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スタンフォード大学の共感の授業

人生を変える「思いやる力」の研究

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スタンフォード大学の共感の授業

人生を変える「思いやる力」の研究

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • ジャミール・ザキ 著/上原裕美子 訳
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2021年07月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:420
  • ISBN:9784478112083

内容紹介

「思いやりの心」は、本能ではない。自分で伸ばせる能力だ! スタンフォード大学で心と脳の研究をリードする若き俊英が送る、不寛容な時代を乗り越えるための共感の授業。「最新の科学と、心に響くストーリーの数々が織りなす、見事な一冊。」アンジェラ・ダックワース、アダム・グラント、キャロル・ドウェック、絶賛!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

日本の読者へ 「ともに」試練に立ち向かうために

プロローグ 共感とやさしさをめぐる探求の旅へ

なぜヒトは「やさしさ」なんてものを進化させたのか
僕たちは「共感を破壊するシステム」の中で暮らしている
共感力は遺伝子で決まる? ── 「ロッデンベリー仮説」の検証
誰でも、今からでも磨くことができる

第1章 共感は「本能」か ── マインドセット研究でわかった心と脳の真実

地質学の門外漢が見つけた「大地のプレート」
「こころ固定説」 ── 心と脳は変化しない、は本当か?
冷戦がもたらした知能と性格に関する「皮肉な発見」
「こころ移動説」 ── 生まれと育ち、共感力はどちらで決まるか
クビを宣告するとき、管理職の心の中で何が起こっているのか
トラウマ・サバイバーが示す深い共感力の謎 ── 外傷後成長
スタンフォード大学の採用試験で、マインドセット研究と出会う
「共感力は伸ばせる」と信じることから始めよう

第2章 僕らは共感を「選択」している ── いったい何が「思いやり」を疎外しているのか

2枚の写真、2通りの共感力
心の中の「綱引き合戦」
「人間は感情に支配されている」は本当か?
「こころのチューニング理論」 ── 人は共感するかどうかを選んでいる?
「善きサマリア人」も時間とお金しだい?
競争ではモチベーションも生産性も上がらない
「ナッジ」で共感力を引き出せるか?
フーリガンを仲直りさせる方法はあるか? ── 「同族主義」を克服せよ
心の「遅筋繊維」を鍛えるために
瞑想トレーニングでコンパッションを「行ずる」
共感力を伸ばす“効率的な方法”とは

第3章 敵に「接触」する ── 心が作り出す「差別」を乗り越えるシンプルな方法

白人至上主義者がヘイトで得たもの、失ったもの
いともたやすく切り分けられる「身内」と「よそ者」
「僕がユダヤ人だって知らなかったんですか?」
「接触仮説」を正しく活かし、共感の力を取り戻す
敵側に「知り合い」がひとりいるだけで
紛争を心理学で解決できるか ── ある研究者の奮闘
マイノリティを意識した“公平な施策”がむしろ憎しみをつのらせる理由
グーグルが集めた50人の「元・差別主義者」が見出した希望
3人の共感研究者、元ヘイトクライマーから教えを請う
共感と表裏にあるセルフ・コンパッション
誰もが、過去の経験を乗り越えられる

第4章 「物語」を摂取する ── 脳に備わる共感回路を鍛える昔ながらのやり方

人類最高の娯楽は、脳のヒマつぶしから生まれた?
共感のプロスポーツ、その名は演劇
役者志望の心理学者、画期的な「認知的共感」研究を思いつく
文学という「薬」をいくらか摂取するだけで
ルワンダ虐殺の心の傷を癒やしたラジオドラマ
ふたりのボブが思いついた元囚人のための読書会
心の中のヘミングウェイ ── 読書が再犯率を下げる?
物語が育む共感の力を、決して侮るなかれ

第5章 「共感疲れ」を回避する ── バーンアウトを防ぐ心のチューニング法

人生最高の日にして、最悪の日
「共感疲れ」に倒れる医療従事者、介護者、そして親
娘の入院先で始めた、心かき乱される研究
「そのひと言」を告げる瞬間、看護師はどう動いたか
過度な共感の代償 ── 二次受傷、バーンアウト、PTSD
医師を冷淡にしてしまう残念すぎる悪循環
セルフケアだけで共感疲れから立ち直れるのか
傷と沈黙 ── 医療ミスをめぐる危険な組み合わせ
「フラッシュバルブ記憶」になる前に応急処置を
自分の心の地図をもつ ── 「感情の粒度」
カギは、「共感的苦痛」と「共感的配慮」を区別すること
瞑想で共感を「チューニング」する
「献身」を美化する社会が、共感の力をそいでいる
苦しみを否定するのではなく、人生を肯定する姿勢こそが

第6章 共感は「流行」する ── 「空気」を逆手に取って社会に信頼を取り戻す

なぜ社会は極論に支配されるのか?
共感もまた、「空気」に流される
警察は失った信頼を取り戻せるか
何が警官を心理的な「火薬庫」に追い込んでいるのか?
ある訓練校のまったく新しいプログラムの3つの利点
共感トレーニングは警官を本当に変えたか?
共感バイアス ── 警官が市民よりも警察文化を守ろうとする理由
まともに学校に通いたい黒人の子どもを悪循環に押し込めたのは「誰」?
まるで人体に侵入したウイルスを殺すように ── ゼロ・トレランス方式の問題点
かつて差別で苦しんだスタンフォード大教授が目指すもの
ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)の効果
「空気に流されやすい」を逆手に取って共感を作る
成長型マインドセットをもてるかどうかは、環境にかかっている

第7章 テクノロジーで「善意」の循環を ── SNSが真の「共感プラットフォーム」となるために必要なもの

ドローン兵器が、それを操縦する兵士から奪ったもの
アシモフが描いた未来に住む僕らは、はたして幸せか
右向けのニュース、左向けのニュース ── ヘイトが加速するカラクリ
匿名性という名の仮面が「ふつうの人」を残酷に変える?
フェイスブック×フェイクニュース ── 共感を暴走させる破壊的レシピ
路上生活者を見て見ぬふりをしてしまう理由
VRが作り出す「そこにいる」感のちから
「究極の共感マシン」で、ダボスの論客に難民キャンプを体験させる
「VRで共感力を高められる」は本当か?
大コケした「グーグル・グラス」が自閉症児と出会って生まれ変わるまで
「自閉症めがね」で感情のマネジメント方法を学ぶ
助け合いを促すチャットボット「ココ」
うつ病を抱えた研究者が見つけた「クラウドソーシング」の意外な活用法
SNSに「善意」の循環を取り戻せるか?
人と人をつなぐか、引き裂くか。問われているのはテクノロジーの使い方

エピローグ 未来に心を寄せ、「共感」を選び取ろう

謝辞

参考資料A 共感とは何か? ── 3つの共感、その区別と扱い方

参考資料B エビデンスの評価一覧 ── 共感研究のフロンティアへ

訳者あとがき

図版のクレジット

注記

著者への質問と回答





著者

ジャミール・ザキ(Jamil Zaki)
スタンフォード大学心理学准教授。スタンフォード・社会神経科学ラボの所長。ボストン大学で学士を、コロンビア大学でPh.D.を取得し、ハーバード大学でのポスドクを経て現職。共感の研究を専門として、『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』『ニューヨーカー』『アトランティック』などで論考を発表している。


訳者

上原裕美子(うえはら・ゆみこ)
翻訳者。訳書に、『なぜ、脱成長なのか』(共訳、NHK出版)、『パンデミック後の世界 10の教訓』(日本経済新聞出版)、『みんなにお金を配ったら』(みすず書房)、『僕らはそれに抵抗できない』『世界の一流企業は「ゲーム理論」で決めている』(ともにダイヤモンド社)などがある。

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