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〈新装版〉 「経験知」を伝える技術

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〈新装版〉 「経験知」を伝える技術

書籍情報

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  • ドロシー・レナード/ウォルター・スワップ:著 池村千秋:訳
  • 定価:2200円(本体2000円+税10%)
  • 発行年月:2013年09月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:352
  • ISBN:978-4-478-02483-6

内容紹介

ベテラン社員や専門家が長年かけて蓄積してきた経験知は、どうすれば組織内で移転することができるのか。経験知が形成されるプロセスをつぶさに観察し、豊富な事例とともにその方法論を解き明かした画期的な1冊。モノ作りに携わる組織はもちろん、若手人材育成や組織内の知識共有を課題とするビジネスパーソン必携の書。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 なぜ、経験知が重要なのか

第2章 経験を通じて学習する

第3章 エキスパートの専門知識

第4章 知識を集めて、組み合わせる

第5章 個人の信念の影響

第6章 社会的影響

第7章 経験知をどうやって移転するか

第8章 指導のもとでの経験

第9章 経験知をはぐくむ

    ──組織のために、個人のために

付 録

  ──新興企業研究について

訳者あとがき

原注・参考文献





著者紹介

ドロシー・レナード(Dorothy Leonard)
ハーバード・ビジネススクール名誉教授。イノベーション、創造性、新製品開発、知識移転などをテーマにビジネススクールで25年近く教鞭を執るかたわら、ダイムラー・クライスラーなどの有力企業や政府機関のコンサルタントを務めた経験ももつ。主な著書に『知識の源泉』(ダイヤモンド社)などがある。

ウォルター・スワップ(Walter Swap)
タフツ大学名誉教授(心理学)。同大学の心理学部長、学長も歴任。現役エンジニアやマネジャー向けプログラムでの教育経験もある。著書にWhenSparks Fly: Igniting Creativity in Groups(妻レナードとの共著)、Group Decision Making(ともに未訳)などがある。集団力学、態度変容、人格理論、利他的行動、攻撃性などのテーマに関する学術論文を多数執筆している。


訳者紹介

池村千秋(いけむら・ちあき)
翻訳者。訳書に、『倫理の死角』(NTT出版)、『ワーク・シフト』(プレジデント社)、『ホワイトスペース戦略』(阪急コミュニケーションズ)、『マネジャーの実像』(日経BP社)などがある。

※本書は、2005年に武田ランダムハウスジャパンより刊行された同名書籍に新たな編集を加え、ダイヤモンド社より再刊行したものです。

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ベテラン社員のもつ「経験知」を若手へ継承するには?

2000年代初め、NASAはある種の危機を迎えていた。2年以内にNASA内ジェット推進研究所の科学者やエンジニアの40%近くが定年を迎えるのだ。
そうなれば、火星探査計画やスペースシャトル計画など、数々の宇宙探査計画に関して数十年かけて蓄積してきた貴重な経験が失われてしまいかねない……。

NASAならずとも、ベテランスタッフの退職による経験の喪失という問題はいたるところで見られる。ベテラン社員や専門家の「経験知」は単なる情報とは違い、カネを払って買えるものでもなければ、短時間でコピーすることもできない。組織にとってはまさに財産なのだ。
詳細なマニュアルを読んだり、社員研修を受けたりしても、経験知を習得するのは難しい。では、どうすれば経験知を学べるのだろうか? それが本書の最大のテーマだ。

本書は、ナレッジマネジメントとイノベーションについて長年にわたり研究をつづけてきた著者が、「経験知は一般的な知識とどう異なるのか」「経験知の形成にはどのような要素が影響を及ぼすのか」「経験知をはぐくみ、次世代に継承する方法とは」といったテーマを論じた好著。シリコンバレーの新興企業や既存の大企業、インドや香港などのアジア企業の実例をふんだんに織り込みながら、心理学の知見を交えて進められる議論には説得力がある。

組織の中で経験知を次世代に確実に継承させることは、いまやマネジャーにとって至上命題である。社内のベテランエキスパートが会社を去ったあとで、失われた経験知の重要性に気づかされるようでは手遅れだ。そうなる前に、経験知という“隠れた経営資産”の威力を本書で実感してほしい。

いまは個人が自分の責任でキャリアを築いていかなくてはならない時代。経験知の習得は個人のキャリア構築にも欠かせないものになりつつある。本書は、組織のマネジャーやリーダー、そして競争力を身につけたいビジネスパーソンにもおすすめの一冊だ。

※本書は、2005年に武田ランダムハウスジャパンより刊行された『「経験知」を伝える技術』に新たな編集を加え、ダイヤモンド社から再刊行したものです。

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