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短期間で社員が育つ「行動の教科書」

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短期間で社員が育つ「行動の教科書」

書籍情報

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  • 石田 淳 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2018年02月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:240
  • ISBN:978-4-478-02550-5

内容紹介

「採用できない→育たない→すぐ辞める」の悪循環が、「残業なしで人が育つ→生産性が上がる→会社の業績と評判が上がる→優秀な人が集まる」という好循環に! 行動科学マネジメントの第一人者が8割の「できない人・普通の人」を育成するための「行動の教科書」づくりとその活用法をケースによって具体的に伝授する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

序章 人材の8割は「普通の人・できない人」である

7割を超える企業が人手不足を感じている
人材の「2:6:2の法則」
2割の「できる人」とはどんな人か?
6割の普通の人は、「ここ」でつまずく
2割の「できない人」の伸びしろに気づけ
人が「できない理由」は2つだけ
続けることができない人のための習慣化
下位8割の「底上げ」こそが人材不足を解決する

 Column 新入社員の「働く理由」が変わった

1章 なぜ行動にフォーカスするのか

1 就活生の質問は「ちゃんと教えてくれますか?」
2 「教えているつもり」が、スローガン言葉になっている
3 スローガン言葉では行動を起こせない
4 「大丈夫か?」と声かけされた若手が辞めた理由
5 「行動」とは何か? ── MORSの法則
6 現場で求められているのは、「具体的行動の指示」
7 行動を分解すると、だれにでも理解できる
8 いい行動の積み重ねが、いい結果を生む
9 目標だけでは、どうすればいいかわからない
10 「成功例」だけでは学べない
11 スローガンを具体的行動に落とす
12 なぜ、マニュアルでは底上げができないのか

 Column やってはいけない「悪い行動」も具体的に示す

2章 だれもが同じ行動がとれる「行動の教科書」とは?

1 小学校の教科書を思い出せ
2 8割の人たちが理解できる言葉を使う
3 「数値化」と「見える化」でだれもが同じ行動ができる
4 「人に仕事がついている」から「仕事に人がついている」へ
5 「行動の教科書」は薄く、薄くが正解
6 「ペラ1枚」の表で仕事の標準化ができた
7 「とるべき行動」についてだれでもマネできるフレームをつくる
8 小さなゴールを目指し、段階を踏みながら進む
9 まずは現場の「行動の教科書」をつくる

 Column かつては家庭や学校で教えていた基本を、「行動の教科書」で教える

3章 わが社オリジナルの「行動の教科書」をつくる ── 菓子製造販売業K社のケース

「行動の教科書」づくり7つのステップ
菓子製造販売業 K社で「行動の教科書」をつくる
 行動の教科書づくりのステップ1 できる社員の行動を観察しインタビューする
 行動の教科書づくりのステップ2 できる人の「5つの思考プロセス」をフレームワーク化
 行動の教科書づくりのステップ3 できる人のピンポイント行動を抽出する
 行動の教科書づくりのステップ4 できる人の行動と思考を組み合わせ、言語化する
 行動の教科書づくりのステップ5 できる人の行動と思考を脚本化する
 行動の教科書づくりのステップ6 結果に直結しない行動をとる原因を特定、環境を変容させる
 行動の教科書づくりのステップ7 望ましい行動をゲームをするように繰り返し、定着・習慣化

 Column 知識や戦略は「基本の型」を身につけてから学ぶ

4章 行動の教科書をどう使うか

1 「行動の教科書」に対する抵抗勢力対策
2 ハイパフォーマーを基準に考えていないか?
3 「接触回数」を計測してみる
4 行動の教科書を使うと接触回数が増える
5 多くの人は「できる」と勘違いしている
6 「普通の人」のプライドを傷つけない提示のしかた
7 繰り返し望ましい行動をとってもらうために
8 強化刺激で「続けられない」ことが継続できるようになる

 Column コーチングの手法は8割の人には「詰められている」と感じさせる

5章 ポジティブで単純な1分間フィードバック

1 「スモールゴール」をたくさん設定する
2 「失敗によって成長する」は普通の人には当てはまらない
3 1日1分ミーティングでいい行動が習慣化できる
4 「○○ができた」と具体的に言えれば、成長を実感できる
5 ステップアップのプロセスを成長グラフにつける
6 承認されたいと望んでいる人には「ありがとう」を
7 最も効果的で簡単なフィードバックは「褒める」こと
8 フィードバックは「即時に」が大事
9 「即時に褒める」2つの理由
10 「サンキューカード」などのツールを活用する
11 だれでも納得できるのが「行動に対するフィードバック」
12 フィードバックの落とし穴
13 上司がフィードバックで使ってはいけない言葉
14 「前にも言ったよね?」の無意味
15 研修は最初だけでは意味がない
16 研修は就業時間内に
17 研修内容を「見える化」する
18 管理職自身も研修を受ける

 Column 「部下を褒めるのが大変」なのはなぜ?

おわりに





著者

石田淳(いしだ・じゅん)
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。米国行動分析学会 ABAI(Association for Behavior Analysis International)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。
米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自にアレンジ、「行動科学マネジメント」として確立。現在は、行動分析に基づいた「パフォーマンス・マネジメント」を日本企業に導入するためのコンサルティングに取り組んでいる。支援企業・団体は数十人〜数万人規模の組織まで多岐にわたる。趣味はトライアスロン&マラソン。
著書に、『教える技術』『〈図解〉教える技術』(かんき出版)、『組織が大きく変わる「最高の報酬」』(日本能率協会マネジメントセンター)、『8割の「できない人」が「できる人」に変わる! 行動科学マネジメント入門』『組織行動セーフティマネジメント』『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』(ダイヤモンド社)など多数。

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