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組織開発の探究

理論に学び、実践に活かす

  • 紙版

組織開発の探究

理論に学び、実践に活かす

書籍情報

  • 紙版
  • 中原淳 著/中村和彦 著
  • 定価:本体3,200円+税
  • 発行年月:2018年10月
  • 判型/造本:A5上製
  • 頁数:406
  • ISBN:978-4-478-10644-0

内容紹介

組織開発とはなにか。なにをきっかけに生まれ、いかなる変遷を経て発展してきたのか。本書では組織開発の思想的源流をデューイ、フッサール、フロイトに求め、そこから今に至る100年の発展の歴史を跡づける。さらに現在の組織開発のさまざまな手法を解説し、5社の企業事例を紹介する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1部:初級編 組織開発を感じる

第1章 組織開発とは何か

1. 組織開発の定義
2. 組織開発は風呂敷である!?

第2章 組織開発を“感じる”ための3つの手がかり

1. 1つ目の手がかり:「組織開発とは組織をworkさせる意図的な働きかけ」である
2. 2つ目の手がかり:「組織開発に注目が集まる背景」を理解する
3. 3つ目の手がかり:「組織開発のステップ」
  コラム●対話と議論の違い
4. 組織開発の5段階実践モデル
5. 企業における組織開発の実際
6. より開かれた議論へ:組織開発と党派制

第2部:プロフェッショナル編(1) 組織開発の歴史学

第3章 組織開発を支える哲学的な基盤

1. 組織開発の3層モデル
2. 哲学者ジョン・デューイ:経験と学習の理論
3. フッサールの現象学:「今 ── ここ」の理論
4. フロイトの精神分析学:無意識の中の抑圧を顕在化させる
5. 組織開発を支える哲学的基盤のまとめ

第4章 組織開発につながる2つの集団精神療法

1. 集団精神療法とは何か
2. モレノの心理劇
3. パールズのゲシュタルト療法

第5章 組織開発を支える経営学的基盤

1. テイラーの科学的管理法
2. メイヨーの人間関係論
3. 行動科学の登場
4. バーナード以降の近代派

第6章 組織開発の黎明期

1. Tグループの始まり クルト・レヴィンの社会実験
2. Tグループとは何か
3. クルト・レヴィンのさらなる発明
4. クルト・レヴィンと組織開発
  コラム●ジョハリの窓
5. ST(sensitivity training):感受性訓練の発達
6. ロジャーズのエンカウンターグループ
7. イギリスでの動き:グループ・アプローチから社会技術システム・アプローチへ

第3部:プロフェッショナル編(2) 組織開発の発展

第7章 組織開発の誕生

1. アンブレラ・ワードとしての「組織開発」
2. 1960年代の組織開発
3. 組織開発の定義
  コラム●組織開発の定義における効果性と健全性について
4. 組織開発の基本的な進め方
5. 組織開発の青春時代

第8章 組織開発の発展

1. 組織開発をめぐる環境の変化:1970年代
  コラム●経営学の理論的系譜と組織開発の変化
2. 診断型組織開発の確立
3. 組織開発実践者のためのトレーニング
  コラム●ゲシュタルト組織開発について
4. 組織開発の「風呂敷化」が進む:1980年代
5. 組織開発は死んだ!?:1990年代

第9章 日本における組織開発

1. Tグループの日本への導入
  コラム●組織開発の実践者に求められること
2. 日本のODブーム
3. 組織開発から小集団活動などへの移行
4. 大学におけるTグループと組織開発研究
5. バブル崩壊による組織開発の衰退
6. 組織開発ブーム再燃

第10章 組織開発と「似て非なるもの」の暴走

1. ファシリテーターの質
2. 自己啓発セミナーの暴走

第11章 組織開発の復活 組織開発の見直しと対話型組織開発の広がり

1. 組織開発の見直し
2. 強みに着目する組織開発:AI
  コラム●社会構成主義とは何か
3. ホールシステム・アプローチの広がり
4. 対話型組織開発というコンセプトの出現
  コラム●診断型組織開発と対話型組織開発は二分できるのか?

第4部:実践編 組織開発ケーススタディ

Case1:キヤノン

社内コンサルタントが支援するCKI活動

Case2:オージス総研

現場を巻き込んで風土を改善する「アジャイル改善塾」の仕掛け

Case3:豊田通商

働き方改革と「いきワク活動」の取り組みについて

Case4:ベーリンガーインゲルハイム

人事ビジネスパートナーによる組織開発

Case5:ヤフー

組織課題に合わせて進化する組織開発

第5部:対談 「組織開発の未来」

組織開発は「経営に資するべきもの」か「人に資するべきもの」か

・経済的な価値と人間的な価値が二律背反するものであるとする議論自体を超える
・対話によって教条化した組織開発像を超える
・組織開発は、実践者の数だけある
・組織開発実践者の人材開発
・組織開発はマネジャーの武器になる
・労働人口が減少する中、日本の経営がなすべきこと

おわりに

索引

組織開発の系譜





著者

中原淳(なかはら・じゅん)
立教大学経営学部教授。大阪大学博士。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。ダイヤモンド社「研修開発ラボ」監修。著書に『企業内人材育成入門』(ダイヤモンド社)、『研修開発入門』(同)、『人材開発研究大全』(東京大学出版)、『フィードバック入門』(PHP研究所)など。立教大学経営学部においては、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。

中村和彦(なかむら・かずひこ)
南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して、さまざまな現場の支援に携わるとともに、実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む。著書に『入門 組織開発』(光文社)、訳書に『対話型組織開発 その理論的系譜と実践』(英治出版)がある。

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