コンセプトのつくりかた
「つくる」を考える方法
コンセプトのつくりかた
「つくる」を考える方法
書籍情報
- 玉樹 真一郎 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2012年08月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:320
- ISBN:978-4-478-02239-9
内容紹介
世界販売台数9500万台!元任天堂Wiiの若手企画開発メンバーによる、コンセプトの定義と作り方。ものづくり現場の人はもちろん、企画、起業、イベント、起業、NPO、就活等、何かを始める時に誰もが最初に考えること=コンセプトワークについて、手描きイラストと冒険物語形式でわかりやすく伝える。
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目次
まえがきのまえ
まえがき
第1部 おりていく コンセプトとは何か
01 霧の中から コンセプトとものづくり
02 勇者の登場 コンセプトのコンセプト
03 冒険の仲間 ものづくりのステップ
04 旗を掲げる コンセプトのかたち
05 悪魔のささやき 「良い」ということ
06 翼を授かる ビジョン
07 始まりの約束 アイテム
08 何を以て何を成すか コンセプト
第2部 のぼっていく コンセプトをつくる具体的なプロセス
09 産声は泣き声 悪口から「すきになる」
10 いたずら者の知恵 ズラして「かわる」
コラム1 勇者のための「ズラす」9つの質問集
11 星座を見つける まとめて「わかる」
12 語り継がれるもの 「できる」のための物語化
13 影との戦い コンセプトの完成
コラム2 孤独の試練 コンセプトワークが失敗したら
第3部 すすんでいく コンセプトをどう活用するか
14 願いを込めて コンセプトから仕様へ
15 そして勇者は コンセプトの宿命
あとがき
著者
玉樹真一郎(たまき・しんいちろう)
1977年生まれ。東京工業大学・北陸先端科学技術大学院大学卒。プログラマーとして任天堂に就職後、プランナーに転身。全世界で9500万台を売り上げた「Wii」の企画担当として、最も初期のコンセプトワークから、ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークサービスの企画・開発すべてに横断的に関わり「Wiiのエバンジェリスト(伝道師)」「Wiiのプレゼンを最も数多くした男」と呼ばれる。
2010年任天堂を退社。青森県八戸市にUターンして独立・起業。「わかる事務所」を設立。コンサルティング、ホームページやアプリケーションの開発、講演やセミナー等を行いながら、人材育成・地域活性化にも取り組んでいる。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)
世界販売台数9500万台、世界で3億人が夢中になった任天堂Wii。
メガヒット商品の、もっとも初期のコンセプトワークから携わり、
「Wiiのプレゼンを最も数多くした男」と呼ばれた著者による
「コンセプトのつくりかた」について解説したのが本書です。
コンセプトとは何か—。
それは、新しい何かを「つくる」すべての人が、最初に考えることです。
ものづくりであれば、商品を通じて。
サービスであれば、お客様に提供するものを通じて。
起業であれば、これから生み出すビジネスを通じて。
NPOや自治体であれば、支援やサポートの仕組みを通じて。
「世の中に新しい価値観をつくる」ことが
まさにコンセプトをつくること、そのものなのです。
まだ世に知られてない、「新しい価値観」をどう見つけ出すか。
そして、皆がその「未知の良さ」を「わかる」ためにはどうすればいいのか。
「何かいいアイデア出して!」と言われたけれど、思い浮かばない。
起業やNPOの立ち上げを決めたけれど、何をやればいいのか悩んでいる。
予算はあるものの、何をすれば皆に喜んでもらえるのか分からない。
そんな人たちに、ぜひおすすめしたい本です。
コンセプトさえ見つかれば、差別化もデザインも不要です。
その後、何をすべきか、どうすべきかは、コンセプトに導かれていきます。
設計、製造、販促、営業など、
関わる人たちがそれぞれ「自分たちは何をすべきか」について理解し、
一貫してブレない商品やサービスができ上がります。
世の中に良いものを、1人でも多くの人に届けたい。
そう思うすべての人にお届けします!
●ダイヤモンド社・書籍オンライン連載『コンセプトのつくりかた』ページ
http://diamond.jp/category/s-conceptnotsukurikata
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