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稲盛和夫経営講演選集 第6巻 企業経営の要諦

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稲盛和夫経営講演選集 第6巻 企業経営の要諦

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 稲盛和夫 著/京セラ株式会社 編
  • 定価:4378円(本体3980円+税10%)
  • 発行年月:2016年04月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:528
  • ISBN:978-4-478-06817-5

内容紹介

「稲盛和夫経営講演選集」第6巻のテーマは、シリーズの集大成となる「企業経営の要諦」。京セラ、KDDI、日本航空という巨大企業の立ち上げから成長発展、そして再建を成し遂げてきた稲盛氏の経営の真髄をまとめる。稲盛氏がまさに日本航空の再建にあたった2010年代珠玉の講演選集。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

稲盛和夫経営講演選集 第6巻 企業経営の要諦 ── 発刊にあたって

京セラフィロソフィの3つの要素について

盛和塾ハワイ開塾記念講話 ── 2010年1月20日

悩み、考え続けた末に見つけた経営の考え方と方法
基準となる考え方に全社員がベクトルを合わせる
企業経営の規範となるルール、約束事を確立する
会社の目的、目標を明確に示す
どの山にのぼるのか
企業に「人格」(社格)を与える
信頼と尊敬を勝ち取らねば、人を治めることはできない
言葉が通じなくても、信頼され尊敬されるためには
哲学の実践は「日々の反省」から
人間社会に求められるリーダーの資質
人格はときとともに変化する。ゆえに人格を高め、維持するよう努め続ける

フィロソフィこそ経営の源泉

盛和塾福島開塾式講話 ── 2011年6月2日

未曾有の困難と懸命に闘う皆さんへ
経営の要諦は「フィロソフィ」に尽きる
「フィロソフィ」は逆境の中で悩み抜いて、ようやく見つけたもの
人並み程度の能力で、人並み以上のことを成し遂げるには
際限のない努力が成功をもたらす
考え方がマイナスなら、結果もマイナスに
講演聴講者から贈られた即興詩
日本航空の意識改革は、フィロソフィがもたらした
フィロソフィが社員の心に火をつけ、お客様の感動の声を呼び起こした
社員の意識と会社業績は連動する

アメーバ経営が持続的な企業成長をもたらす

2011 稲盛和夫経営哲学広州報告会講演 ── 2011年9月25日

経営の実践の中から生み出されたアメーバ経営
アメーバ経営の3つの目的
1.マーケットに直結した部門別採算制度の確立
原理原則に基づいた部門別採算制度
2.経営者意識をもつ人材の育成 ── 共同経営者としての仲間を増やす
3.経営哲学をベースとした全員参加経営の実現 ── 経営理念と情報の共有化で従業員の経営者意識を高める
アメーバ経営運用にあたっての留意点 ── アメーバ組織づくりの3つのポイント
アメーバ間の値決めをどうするか
会社全体のモラルと利益を損なわせる「利益の対立」
アメーバ経営のリーダーにはフィロソフィが必要
「人にやさしい経営」を可能にする経営システム
全世界の隅々まで浸透したアメーバ経営

京セラ会計学

──  今こそ求められる経営のための会計学  ──
2011 稲盛和夫経営哲学大連報告会講演 ── 2011年10月23日

経理の専門家ではない私が確立した、会計の原理原則
経営の原点と会計 ── 物事の本質に立ち返って考える
経理部長とのやりとりを通して生まれた会計学
1.キャッシュベース経営の原則
2.1対1対応の原則
3.筋肉質経営の原則
4.完璧主義の原則
5.ダブルチェックの原則
6.採算向上の原則
7.ガラス張り経営の原則
より堅固な経営管理体制で、さらなる発展を

リーダーの資質

稲盛和夫経営哲学重慶報告会講演 ── 2012年6月3日

企業活動の先頭に立つ者はいかにあるべきか
幌馬車隊の隊長が示す、リーダーの5つの要件
1.使命感をもつ
集団の幸福を実現するという大義名分
2.目標を明確に描き、実現する
心を込めて語り、エネルギーを転移する
リーダーは強い意志で目標を達成する
3.新しいことに挑戦する
能力を未来進行形でとらえる
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
4.信頼と尊敬を集める
リーダーは何よりも「公正」でなければならない
リーダーには困難にもひるまぬ「真の勇気」も必要
さらに、リーダーは「謙虚」でなければならない
加えて、リーダーは「常にポジティブ」であるべき
5.思いやりの心をもつ
真のリーダーシップとはどのようなものか

人と企業を成長発展に導くもの

──  日本航空再建の真の要因と日本経済の再生について  ──
第20回盛和塾世界大会講話 ── 2012年7月19日

人と企業を成長発展に導くものとは
日本航空再建の真の要因
盛和塾生による「利他の心」の実践
なぜ日本航空再建は順調に進んだのか
フィロソフィに基づく意識改革
アメーバ経営による組織改革
「隠れ念仏」によって育まれた感謝の思い
奇跡的な回復をもたらしてくれたサムシング・グレートの存在
「人間として何が正しいのか」で判断したアメリカン航空との提携継続
ことほどさように、経営とは波瀾万丈
経営者にはすさまじい闘争心が必要不可欠
「京セラ社員よ、闘争心を持て」
低迷する日本経済に足りないもの
燃える闘魂をもち、美しい心を羅針盤とする

企業統治の要諦

──  従業員をモチベートする  ──
盛和塾ロサンゼルス塾長例会講話 ── 2012年10月2日

経営の原点に立ち返る
従業員をパートナーにする
従業員が社長に惚れ込むようになるには
ひたすら仕事の意義を説く
すばらしいビジョンを掲げる
会社の目的とは何か。ミッションを確立する
高邁な大義こそが事業の成功を導く
全部門で大義名分を掲げる
フィロソフィを社員と学び、共有する
フィロソフィを自分のものとするよう心を高める
企業統治の要諦は従業員をモチベートすること
意識改革によって生まれ変わった日本航空
日本航空再建の真の要因について

経営12ヵ条(第1条〜第4条)

盛和塾西日本忘年塾長例会講話 ── 2012年12月11日

「経営12ヵ条」の力を信じて実践する

1.事業の目的、意義を明確にする
  ── 公明正大で大義名分のある高い目的を立てる ──
2.具体的な目標を立てる
  ── 立てた目標は常に社員と共有する ──
3.強烈な願望を心に抱く
  ── 潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望をもつこと ──
4.誰にも負けない努力をする
  ── 地味な仕事を一歩一歩堅実に、たゆまぬ努力を続ける ──

経営12ヵ条(第5条〜第12条)

第21回盛和塾世界大会講話 ── 2013年7月18日

5.売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
  ── 入るを量って、出ずるを制する。利益を追うのではない。利益は後からついてくる ──
6.値決めは経営
  ── 値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分ももうかるポイントは一点である ──
7.経営は強い意志で決まる
  ── 経営には岩をもうがつ強い意志が必要 ──
8.燃える闘魂
  ── 経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要 ──
9.勇気をもってことにあたる
  ── 卑怯な振る舞いがあってはならない ──
10.常に創造的な仕事をする
  ── 今日よりは明日、明日よりは明後日と、常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる ──
11.思いやりの心で誠実に
  ── 商いには相手がある。相手を含めて、ハッピーであること。みんなが喜ぶこと ──
12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で






著者

稲盛和夫(いなもり・かずお)
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年に日本航空会長に就任し、代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ。
主な著書に『生き方』(サンマーク出版)、『アメーバ経営』(日本経済新聞出版社)、『ゼロからの挑戦』(PHP研究所)、『成功の要諦』(致知出版社)、『人生の王道』(日経BP社)、『ど真剣に生きる』(NHK出版)、『君の思いは必ず実現する』(財界研究所)、『働き方』(三笠書房)、『燃える闘魂』(毎日新聞社)などがある。

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