• twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?

その投資法と思想の本質

  • 紙版
  • 電子版

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?

その投資法と思想の本質

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 冨田 和成 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2017年09月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:232
  • ISBN:978-4-478-10328-9

内容紹介

著者の冨田氏が設立した金融ベンチャー・ZUUの設立の趣旨は、「世の中の金融格差を無くすこと」。その思想に則り、本書では日本の金融資産の格差を明らかにするとともに、資産1億円超のお金持ちの実態とその根底にあるお金への哲学、プライベートバンクから彼らにレクチャーされる最強の投資法を詳細に解説します。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに ── 日本人は「1億円の壁」で分けられる

京都ホテルオークラの謎の一室
富裕層専門の金融機関、プライベートバンク
精鋭部隊による資産管理と運用
明確に存在する「1億円の壁」
富裕層ビジネスにおける私の経歴
本書の4つの目的

第1章 プライベートバンクを利用する富裕層の実態

多い? 少ない? 日本の富裕層は50世帯中1軒
日本の富裕層を減少させた2つの「リセット」
増加傾向にある日本の富裕層
富裕層の職業トップ3

富裕層の実態1 高齢「経営者」の最大の関心事は?
富裕層の実態2 若手「起業家」はキャッシュ貧乏
富裕層の実態3 病院オーナーの共通の悩みとは?

 コラム 病院経営と節税のキモ、「MS法人」

富裕層の実態4 「地主」と「不動産投資家」の大きな違い
富裕層の実態5 情報リテラシーの高い「成り上がり型」富裕層
富裕層の実態6 目立つことを嫌う「相続型」

第2章 知られざるプライベートバンクの世界

プライベートバンクは「一族のCFO」
三位一体で動くプライベートバンク
プライベートバンクの歴史的な成り立ち
スイスがプライベートバンクの聖地になったわけ
世界のプライベートバンク・トップ25
大きく遅れをとった日本の富裕層ビジネス
日本で存在感を示すスイス系プライベートバンク
富裕層ビジネスに本格的に乗り出した日本の金融機関
外資系プライベートバンクが日本で苦戦するわけ
どのプライベートバンクでも、扱う金融商品に大差はない!?
手数料が割高な日本のプライベートバンク

第3章 富裕層とプライベートバンクはこうしてつながる

富裕層がプライベートバンクとつながるきっかけは?
プライベートバンクから声がかかったときの富裕層の反応は?
プライベートバンクの良し悪しは、「担当者」と「チーム力」で決まる
プライベートバンクのスタイルを決める2つの収益モデル
自社株リッチな経営者に提案される「資産管理会社」とは?
事業承継や資産承継のためにプライベートバンクを利用する人も

 コラム プライベートバンクによっておこなわれる「税理士はがし」

プライベートバンクの非金融サービス一覧
ブラックカード目当てでプライベートバンクの顧客になる人も
究極形はファミリーオフィス
プライベートバンクを必要としない富裕層もいる

第4章 プライベートバンクが教える資産運用の10原則

原則1 ゴールを明確にし、逆算する「ゴールベース資産管理」を
原則2 バランスシートで家族の資産を可視化する

 コラム 顧客の資産状況を聞き出すプライベートバンカーのトーク例

原則3 円建ての預貯金のみに頼らない
原則4 世界経済の大きな流れに逆らわない

 コラム 絶対に知っておきたい「お金の量」と「金利」の話

原則5 マーケットに依存しない分散型ポートフォリオを組む
原則6 ルールを知り、ギリギリまで攻める
原則7 金融商品の目利き力をつける
原則8 一発KOだけは絶対に避ける
原則9 資産運用は中長期で考える
原則10 次世代を見据えた資産運用をしていく

第5章 プライベートバンクが教える富裕層向けの資産運用法

ただのラップ口座とはまったく違う、エグゼクティブ専用ラップ口座「SMA」
オルタナティブ投資の王道「ヘッジファンド」
富裕層限定の「仕組債」商品とは
証券会社系プライベートバンクの強み「IPO株の優先割り当て」
成功すれば大儲け!「PEファンド」と「VCファンド」
かつて一世を風靡した「サムライ債」
人気急上昇の「CoCo債」
「成長株」の情報提供
資産圧縮のための「不動産投資」
知る人ぞ知る「オフショア生命保険」

第6章 私たちにもできるプライベートバンクの資産運用法

準備編1 ライフプラン表を作り、自分で「ゴールベース資産管理」をする
準備編2 BSとPLで資産とキャッシュフローを見える化する
準備編3 お金に色を付ける

 コラム 富裕層はギブ&ギブで運を引き寄せる

配分編1 外貨預金の代わりにFXを使う
配分編2 「ハーバード流ポートフォリオ」をベースにアレンジする
配分編3 ドルコスト平均法で時間も分散投資する
配分編4 年に1回必ずリバランスを

 コラム 富裕層は何事もリターンとコストで考える

株・債券投資編1 グローバルなインデックス投資が基本
株・債券投資編2 インデックスファンドとETF、どちらが得か?
株・債券投資編3 プロダクトスペシャリストも使う「モーニングスター」
株・債券投資編4 テンバーガーを自前で探す方法
株・債券投資編5 IPO株が欲しいならネット証券が狙い目
株・債券投資編6 投資信託で買える「CoCo債」

 コラム 完全に投資発想でおこなわれる子供の教育

オルタナティブ投資編1 間接的にPEファンドに出資できる「未公開株ETF」
オルタナティブ投資編2 ついに登場した「ヘッジファンド型ETF」
オルタナティブ投資編3 小口化が進む「仕組債」
オルタナティブ投資編4 不動産投資のまったく新しい選択肢
オルタナティブ投資編5 純金すらETFで買える時代に

おわりに





著者

冨田和成(とみた・かずまさ)
株式会社ZUU 代表取締役社長 兼 CEO。
1982年生まれ。神奈川県出身。一橋大学経済学部卒。大学在学中にIT分野にて起業。卒業後、野村證券にて数々の営業記録を樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動。その後、シンガポールでのビジネススクール留学を経て、タイにてASEAN地域の経営戦略を担当。
2013年、「世界中の誰もが全力で夢に挑戦できる世界を創る」ことをミッションとして株式会社ZUUを設立。FinTech企業の一角として、月間250万人を集める金融メディア「ZUU online」や、主要なピッチコンテストでも受賞歴のある投資判断ツール「ZUU Signals」で注目を集める。これまでにシリコンバレーのベンチャーキャピタルを含む総額5.5億円の資金調達を行なう。過去にGoogleやFacebookも受賞した世界で最も革新的なテクノロジーベンチャーアワード『Red Herring Asia Top 100 Winners』受賞。最近は金融機関のFinTech推進コンサルティングやデジタルマーケティング支援なども行ない、リテール金融のIT化を推進している。著書に『大富豪が実践しているお金の哲学』、『鬼速PDCA』(ともにクロスメディア・パブリッシング)がある。

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • honto で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。

(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加