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ぼくは「技術」で人を動かす

今いるメンバーで結果を出す{チームリーダー}のレシピ

  • 紙版
  • 電子版

ぼくは「技術」で人を動かす

今いるメンバーで結果を出す{チームリーダー}のレシピ

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 髙島宏平 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2015年02月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:256
  • ISBN:978-4-478-02652-6

内容紹介

悩めるリーダーに必要なのは、人間力ではなく「スキル」だ——。赤字体質・高離職率のどん底チームを、売上10倍・育休復帰率ほぼ100%の勝ち続けるチームへと成長させたリーダーが、誰でも真似できて効果抜群の技術を初めて語る。経験がなくても、カリスマでなくても使える、新しいチームリーダーの教科書。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

PART.1 観察のレシピ

今いるメンバーの本当の「強み」を知る

0 リーダーシップは練習で身につく「技術」である
1 「発信力」だけでは誰もついてこない──「積極的受信」のススメ
2 「何をやっているときにイキイキしているか」で適性を見抜く
3 まずメンバーの「1」を知る
4 メンバーの得意なコミュニケーションスタイルを知る
5 チーム内の違和感は「察する」前に聞いてしまう
6 雑談とフリーディスカッションを使い分ける
7 「修羅場のふるまい」でメンバーの本質を見抜く
8 メンバーの自己評価を「翻訳」する

PART.2 伝達のレシピ

今いるメンバーの心にあなたの言葉を届ける

0 リーダーは、語ることでリーダーになる
1 初心者リーダーほど、予言者のように成功を語る
2 言いたいことを「聞きたいこと」に翻訳して伝える
3 わかりやすい「類推」を用いる
4 リーダーは「苦労」を伝えてはいけない
5 「そもそも何のために」を思い起こさせる2つの質問
6 双方向の「発言ノート」で信頼を育てる
7 理念は「体感」で伝える
8 会議室のどこに座るかでチームは変わる──「ミーティング演出法」
9 「呼び名」でカルチャーをつくる

PART.3 配置のレシピ

今いるメンバーの「適材適所」を究める

0 「寄せ集め」のチームを最強のチームに変える
1 「相性」は無視する
2 本人の志望ではなく「向き不向き」で判断する
3 「寄せ集め=多様性」とマインドセットを変える
4 チーム内の「温度差」を解消する3つのステップ
5 同じ時間、同じものを「体感」する
6 「決め方」を決めておく
7 若手には重要でないことを「丸投げ」する
8 ベテランメンバーは上手な「頼み方」で味方にする

PART.4 巻き込みのレシピ

今いるメンバーにチームを「自分ごと」にしてもらう

0 メンバーを巻き込む「仕掛け」をつくって勝利をたぐり寄せる
1 バカバカしいほど小さな成功体験から始める
2 何を「走りながら考える」かは走り出す前に決めておく
3 宿題を決めて「わがこと度」を上げる
4 メンバーには「背伸びの課題」を振る
5 「バイオリズムの波」を補完しあう
6 「仮想敵」をつくる
7 チームであることを「形」で表す

PART.5 育成のレシピ

今いるメンバーを勝利のために成長させる

0 失敗のないほめ方、叱り方はない
1 今の力と期待値との「ギャップ」に注目する
2 リーダーの「翻訳」次第でメンバーの伸びしろは変わる
3 「オールマイティー」を期待しない
4 「能力」ではなく、成長の角度を指摘してほめる
5 「斜めのコミュニケーション」で伝聞型にしてほめる
6 すべての異動は「抜擢」だと伝える
7 マイナスポイントの「貯金」はしない
8 「なぜ叱ったか」は必ず伝える
9 「打たれ弱い人」は能力を認めてから叱る
10 叱ったあとのフォローは「改善点」を見つけてほめる
11 あえて危機的状況をつくり出す
12 「対症療法」では育たないと知る

PART.6 立て直しのレシピ

今いるメンバーが抱える「負け癖」を取り払う

0 負け癖チームを勝てるチームに変える
1 「絶対に勝てる試合」を見つける
2 バカらしいほど小さな「変化」を投入する
3 軸足は「成長の兆し」に置く
4 チームの「外」に足を運ぶ
5 定期的に「鳥の視点」で見る
6 「脱落者」が出たときに真っ先にやるべき「コミュニケーション」
7 イベントで視覚化する

PART.7 成長のレシピ

今いるメンバーとともにリーダーも成長して「勝利」する

0 勝ちつづけるための2つの「思考実験」で自省する
1 「自分の限界」を知る
2 「チームの勝利=自分の成長」と知る
3 足し算ではなく掛け算で考える
4 「何のために任せるか」を問う
5 成功体験をノウハウ化して「引き出し」にしまう
6 上司には「具体的に頼る」を徹底する
7 ほしい人材を引き寄せるリーダーの習慣──採用は恋愛である
8 「違和感メンバー」を入れてみる
9 リーダーをまとめるリーダーを目指す
10 「試合」予定のない練習に意味はない

おわりに

巻末付録 あるある! 〈リーダーのつまずきと勘違い〉 チェックリスト





著者

髙島宏平(たかしま・こうへい)
1973年、神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了。大学時代は、学生の国際交流活動などのサークルに熱中。大学院時代に、自らベンチャー企業を立ち上げ、インターネット事業を手がける。1998年、大学院修了と同時に、外資系コンサルティング会社のマッキンゼーに入社。Eコマースグループのコアメンバーとして活躍。
2000年6月に「一般のご家庭での豊かな食生活の実現」を企業理念とするオイシックス株式会社を設立し、同社代表取締役社長に就任。生産者の論理ではなくお客様の視点に立った便利なサービスを推進し、2013年3月に東証マザーズに上場。
ほかに、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組むNPO法人「TABLE FOR TWO International」理事、東日本大震災によって被害を受けた東日本食品関連産業の長期的支援を目的とした一般社団法人「東の食の会」代表理事、震災孤児や震災遺児をはじめとした被災児童に対してリーダーシップ教育を行う教育支援事業「BEYOND Tomorrow」の理事をつとめている。
2007年、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選
出。2008年に「ポーター賞」、2011年に日経ビジネスオンライン主催「CHANGEMAKERS OF THE YEAR 2011」受賞。著書に、『ライフ・イズ・ベジタブル』(日本経済新聞出版社)がある。

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(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)

内容紹介

「席替え」ひとつで、チームは変えられる。
だから最初は真似でいい。

赤字体質・高離職率のどん底チームが、
売上10倍・育休復帰率ほぼ100%の勝ち続けるチームへと成長!
農家と消費者をつなぐ「生鮮食品のネット通販」ビジネスを
世界で初めて成功させた起業家が、創業から上場に至る苦闘の日々で体得し、
TABLE FOR TWOや東の食の会など多様な組織で
その効果を実証したスキルの数々を初めて明かす!

{巻末付録}あるある! 「リーダーのつまずきと勘違い」チェックリスト

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今年、創業15年を迎える、オイシックス株式会社
世界で初めて「生鮮食品のネット通販ビジネス」を実現し、
2013年には東証マザーズへの上場も果たしたベンチャー企業です。

このオイシックスを率いる人こそ、本書の著者である髙島宏平氏。
今でこそ、生鮮食品がネットで買えるのは当たり前のように思えますが、
このITと物流と農業を組み合わせたビジネスには、非常に難しいポイントがありました。

それは、「人」です。もっと言えば、立場や向いている方向が違う人たちを、1つにまとめていくこと。
オイシックスのビジネスモデルには、プログラマ、倉庫会社、運送会社、農家といった多様な人が関わります。
その中には髙島氏の倍以上の年齢の人から、大学生インターンまで存在します。
これだけバラバラな人たちを、世界で誰もやったことがないビジネスのために、
1つのチームにまとめていく——本書の冒頭、髙島氏は創業当時を振り返り、こう語ります。

オイシックスは、文字通りバラバラのチームで始まりました。
「こんなチームで勝てるわけない」
今だから言えますが、そう思ったことも、一度や二度ではありません。
——「はじめに」より

この難局を、髙島氏はどう乗り越えたのでしょうか。
カリスマがあったから、みんな無理してでもついてきた?
いいえ、創業時の苦しみの中、幾人かのメンバーがついていけなくなり、社を去りました。
創業以前に多くの経験を積んでいたから?
いいえ、創業時は野菜がどうつくられるかすらわからない、26歳独身男性でした。
髙島氏がやったのは、徹底して他のリーダーの「スキル」や「技術」を真似することでした。
すごいリーダーの「人間性」は、すぐには真似できませんが、「言葉のかけ方」や「行動習慣」なら、すぐに真似できる。
このことに気づき、今日までそのスキルを磨くことで、さまざまな困難をチームとして乗り越えてきたのです。

「こんな寄せ集めのチームで勝てるわけがない」
「一体感がなく、個人プレーに走るメンバーが多い」
「チームに負け癖がついていて、どこから手をつけていいかわからない」

多くのチームリーダーが抱える悩みは、かつての髙島氏の悩みでもありました。
本書で髙島氏は、自らの血と汗と涙の結晶であるスキルの数々から、
「すぐに使える」「誰でも使える」にこだわって厳選したものを、使い方(レシピ)とともに惜しげもなく披露しています。
その結果、経験がなくても、カリスマがなくても使える今までにない「チームリーダーの教科書」が生まれました。
「相性は無視する」「会議室のどこに座るかでチームは変わる」
「年上部下への仕事の頼み方」「能力ではなく、成長の角度を指摘してほめる」などなど、
知れば今日から真似して使える知識・スキルが満載です。

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