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ともに戦える「仲間」のつくり方

  • 紙版
  • 電子版

ともに戦える「仲間」のつくり方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 南壮一郎 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2013年03月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:278
  • ISBN:978-4-478-01772-2

内容紹介

誰もが不可能だと言った「求職者課金型」転職支援サイト「ビズリーチ」を、なぜ日本で初めて立ち上げることができたのか? 自分の限界を認め、仲間の力を信じることで会社崩壊の危機を乗り越えた起業ストーリーをベースに、「仲間」を探し、巻き込み、その気にさせるチームづくりとリーダーシップの真髄を語る。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ それが仲間といえるのか?

拒絶される日々、突きつけられた問い

第1章 「まずは巻き込まれる」ことで見えた新たな夢

──「すべてを一人で」「一番最初に」という思い込みを外そう

 「このままでいいのか?」──大先輩につきつけられた人生の選択
 「夢の舞台」からの退場──憧れに追いつくための決断
 「産業革命」の時代、何をやれば面白い?
 「10年遅い」のか「まだ10年」なのか?
 アイデアの「種」は、仲間の中に
 27人のヘッドハンター全員が、違う仕事を紹介?
 思い通りにならない「転職活動」──その瞬間、解決すべき問題が見つかった
 ニューヨークの同業「ラダーズ」社長を電撃訪問!
 「婚活サイト」がベンチマーク──手に入れた意外な「航海図」
 業界の全面拒否反応の中よみがえってきた「三木谷さんの教え」

Lesson1
 「まずは巻き込まれる」のススメ──なぜ、仲間が必要なのか?
 ▼新しい一歩につきまとう2つの「思い込み」
 ▼最初の一歩は、「相乗り」でいい
 仲間づくりのステップ(1)まずは巻き込まれてみる

第2章 1000の否定の先にいた「最初の仲間」

──なぜ「会う人すべてに」やりたいことを語る必要があるのか?

 最低な朝活で出会った最高の男
 数百人で初めて言ってくれた「面白い」という言葉
 南壮一郎という起業家と、超えなければならない壁
 西麻布の雪の日に──出会ってわずか数日で決断した「相棒」
 2人目の仲間──「継続力」の佐藤和男
 始まった「草ベンチャー」──エンジニアを説得できるか
 「問い合わせフォーム」で片っ端から「ナンパ」する
 見つからないエンジニア、進まない開発
 たび重なる衝突──なぜ歯車は狂ってしまったのか?

Lesson2
 仲間を探す──なぜ「会う人すべてに」夢を伝える必要があるのか?
 ▼夢を語ることは、仲間を引き寄せる
 ▼価値観の違いは、新たな可能性でもある
 ▼隠れたもう一つの思い込み「白黒思考」
 仲間づくりのステップ(2)会う人すべてに夢を語って、仲間を探す

第3章 一瞬の出会いにすべてを賭ける

──仲間に誘うことは、相手のニーズを「聞き出す」ことから

 終わらない開発と、無数のバグと
 食いつなぐためのアルバイトが呼び込んだ一枚の経歴書
 面接官が自分の話をまくし立てる
 マッチ・ドットコムの元COOを巻き込め!
 問いかけられた2つの質問
 ビズリーチに、仲間になる価値はあるか?
 1日は、本当に24時間なのか?
 いよいよプレゼン当日。はたして──
 3人目の仲間──「冷静なプロデューサー」永田信
 巻き込んだ仲間と、果たすべき約束

Lesson3
 仲間に誘う──なぜ最初のチャンスでニーズを聞き出すべきなのか?
 ▼出会いは一瞬。だからこそ、恐れずに全員に伝え続ける
 ▼偶然は、行動の積み重ねの結果
 ▼後悔しない誘い方──恐れを乗り越えるために
 ▼聞くこと、応えること── 一度きりのチャンスで、相手の課題を聞き出す
 仲間づくりのステップ(3)ニーズを聞き出し、仲間に誘う

第4章 ひとりよがりではなく、仲間と決める

──仲間の言葉を「信じる」ことが、自分のリミッターを外してくれる

 突如現れた広報のプロフェッショナル
 記者発表なんて必要ない──南の限界
 田澤玲子の信条「攻める広報」
 田澤と南──ビズリーチを想うがゆえにすれ違う二人
 平行線を辿る議論──「1億円の宣伝効果」をめぐって
 カギを握るのは誰だ?
 仲間を信じ、決断するということ
 4人目の仲間──「超ポジティブな広報のプロ」田澤玲子

Lesson4
 仲間の言葉を信じる──なぜ、仲間の存在が自分の成長につながるのか?
 ▼まずは、仲間の言葉を信じること
 ▼仲間の言葉が、リミッターを外してくれる
 ▼次につなげる魔法の言葉「一緒に○○しましょう」
 仲間づくりのステップ(4)仲間の言葉を信じて、限界を超える

第5章 崩壊寸前のベンチャーを救える最強の仲間

──「できないこと」を認めたとき、仲間からの「信頼」が生まれる

 「30点」のシステムと、リーマン・ショック
 「このまま沈むのか、世に出したいのか?」──どん底で投げかけられた仲間からの問い
 「自分は起業に向いていなかったんだ……」
 一番優秀なエンジニアを──残された最後の手段
 似ているようで、どこか違う男
 初めて弱い自分をさらけ出した銀座の夜
 初めて気づいた、「任せる」ということの本当の意味
 任されることへの責任と覚悟はあるか?
 深夜のメール、そして5人目の仲間「最強のエンジニア」竹内真

Lesson5
 仲間の心を動かす──なぜ、すべてをさらけ出す必要があるのか?
 ▼「なんでも一人で」の自前主義こそが最大の障壁
 ▼「できないこと」を認めることで生まれた「覚悟」
 ▼「僕」から「みんな」へ──主語が変わり、世界が変わる
 仲間づくりのステップ(5)仲間の心を動かして、信頼関係を築く

第6章 最高の仲間は、実は近くにいる

──ともに成長するための「場」を作る

 いよいよ成った大結集──本当に欠かせないメンバーは誰か?
 竹内の宣告──「全部捨てて、ゼロから作り直しましょう」
 「絶対に無理!」──園田の意地
 「やると言ったらやります」──竹内の覚悟
 竹内か、園田か。ついに下した決断──答えは、仲間の中に
 永田、動く──役割分担を明確に
 6人目の仲間「慎重なエンジニア」園田剛史
 園田との衝突、そして──仲間を誘うことと、仲間への責任

Lesson6
 仲間と一緒に成長する──なぜ、仲間とフォローし合うべきなのか?
 ▼全員が創業メンバー──主体性とリーダーシップ
 ▼一人で跳べる人間なんていない
 ▼「草ベンチャー」が機能したワケ
 ▼仲間との約束は、双方向で
 仲間づくりのステップ(6)仲間と一緒に成長する

第7章 仲間がチームになった真夜中の「ビズリーチ・タイム」

──チームの力を引き出すカギは、「任せること」「任せられること」

 動き始めたプロジェクトと、南に生まれた変化
 佐藤が発揮した「本領」──信頼こそ仲間の力を引き出すカギ
 深夜零時から明け方5時までの「ビズリーチ・タイム」
 永田がもたらした画期的なマーケティングのアイデア
 皆と手を動かしてこそ──役割分担と、それを全うすること
 とにかく速い!──竹内の真骨頂
 「縁の下」の園田の貢献──スピードを支えた丁寧な仕事
 自分にできることは何か──ヘッドハンター150人との真剣勝負
 季節外れの「お年玉」
 本当の「創業」の瞬間──ついにベータ版をリリース!
 田澤に訪れた閃き──仲間のがんばりが、アイデアを生む
 ヒントは、リーマン・ショックの発信源に
 ヒルズで「ピンクスリップ・パーティー」を!──見つかった最後のピース

Lesson7
 仲間に背中を預けて、最強のチームへ──なぜ、「任せ合えるチーム」が成長するのか?
 ▼できないことを認め、100パーセント任せてみる
 ▼任せることは、「あきらめる」ことではない
 ▼自らの「60度」に全力を──最強のチームづくりの条件
 ▼「何をやるか」より「誰とやるか」
 仲間づくりのステップ(7)仲間と任せ合って、最強のチームへ

第8章 仲間とともに、次の夢へ

──約束を果たし、みんなで喜びを分かち合う

 決戦前夜──やれることはすべてやった
 いざ、記者発表会へ──仲間がいるから、一歩を踏み出せる
 ビズリーチに込めた想いが人をつないだ瞬間
 不意にこみ上げるもの、それは
 最高のとき──仲間と喜びを分かち合うこと
 歴史に残る1ページとは
 どんな成長を目指すのか?
 永田の不安をふりきったものは……?
 竹内にかかってきた一本の電話
 ジャフコのアツい「男」──我々は、人に投資します
 交わした約束を果たすために──VCから出資を引き出す
 決まった2億円の出資と、新たな夢「アジア進出」
 そして、仲間とともに次の冒険へ

エピローグ 最高の仲間と、歴史を創ろう!

謝辞──出会った人すべてに感謝を





著者

南 壮一郎(みなみ・そういちろう)
1976年生まれ。株式会社ビズリーチ代表取締役 兼 株式会社ルクサ代表取締役。

1999年、タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社。だが幼少期よりの夢であるスポーツビジネスへの憧れを抑えきれず、2003年に独立、ツテもコネも何もない、ゼロからの挑戦を始める。数多くの出会いと学びを得るも、ITバブル崩壊後の不況の中、まったく仕事に結びつかず、どん底を味わう。2004年、楽天株式会社代表の三木谷浩史氏に直談判し、「楽天イーグルスの創業メンバー」の座を獲得。チーム運営や各事業の立ち上げをサポートした後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から球団事業においては不可能とされていた黒字化成功に貢献する。

2007年、さらなる夢「メジャーリーグの球団オーナーになる」ため楽天を退社し、経営の経験を積むべく、株式会社ビズリーチを設立。当初は「最後は自分でやればいい」という考えに縛られ、廃業寸前まで追い込まれるものの、仲間を信頼し、任せられたことを機に立て直しに成功し、2009年4月に、年収1000万円以上の転職市場に特化した日本初の求職者課金型の転職サイト「ビズリーチ」を開設。2013年現在、会員数17万人、企業1000社、ヘッドハンター900人が登録するサイトに成長している。

2012年には、「日本人に世界で働く選択肢を」との想いで、シンガポールはじめアジア各国に自ら飛び込み、同年10月、アジア版ビズリーチ「RegionUP(リージョン・アップ)」を開設。

その他、2010年8月には、高級商材に特化したタイムセールサイト「LUXA(ルクサ)」を立ち上げ、分社化した株式会社ルクサの代表取締役を兼任。

著書に、『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ダイヤモンド社)がある。

感想をぜひお送り頂ければ幸いです。

Email:burenai@bizreach.co.jp
Twitter:swimmym
Facebook:sminami

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「何をやるか」ではなく、
「誰とやるか」で物事は決まる。

CONTENTS——ともに戦える「仲間」のつくり方(2013/3/22更新)

  • 日本初の求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」を立ち上げ、現在はアジアに進出した起業家が 廃業の危機で気づいた、仲間を探し、巻き込み、ともに成長するための「7つのカギ」について語る! 最新情報はこちらにアップしていきます!
  • ◆内容紹介 「なぜ、仲間を求めるべきなのか?」
  •     ◯何でもかんでも、自分一人でやろうとしていないか?
        ◯本当に大事なのは、「何をやるか」ではなく「誰とやるか」
        ◯だから、事業づくりとは「仲間探し」
  • ◆メディア掲載情報、感想も随時更新予定です!

内容紹介 「なぜ、仲間を求めるべきなのか?」

何でもかんでも、自分一人でやろうとしていないか?
——極端な「自前主義」に陥り、行き詰まっているすべての人へ。

 「どうせ自分にはできないんだ——」

 夢に向かって行動を起こしたいと思いながらも、心のどこかでブレーキがかかってしまう。
   また、実際に動き始めたものの、あれもしなきゃ、これもしなきゃとテンパッてしまい、どうしてもうまくいかない。
   こうした思いを抱えるすべての人に、「誰かと一緒に事を起こす」、つまり「仲間とともに夢を目指す」という選択肢を提案する本です。

本当に大事なのは、「何をやるか」ではなく「誰とやるか」
——廃業一歩手前まで追い込まれた起業家が悟った、大切なこと

 著者である南壮一郎は、楽天イーグルスの創業メンバーであり、その後、エグゼクティブ向けに特化した日本初の求職者課金型の転職サイト「ビズリーチ」を立ち上げ、現在はアジアでもサービスを開始するなど、グローバルに活躍しています。

 ですがそんな著者も、起業した当初は「最後は自分でやればいいや」という「独りよがり」な考えを捨てきれず、創業後わずか半年で、「ビズリーチ」は廃業の危機を迎えてしまいます。

   1000を超える人たちにビジネスモデルを否定され、肝心のサイトは半年かかっても完成せず、しかも中心を担うべきエンジニアにもそっぽを向かれてしまいます。

  「自分には起業は向いていなかったのではないか」
  「なぜ、仲間の心をつかめないのか」

 ぎりぎりまで思い悩んだ果てに、「仲間のために」「仲間とともに」進んでいくためにすべきこと、「誰とやるか」は、「何をやるか」よりも、はるかに大事であること、をつかみます。

だから、事業づくりとは「仲間探し」
——仲間とともに、そして仲間のために、成長しよう

 本書では、そんな著者が自らの体験を振り返り、廃業一歩手前まで追い込まれた企業が<仲間力>で「V字回復」したストーリーから、仲間を探し、巻き込み、ともに成長するための「7つのカギ」を読み解きます。

<本書の内容より>
   ◆「なんでも一人で」の自前主義は、可能性を狭めてしまう
   ◆なぜ「会う人すべてに」夢を伝える必要があるのか?
   ◆最高の仲間は、実は近くにいる
   ◆仲間と一緒に成長できる「場」をつくろう
   ◆「任せ合えるチーム」こそ、成長する
   ◆次につなげる魔法の言葉「一緒に○○しましょう」 ……etc.

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