AIを使って考えるための全技術
「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法

AIを使って考えるための全技術
「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法
書籍情報
- 石井 力重 著/加藤 昌治 監修
- 定価:2970円(本体2700円+税10%)
- 発行年月:2025年06月 [予約受付中]
- 判型/造本:A5並
- 頁数:682
- ISBN:9784478119488
内容紹介
もはや「頭の良さ」に、意味はない。15万部ベストセラー『考具』の著者も絶賛! 思考と発想法のプロが編み出した「56の考える技法」をAIで完全再現。あらゆる問題解決やアイデア発想が加速する、新時代の思考スキル!
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目次
はじめに ──「AIを使って考える時代」がやってきた
序章 「AIを使って考える」とは? │ チュートリアル
1部 すぐにアイデアがほしいとき
第1章 「AI特有の力」で考える
技法1 多様な特徴
多様な視点でアイデアを生み出す
技法2 10倍の目標
極端なアイデアを生み出す
技法3 隙のあるアイデア
発想の起点になるアイデアを生み出す
技法4 アートの示唆
創造性の高い意外なアイデアを生み出す
技法5 各種専門家の案
専門的な知見を取り入れたアイデアを生み出す
技法6 環境配慮の案
環境に配慮したアイデアを生み出す
第2章 「自由な発想」で考える
技法7 関連する要素
発想するための「面白い切り口」を得る
技法8 広い観点
これまでとは異なる視点でアイデアを生み出す
技法9 ランダムな単語
意外性のあるアイデアを生み出す
技法10 異質の取り入れ
イノベーティブなアイデアを生み出す
技法11 写真の中のヒント
既成概念を無視したアイデアを生み出す
技法12 制約なき発想
先入観をとっぱらったアイデアを生み出す
第3章 「ロジカルな発想」で考える
技法13 工夫のパターン
妥当な案と挑戦的な案を一度に得る
技法14 理想の状態
マイナス面の少ない理想的なアイデアを得る
技法15 未来の変化因子
10年後を見越したアイデアを得る
技法16 先見倍歴
15年後も通用するアイデアを得る
技法17 9つの型
異なる切り口から複数のアイデアを得る
2部 アイデアを磨きたいとき
第4章 考えを「発展」させる
技法18 新しい地平の探索
見落としていた「切り口」を見つける
技法19 着想の良いところ
アイデアの「磨けば光る」部分を見つける
技法20 アイデアの改善
質の良いアイデアを選抜して改善する
技法21 チームの創造力
複数のアイデアを性質ごとに分類する
技法22 案の組み合わせ
複数のアイデアを組み合わせる
技法23 異なる領域
優れたビジネスモデルを参考にしてアイデアを磨く
第5章 考えを「具体的」にする
技法24 アイデアスケッチ
1行程度のアイデアを肉付けする
技法25 6W3H
アイデアの具体的要素を言語化する
技法26 新規事業構想の型
アイデアを新規事業案の形に落とし込む
第6章 考えを「検証」する
技法27 妥当性の検証
アイデアの妥当性を検証する
技法28 強みの検証
自分にふさわしいアイデアかどうかを検証する
技法29 影響力の人
実現したアイデアへの反応を検証する
技法30 リスクの検証
アイデアのリスクを検証する
技法31 ダメ出しの模擬
アイデアの弱点を検証する
技法32 知らず盗用の回避
アイデアが模倣になっていないか検証する
3部 アイデアを実現したいとき
第7章 アイデアの「伝え方」を考える
技法33 未来の報道発表
アイデアをプレスリリースの形にまとめる
技法34 売上の計画
ビジネスアイデアの収支予測を出す
技法35 初期の顧客獲得
ビジネスアイデアの初期顧客を得る方法を考える
技法36 魅力的な見せ方
アイデアを動画で伝える方法を考える
第8章 アイデアの「実行策」を考える
技法37 実証実験の手順
アイデアをテストする方法を考える
技法38 アクション・プラン
アイデアを実行するためのプランを考える
4部 考えるヒントがほしいとき
第9章 「課題」を分析してヒントを得る
技法39 促進の要因
課題解決に必要な要素を専門家に教えてもらう
技法40 阻害の要因
課題解決を妨げている要因を把握する
技法41 社会課題の洞察
社会課題の概要と原因を深掘りする
技法42 国内外の先例
すでに課題を解決した先行事例を探す
技法43 他領域事例の探索
前例のない課題を解決するヒントを探す
第10章 「悩み」を分析してヒントを得る
技法44 悩みの分割
複雑な悩みを考えやすくする
技法45 悩みの根っこ
表層的な悩みを考えやすくする
技法46 悩みの抽象化
難易度の高い悩みを考えやすくする
第11章 「人」を分析してヒントを得る
技法47 主な困りごと
人の「本当の悩み」をとらえる
技法48 既存品のストレス
既存品のユーザーが感じているストレスを探る
技法49 不満の要素
ユーザーの満足度を下げている要因を探る
技法50 満足の向上
ユーザーの満足度を高める方法を探る
技法51 重要な要素
ユーザーの判断を左右する重要な点を把握する
技法52 お題のターゲット
課題が解決することで「喜ぶ人」を把握する
技法53 着想のターゲット
アイデアが実現した際の「ユーザー」を把握する
第12章 「未来」を予測してヒントを得る
技法54 最近の傾向
課題解決の参考になるトレンドをつかむ
技法55 トレンドから予測
現実的な未来を論理的に推測する
技法56 百年の予測
100年後の未来を大胆に予測する
最終章 「技法」を使いこなす │ ケーススタディ
課題1 商品開発
大ヒットする商品を生み出したいなら
課題2 事業開発
新たな柱となる新規事業を生み出したいなら
課題3 販売促進
現状を打破する販促手法を見つけたいなら
巻末付録1 どの技法を使うべきか迷ったら
巻末付録2 本書で紹介したtips一覧
おわりに
監修者の言葉
著者
石井力重(いしい・りきえ)
アイデアプラント代表。早稲田大学・名城大学・東北工業大学 非常勤講師(デザイン論、創造的思考法、アイデア基礎)。日本創造学会 理事およびデジタル推進委員会 委員長。東北大学大学院修了後(理学修士)、ハイテク専門商社に5年勤務。同大2つの大学院(工学、経済学)博士後期課程にて創造工学を研究後に退学。新エネルギー・産業技術総合開発機構のNEDOフェローとして大学発ベンチャーに3年駐在。2009年にアイデアプラント設立。創造工学の研究、ブレインストーミング・ツールの開発、アイデアソンのデザインとファシリテーション、創造研修などをしている。研修を実施した企業、教育機関はこれまでに600以上で、のべ2万人以上が参加。実施企業は、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなど。開発したアイデア創出ツール「ブレスター」が「みやぎものづくり大賞」受賞。発想を引き出す専用メモ紙「nekonote」が日本創造学会 学会賞受賞。著書に『すごいブレスト』(フォレスト出版)などがある。
監修者
加藤昌治(かとう・まさはる)
1994年広告会社入社。情報環境の改善を通じてクライアントのブランド価値を高めることをミッションとし、マーケティングとマネジメントの両面から課題解決を実現する情報戦略・企画の立案、実施を担当。著書に『考具』『チームで考える「アイデア会議」 考具 応用編』『アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編』(すべてCEメディアハウス)、『仕事人生あんちょこ辞典』(角田陽一郎氏との共著、KKベストセラーズ)など、ナビゲーターを務めた書籍に『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社)がある。