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反脆弱性[上]

不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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反脆弱性[上]

不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

書籍情報

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  • ナシーム・ニコラス・タレブ 著/望月 衛 監訳/千葉敏生 訳
  • 定価:本体2,000円+税
  • 発行年月:2017年06月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:412
  • ISBN:978-4-478-02321-1

内容紹介

「万にひとつ」が明日来る——。『まぐれ』『ブラック・スワン』のタレブが、経済、金融から、テクノロジー、人生、健康、そして愛まで、この不確実な世界で不確実性を飼いならし、したたかに生き延びるための唯一の考え方「反脆弱性」について語り尽くす。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ

Ⅰ・風を愛するには
Ⅱ・反脆さ
  予測に頼らない
  反脆さを奪うとどうなるか
  他者を犠牲にして利を得る「逆英雄」に気をつけよ
Ⅲ・ブラック・スワンの特効薬
  頑健なだけじゃダメ
  (一部の)モノの測定可能性について
  フラジリスタ
  シンプルなほど洗練されているケース
Ⅳ・本書
  (むしろ幸せな)無秩序一家
  唯一無二の本
  勇気なくして信念なし
  何かを目撃したら……
  化石化を逆行させる
Ⅴ・構成
 付録:三つ組(三つの性質に沿ってとらえた万物の世界地図)
  物事は三つ組で成り立っている
  実際の三つ組

第1部 反脆さとは

第1章 ダモクレスとヒュドラーの間で

世の中のモノの半分には名前がない
私の首を刎ねてくれ
 名前の必要性について
反脆さの祖先
領域非依存は領域依存

第2章 過剰補償と過剰反応はどこにでもある

心的外傷後成長とイノベーション
競馬で勝つ方法
 冗長性としての反脆い反応
 エビデンスベースのウェイト・トレーニング
暴動、愛、そしてストレスの意外なメリットに潜む反脆さについて
 私の本を禁書にしてください ── 情報の反脆さ
 別の仕事に就け

第3章 ネコと洗濯機

生命と無機物を分ける神秘、老化の2層構造
 複雑系と非複雑系
ストレスは情報である
 均衡なんてもううんざり
子どもに対する罪 ── 薬漬けの社会が奪うもの
 言語習得のいちばんのやり方
 「観光客化」という現代病
 偶然への密かな欲望

第4章 私が死ねば、誰かが強くなる

反脆さの階層構造
 進化と予測不能性
 生物は集団、集団は生物
間違いに感謝
 他者の失敗から学ぶ
 マザー・テレサになるには
なぜ集団は個を嫌うのか
私が死ななくても、誰かが死ぬ
 「私」と「私たち」
 起業記念日

第2部 現代性と、反脆さの否定

プロクルステスのベッド

第5章 青空市とオフィス・ビル

2種類の職業、2種類の運命
 チューリッヒのレーニン
ボトムアップ型の変化
果ての国を離れて
 大いなる七面鳥問題
1万2000年続く繁栄
 戦争、牢獄、あるいは戦争と牢獄
 パクス・ロマーナ
 戦争の有無を生むもの

第6章 ランダム性は(ちょっとなら)すばらしい!

「たゆたえども沈まず」
腹ぺこのロバ
 政治の「焼きなまし」
安定という名の時限爆弾
 二次的影響 ── (小さな)戦争は命を救うか?
 外交政策の立案者に告ぐ
「現代性」とは何か

第7章 浅はかな干渉 ── 医原病

確率論的な殺人
干渉と「医原病」
 何よりもまず、害をなすなかれ
 医原病の反対とは
 エラい人たちが起こす医原病
 クジラはワシのように飛べるか?
 何もしなくなくなくない?
 浅はかでない干渉主義へ
先延ばしの妙 ── フェビアン戦略
産業化社会の神経症的傾向
 ノイズと信号 ── 合法的に人を殺すには
 メディアがもたらす神経症
国家もたまには役に立つ ── 無能な国家なら
 みんなが思うよりもめちゃくちゃな国、フランス
 スウェーデンと巨大国家
「きっかけ=原因」という錯覚

第8章 予測は現代性の生みの子 ── ブラック・スワンの世界へ

 予測の成績はいつも0点
 ガミガミ屋のガミ子さんには敵が多い
 予測が必要なのは誰か
 虫歯のあるなし
 七面鳥にならない
 さらば、ブラック・スワン

第3部 予測無用の世界観

第9章 デブのトニーとフラジリスタたち

怠け者の旅行仲間
 ランチの重要性
 蔵書の反脆さ
カモか否か
 ネロの孤独と「空気」同然の証拠
 予測しない人間が予測できること

第10章 セネカの処世術

 反脆さの問題を解決した裕福な哲学者
 人生からダウンサイドを減らす
 ストア哲学の「心を頑健にする法」
 感情を手なずける
 運命の主人になるには
 根本的な非対称性

第11章 ロック・スターと10パーセント浮気する ── バーベル戦略

壊れた小包の不可逆性について
セネカの「バーベル」
 90パーセント会計士、10パーセント・ロック・スター
 “黄金の中庸”を忘れよ
 不確実性を手なずける

第4部 オプション性、技術、そして反脆さの知性

私たちは行き先を本当に理解しているのか?
 「目的論的誤り」と「分別ある遊び人」
 アメリカのいちばんの財産って?

第12章 タレスの甘いぶどう ── オプション性

アリストテレスの「高度な」誤解
オプションと非対称性
 「甘いぶどう」のオプション
 「ロンドンで過ごす土曜の夜」のオプション性
 「家賃」のオプション性
 非対称性(オプションの)
 「ばらつき」を好むもの
タレス的な人とアリストテレス的な人
 バカになる方法、「賢者の石」
 いじくり回し ── 自然はオプションを行使する
 理性とは
 人生はロング・ガンマだ
 ローマの政治はオプション性がお好き
 まとめ、そして次へ

第13章 鳥に飛び方を教える ── ソビエト=ハーバード流の錯覚

車輪つきスーツケースにみる「発見」と「実用化」
 見つけられるのを待っている「半発明」
 もういちど言う、少ないほど豊かだ
 ギャップにご注意
 財宝の探索と、失敗が投資になりうる仕組み
 創造的破壊と非創造的破壊
ソビエト=ハーバード大学の鳥類学部
「随伴現象」という名の思いこみ
 危機の原因はいつだって「欲望」なのか
 随伴現象の正体を暴く
 いいとこ取り(=追認の誤り)

第14章 ふたつが“同じもの”じゃないとき

アブダビに欠けているもの
 ストレスはどこにある?
 芸術のための芸術、学びのための学び
 洗練された夕食の友 ── 教育の本当のメリット
グリーン材の誤謬
 デブのトニーはどうやって金持ちに(そしてデブに)なったか
同一化 ── あるものとその関数の混同
試行錯誤のプロメテウスと講釈のエピメテウス

第15章 敗者が綴る歴史 ── 試行錯誤の汚名をすすぐ

学問は「手柄」を横取りする
 私が「鳥に飛び方を教える」現象の誤りを暴いたとき
 証拠がこっちを見つめている
 料理とコンピューター科学は似ている?
 産業革命(科学過大評価の事例1)
 政府がお金をかけるべきなのは、研究ではなく非目的論的ないじくり回しである
 医学(科学過大評価の事例2)
 マット・リドレーの反目的論的な議論
 企業の目的論 ── 戦略に効果はない
逆七面鳥問題
 7プラスマイナス2回、失敗する
偽医者、学者、見世物師

第16章 無秩序の教訓

生きた世界とお遊びの世界
 教育ママの観光客化
反脆い(バーベル型の)教育 ── 半自伝的教育論

索引





著者

ナシーム・ニコラス・タレブ(Nassim Nicholas Taleb)
文筆家、トレーダー、大学教授および研究者という三つの顔を持つ、現代の急進的な哲学者。生涯を通じて、運、不確実性、確率、知識の問題に身を捧げており、主な研究テーマは「不透明性のもとでの意思決定」、つまり人間にとって理解不能な世界で生きていくための地図やルールについて考えること。レバノンでギリシア正教の一家に生まれ、ウォートン・スクールでMBAを、パリ大学で博士号を取得。現在、ニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングでリスク工学の教授を務める。著書『まぐれ』および『ブラック・スワン』(ともにダイヤモンド社)は33の言語で出版されたベストセラーである。


監訳者

望月衛(もちづき・まもる)
大和投資信託株式会社リスクマネジメント部。京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。CFA、CIIA。投資信託等のリスク管理やパフォーマンス評価に従事。訳書に『ヤバい経済学』『ヤバすぎる経済学』『その問題、経済学で解決できます。』『社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた』(以上、東洋経済新報社)、『ブラック・スワン』『まぐれ』『経済は「予想外のつながり」で動く』(以上、ダイヤモンド社)、『ヘッジホッグ』『ウォール街のイカロス』(ともに日本経済新聞出版社)等がある。


訳者

千葉敏生(ちば・としお)
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業。訳書に『情報と秩序』『デザイン思考が世界を変える』『スイッチ!』『決定力!』(以上、早川書房)、『クリエイティブ・マインドセット』(日経BP社)、『ウソはバレる』(ダイヤモンド社)等がある。

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全世界騒然の大ベストセラー!
『ブラック・スワン』のタレブ最高傑作!!


経済、金融から、人生、そして愛まで——。
この不確実な世界で私たちがいかに生きるべきか、
すべてに使える思考のものさし
「脆弱/頑健/反脆弱」をもとに解き明かす。

内容紹介

◆「万に一つ」が、明日来るーー。
世界最高の「知の巨人」が放つ最強の啓蒙書、ついに上陸

リーマン・ショック、アラブの春、
地震と津波、そして原発事故……。
昨日までは「ありえない」「絶対ない」と言われた事象が
今日、現実のものとなる不確実な世界。

ではどうすれば、ビジネスから、政治、医療、生活全般まで、
ランダムで、予測不能で、不透明で、物事を完璧に理解できない状況でも、
不確実性を味方につけ、したたかに生き延びていくことができるのだろう。

サブプライムローンに端を発する金融危機を喝破し、
ベストセラー『ブラック・スワン』で全世界に衝撃を与えてから10年。
世界最高の哲人タレブがついに見つけた「答え」、
それこそが、「反脆弱性(はんぜいじゃくせい)」だ。
「三つ組(トライアド)」で構成されるこの新しい「知」の本質を理解したとき、
あなたは不確実な環境にあっても、予測に頼らずに意思決定することができるだろう。

◆世界中で絶賛の嵐!

「私の世界観を変えてくれた」
——ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者)

「反脆弱性は不確実性に満ちた世界で成功するための秘訣であり、ランダムな変化を恒久的な利益へと変えるシステムだ。非常に面白い。タレブ氏を好きな人も嫌いな人も、ぜひ読んでみるべきだ」
——『エコノミスト』誌

「タレブは精密なウソ発見器を備えた非常に愉快な作家だ。反脆弱性は経済や政治の確実な原理であるだけではない。豊かな生活を送る鍵でもある」
——『フォーチュン』誌

「これは、新たな現代思想だ」
——『タイムズ』紙

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