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なぜ「エリート社員」がリーダーになると、イノベーションは失敗するのか

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なぜ「エリート社員」がリーダーになると、イノベーションは失敗するのか

書籍情報

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  • 井上 功 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2015年09月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:224
  • ISBN:978-4-478-06512-9

内容紹介

日本企業で働くサラリーマンがイノベーションをおこす方法を気鋭のコンサルタントが伝授。JR東日本、トヨタ、リコー、YKK、三井物産、大阪ガス、ライオン……主力事業と異なる分野の新事業で画期的な成果を出した日本人社員の成功のポイントとは?

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき ── 世界は変化にあふれていることに気づけていますか?

日本式のイノベーション創出方法があるのではないか?
変化を創り出し、イノベーションを起こす

序章 人あたりのよい「エリート」でなく、不作法な「イノベーター」が開く未来

   ── スティーブ・ジョブズはどんな人物だったか?

ジョブズがアップルで成し遂げたイノベーション
無作法で強引な完璧主義者
ジョブズ最大の傑作はアップル
ジョブズが活躍できる組織にすればいい

第1章 自ら変化を起こせる人は、 「エリート社員」ではない

    ── イノベーターは情念で行動する

5W1Hで考えるところから始めよう
Who ── イノベーターとはどんな人物か
  ヨソ者、バカ者、若者がイノベーションを起こす【Who①】/ヨソ者は染まらずに走る【Who②】/
  バカ者は強さを活かす【Who③】/若者は組織に物申す【Who④】/イノベーターの特徴1 膨大なエネルギー【Who⑤】/
  イノベーターの特徴2 徹底的に楽しむ姿勢【Who⑥】/イノベーターの特徴3 強い志【Who⑦】/ジョブズの大義【Who⑧】

Why ── イノベーターはなぜイノベーションを起こすのか
  目的を磨き上げる【Why①】/内省を深める【Why②】

When & Where── イノベーターはいつ、どこで思いつくのか
  非日常を経験する 【When&Where①】/非日常を自ら創り出す【When&Where②】

What ── イノベーションのもとになるコトは何か
  モノではなくコトで考える 【What①】/原点に注目する 【What②】/想定外の失敗を生かす 【What③】/
  多過ぎる機能や複雑なプロセスを省く【What④】/人口構造の変化を深掘りする【What⑤】

How ── どうすればイノベーションは磨かれるか
  コトの二面性に焦点を合わせる【How①】/虫の目で見る、鳥の目で見る 【How②】/逆張りを考え抜く【How③】/
  「不」に焦点を合わせる【How④】/不をつかむために、現地・現物・現場・現実に入り込む【How⑤】/
  手触り感のある「不」を武器にする【How⑥】/顧客・市場に訊く 【How⑦】/イノベーションを計画化する【How⑧】/
  クロージングで経営者に迫る【How⑨】/最後は経営者を根負けさせる 【How⑩】
■結び

第2章 「自ら変化を追いかける部下」の上司になるには?

    ── マネジャーはイノベーターに共感し、盛り上げよ

イノベーターの話を聴き、訊く
リ・ポジション(再定義)を考え抜く
リストラはシンプルに徹する
リストラを個人に下ろす
自社の資源を棚卸しして見直す
言葉にこだわり抜く
共感を生むコミュニケーションを繰り返す
小さな租界をつくる
弱点をさらけ出して広くつながる
組織の中に異質な場所をつくる
オープンなヤミ研究を進める
修正主義で突っ走る
矛盾をマネジメントし、清濁併せ呑む
■結び

第3章 果敢なチャレンジャーを生む環境にするためには?

    ── 組織はプロセスと資源を確保し、イノベーターを認知・称賛せよ

組織はまずプロセスをつくる
プロセスはシンプルかつスピーディーに動かす
プロセス運用の流れ
  ①期待する/②ヨソ者、バカ者、若者をアサインする/③イノベーション領域を特定する/④評価基準を明確にする/
  ⑤顧客・市場に触らせる/⑥自社内の資源を触らせる/⑦探索しながら同志をつくらせる/⑧プロセスはプロジェクト型で実施する/
  ⑨ドゥーイングを求めきる/⑩やる気を徹底して迫る/⑪経営者がくわしくないことを内向きに提案させる/⑫最後は根負けする
資源を確保する
資源としての人
資源としてのカネ
資源としての技術
資源としての時間・ブランド・顧客基盤・機会
外部の力をうまく活用する
認知・称賛を繰り返す
数で勝負する
イノベーションを仕組みに入れる
仕組みを徹底して回し、意味を浸透させる
■結び

第4章 既存事業に頼りすぎない会社にするためには?

    ── 経営者は慣行の外に出よ

マーケティングでイノベーションは起こせない

column MIマトリクスで考えてみる

腹をくくる
カオスを創る
存亡の危機を活かしきる
お客様目線を軸に常識を覆す
業績が堅調なときはどうする?
大胆な人事で慣行を壊す
アウトローを登用する
既存の構造を打ち壊す
  業界の常識を覆したソニー生命/新しい構造を創出したライフネット生命/リクルートの「自社をぶっ壊す」活動/
  自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ/アップルはThink Different
■結び

結論として

あとがき

参考文献





著者紹介

井上功(いのうえ こう)
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ エグゼクティブプランナー
1986年リクルート入社。採用、人材開発領域でのソリューション実績多数。1997、98年と全社マネージャMVP受賞。2002年よりHCソリューション部にて人と組織に関する経営課題の解決に従事。2012年より現職。近年のテーマはイノベーション創出。イノベーション、マーケティング、企業変革、ブランディング等の分野で、国際基督教大学をはじめとする教育機関、国土交通省等の中央官庁・地方自治体・企業等での講演実績多数。著書に『リクルートの現場力』(ダイヤモンド社)がある。

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