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バフェットのマネーマインド

投資の神様はいかにして誕生したか

  • 紙版
  • 電子版

バフェットのマネーマインド

投資の神様はいかにして誕生したか

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • ロバート・G・ハグストローム 著/小野 一郎 訳
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2022年01月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:368
  • ISBN:9784478113707

内容紹介

2017年5月6日、ウォーレン・バフェットが初めて「マネーマインド」という言葉を使った。これは後継者の条件として語られた言葉だ。マネーマインドとはいったい何なのか。バフェット研究の第一人者が、バフェットの生涯を辿りながら、バリュー投資で巨万の富を築いた投資思考と人生哲学を徹底的に解明する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

投資で成功するために必要なもの
バフェットの原点から探る
マネーマインドがある人とは?

第1章 若き日のウォーレン・バフェット

11歳で出合った運命の本
読書で経験が積める
マネーマインドに必要な行動力
バリュー投資との出合い
投資の始まり
バリュー投資でマーケットに圧勝
投資パートナーシップから複利で成長するコングロマリットへ
長期にわたって成長する「複利」の魅力

第2章 投資哲学を構築する

「投資哲学」とは何か?
父ハワード・ホーマン・バフェットの影響
自由主義、「個」を尊重する父の思想
バフェットの自立心の奥にあるもの
父と子の強い絆
恩師ベンジャミン・グレアムの影響
ストア哲学でマーケットの変動を乗り越える
相棒チャールズ・トーマス・マンガーの影響
マンガーの特徴①「現実世界の知恵」
マンガーの特徴②「失敗の研究」
マンガーの特徴③「合理性の追求」
経験主義と合理主義
プラグマティズム(実用主義)の重要性
章のおわりに

第3章 バリュー投資の進化

バリュー投資の前史 ── グレアムとドッドの出会い
ステージ1 古典的なバリュー投資
「安く買う」からの脱却
シーズキャンディーズ買収でバフェットが気づいたこと
もはや「バリュー対グロース」ではない
金融数学者よりも先駆的なバフェットの経験則
倍率法ではビジネスの価値は見抜けない
資本コストを上回る収益があれば価値を創造する
ステージ2 株式ではなくビジネスを評価する
次のキーパーソン、フィリップ・フィッシャー
売上高と利益の成長率が大事
企業の定性的な情報をいかにつかむか
2人の伝説的な投資家の投資哲学を統合
「企業の現在価値」と「安全マージン」
「ありふれた風景の中に潜む」ものを探し出す
コカ・コーラを観察して企業価値を見抜く
「写真」から「映画」へと進化したバリュー投資
ステージ3 ネットワーク経済の価値
企業の成長理論の歴史
情報通信時代の投資の黄金期はこれからも続く
デジタルネットワークがもたらす収穫逓増のビジネス
15年連続でS&P500に勝つビル・ミラー
ニューテクノロジー企業とフランチャイズ・ファクター
株式の価値は過去ではなく未来に依存する
1ドルの再投資で何倍もの市場価値を生むビジネス
成長するテクノロジーセクターでのバリュー投資
アマゾンのライバルはどこか?
哲学を学んだからこそ、投資手法を進化させられる
20世紀の常識では新しいビジネスはわからない
バフェットがアップルを買う理由
バフェットを研究することで得られるご褒美
バリュー投資は消滅したのか
バリュー投資の復活
すべての賢い投資はバリュー投資

第4章 ビジネス視点の投資

株式市場は必要ない
投資ゾーン
ビジネスの信条
ファイナンスの信条
1株当たり利益よりも大切なもの
売上高成長率と経済的付加価値の伸び
マーケットの信条
正確に間違うよりも、およそ正しいほうがいい
マネジメントの信条
経営者に求められる3つの選択
自社株買いも重要な投資の1つ
マネーマインドに大切な資本配分スキル
内部留保は「ルックスルー利益」で測定する
マンガーのポートフォリオ管理の考え方
集中投資と内部留保の複利化
市場の非効率性を狙う長期投資
短期取引と長期取引を比較すると
ビジネス視点の投資はぐらつかない

第5章 アクティブ投資がうまくいかないわけではない

まねをされないバークシャーの投資法
モダン・ポートフォリオ・セオリーの問題点
モダン・ポートフォリオ・セオリーの父マーコウィッツ
モダン・ポートフォリオ・セオリーに欠けているもの
シャープによって実用化されたCAPM
MPTではよい企業を安く買うことはできない
短期的な価格を気にすると、どうなるか
ビジネスの視点に欠ける分散投資
バフェットのポートフォリオ戦略
ベンチマークを上回る高アクティブシェア投資
アクティブ・マネジメントに必要な3つの柱
ファンドマネジャーの「まぐれ」に期待してはいけない
株式市場を通信システムで考える
「価値」に基づかないでトレードというチェスが行われている
市場は効率的なのか?
バフェットは効率的市場仮説をどう考えたか
なぜモダン・ポートフォリオ・セオリーが定着したのか
投資に関するパラダイムシフト
2つの投資パラダイムのルールの違い
投資と投機の違いを忘れてはいけない

第6章 マネーマインド ── スポーツマン、教師、芸術家として

投資はゲーム
スポーツと投資の共通点はどこか
「直接的知識」と「間接的知識」が融合したバークシャーの投資
教師としてのバフェット
マネーマインドに必要な「美徳」
芸術鑑賞のように株式を鑑賞する
バフェットがいなくてもバークシャーの価値は損なわれない

おわりに

誤解していたバフェットの言葉
バフェットのマネーマインドの足取り
マネーマインドを行動に変えよう
マネーマインドが人生を豊かにする

謝辞





著者

ロバート・G・ハグストローム(Robert G. Hagstrom)
エクイティ・コンパス・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者であり、グローバル・リーダーズ・ポートフォリオのシニア・ポートフォリオ・マネジャーを務める。世界最高の投資家とされるウォーレン・バフェットを30年以上にわたって研究し、自身が運用するファンドで「バフェットの法則」に基づく投資を実践して好成績を収めている。全世界で100万部以上売れ、18カ国で翻訳されているニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー『株で富を築くバフェットの法則』や『バフェットのポートフォリオ』(共にダイヤモンド社)などの著書がある。


訳者

小野一郎(おの・いちろう)
1955年生まれ。東京大学卒業。日本興業銀行等を経て現在、外資系企業勤務。訳書に『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』『マーケットの魔術師 エッセンシャル版』『株で富を築くバフェットの法則』『ビル・ミラーの株式投資戦略』『バフェット投資の王道』(いずれもダイヤモンド社)などがある。

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