきた
必要なのは痛みを減らす知恵
真の問題は人間の感情の問題
変化をプラスの体験に変える方法を

2章 組織はいかに成長するか

組織はどのように発展するか
 形成期──組織が誕生するまで
 定常期──安定と発展が続く
 統合期──新たな決断と革新
古いものを後退させ、新しいものを登場させよ

3章 変化の3段階

変化による痛みにどう反応するか
変化の3段階(変化モデル)──終結期、過渡期、新生期
一歩を踏み出す前に、その変化を受け入れ、納得する
 空中ブランコと変化モデル
古いものへの愛着を断ち切る──終結期
 感情的な度を超えた手荷物
頭で理解できても心が受け入れない
過去からの良いものを未来に持ち込む──過渡期
 過渡期に必要な共感、情報、アイデア
変化を自分のものとして受け入れる──新生期
過渡期を省いて新生期にとびこむ傾向に要注意
過渡期をとびこすと、終結期に後戻りする

4章 変化に対する4つの反応を見きわめる

変化にともなう技術的問題と情緒的問題
解決を探すより、反応を見きわめよ
変化に対する4つの反応
変化による痛手で「無関心」に陥る
 防御のためのエネルギーが推進力を奪う
過去への執着ゆえの「自己喪失」
「方位喪失」は質問、恐れ、不満というかたちで表れる
 小事へのこだわりが横行する
被害者意識からくる「憤慨」
 怒りが募るときに起こる悲劇
4つの反応にはプラスの意味もある
反応を識別できれば解決したも同然

5章 セルフマネジメントと信頼

セルフマネジメントのための4つの質問
 変化について自分自身はどう考えているか?
 それは本当か?
 この変化に本当に期待しているものは何か?
 手に入れたいものを得るために、最初にすべきことは何か?
ペアで行なう自己管理プロセス
恐怖と不安は違う
信頼を生む3つの要素

6章 CSEサポート・システムの知恵

CSEサポート・システムの概要
第1ステップ:明確にする 失ったと思っているものと、真の願望を明確化する
 耳を傾ける
 焦点を合わせる
 言い換える
第2ステップ:共有する 変化によって得られるものと変化の目的を分かち合う
 役割の交代を知らせ、目的を説明する
 変化を概観する
 相手の心配事と結びつけ、一つずつ片づける
第3ステップ:参画させる 変化を受け止め、変化に対応する行動を起こさせる
 理解と同意を求める
 アイデアについて話し合う
 具体的実行案に同意を取り付ける

7章 危機的状況の人を助ける

説明し、計画させる──方位喪失に陥った人を助ける
直視させ、確認させる──無関心に陥った人を助ける
 「わたし」で始まる話し方
中立化し、承認させる──憤慨している人を助ける
検討し、移行させる──自己喪失に陥っている人を助ける
自分にないものを人に与えることはできない
知ることと実行することは別である

8章 変化に強い組織を作る

シンボルとセレモニー
組織の価値観とシンボルの関係
新生期に大切な行動とは何か
ビジョンと計画は両方とも必要
 時間とエネルギーの節約
 部下を信頼できない
 指揮権を明け渡さないために
 ビジネスライクにやろうという強迫観念
概念志向のビジョンと五感志向のビジョン
新生期を成功に導く戦略
 シンボルとセレモニーを奨励する
 不変の価値観をもち続ける
 新しい始まりを象徴する人びとを見いだす
 活発なコミュニケーションの体制を作り上げる
 高業績チームを作り上げる
 ビジョンによって将来に目を向ける

エピローグ どうすれば早く再スタートが切れるか

あなたの痛みの半減期はどれくらいか
新生期についてのビジョンを示すと、回復が早まる
常識が実行されるとは限らない

訳者あとがき





著者

ハリー・ウッドワード(Harry Woodward)
ルーミス・コンサルティング・グループ(The Loomis Consulting Group)元社長。ミネソタ大学で学び(アメリカ学博士)、タコマ・コミュニティ・カレッジ、ミネソタ大学で教鞭を取る。その後、ビジネスの世界に進み、3M社などにおいて、組織開発やリーダーシップのコンサルタント、インストラクターとして活躍。1989年にルーミス・コンサルティング・グループを創立した。本書『アフターショック』(Aftershock)は、世界数か国で好評を得た同名セミナーでの経験と蓄積をもとに書かれた。

スティーブ・バッコルツ(Steve Buchholz)
アプライド・ラーニング社(Applied Learning)副社長などを歴任。ネブラスカ大学より博士号(コミュニケーション論)。編著書にCreating the High-Performance Team, The positive Managerがある。


訳者

﨑山千春(さきやま・ちはる)
1957年、東京に生まれる。1982年、明治大学工学部機械工学科卒業。同年、キャタピラー三菱株式会社に入社、販売部門を担当。1987年、同社を退社し、外資系コンサルタント会社に入社。1989年、ラーニング・マスターズ株式会社の設立に参画。営業課長、大阪支店長、取締役営業部長を経て、2013年4月より代表取締役社長。

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