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誠心誠意、生きる

人の優しさ、温かさを心の支えに

  • 紙版
  • 電子版

誠心誠意、生きる

人の優しさ、温かさを心の支えに

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 牧 実 著
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2019年04月
  • 判型/造本:46変並製
  • 頁数:196
  • ISBN:978-4-478-10753-9

内容紹介

カップラーメンの発明に匹敵するチルド麺の開発を行うなど経営革新を続けているシマダヤの経営の歴史と原点について、創業者とともに歩んだ創業家の会長が語る家族的経営論。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

第1章 末っ子としてかわいがられた子ども時代

8人兄弟の末っ子として生まれて
勉強も運動も学校も大嫌いだった子ども時代
恥ずかしい思いばかりだったマラソン大会
プラモデルとシャーロック・ホームズに夢中に
恩師との出会いで徐々に変化が現れた中学時代
高校ではクラブのキャプテンを務めるまでに
懸命に働く父や母の後ろ姿が責任感を育む契機に
イヤなものはイヤだった大学時代

第2章 ブラジルへかけた夢と挫折

島田屋本店で一営業職として出発
お得意さんに怒鳴られながらも営業に励む日々
昔の生めん(チルド麺)業界は3K、集団脱走もあった
そしていよいよ夢の地、ブラジルへ
飛行機で24時間、自動車で8時間のポンタグロッサへ
南へ1000キロ、敬意を払ってくれたイタリア系移民の農家
1台の車に8人で乗り込んで向かったダンスパーティ
ブラジル国内での販売のため、倉庫横に本格的な製粉工場を建設
パンの生地に使える乾燥卵入りのそば粉を販売
予想だにしなかった展開での結婚、そしてブラジルでの新婚生活
続くマイナス要因、ついにブラジル事業は撤退に

第3章 古川で知った製造の原点

古川工場で「バカヤロー!」の洗礼
包装機の入れ替えに七転八倒
真面目で忍耐強かった工場で働く人たち
行事を担当してわかった地域とのつながりの大切さ
多くの逸材を輩出した古川工場
最新鋭につくり直した東京工場
「生産能力3倍」を封じられたことでのしかかる重い負担
「赤字垂れ流し」の烙印に憤りながらも、人の優しさが心の支えに

第4章 会社に大きな財産を残した味の素株式会社との提携

会社の仕組みも社風も大きく変えた味の素との提携
麺に生きる原点を思い出させてくれた「本業専心」の方針
慣れない営業に苦悩するも工場見学を採り入れて打開
麺づくりのプライドをかけて挑んだ「流水麺」の開発
営業では怒鳴られ罵倒され、ついに「進むか辞めるか」の崖っぷちに
必死の思いで中部シマダヤの黒字化を達成

第5章 続いてゆくそばづくりの夢

3度目の東京工場で取り組んだ大掛かりな設備投資と社員教育
隅々にまで意志を行き渡らせたISO認証
「デイ0」のプレッシャーを跳ね返したロボットの導入
近隣住民との良好な関係を築くきっかけとなった工場見学
安全と高品質を求めて12工場の子会社化を推進
プレミアムそば誕生のきっかけとなるそば生産者との出会い
北海道幌加内の広大なそば畑で思い出す、ブラジルで追いかけた夢

あとがき





著者

牧実(Minoru Maki)
1952年3月、島田屋(現・シマダヤ)の創業者、牧清雄の8番目の子どもとして生まれる。1974年4月、中央大学を卒業後、島田屋本店(当時)に入社。同年12月、ブラジル事業のために渡航し、パラナ州ポンタグロッサなどに勤務。1978年に帰国して外食産業事業部を経て、宮城シマダヤ(現・シマダヤ東北)に勤務。以後、シマダヤ東京工場(現・シマダヤ関東)、中部シマダヤ(現・シマダヤ西日本)など製造畑を中心に歩み、2006年に取締役生産本部長に就任。2008年に常務取締役、2010年に専務取締役を経て、2014年に代表取締役会長に就任。2018年6月に退任し現在に至る。

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