タイム・スリップ芥川賞
「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学入門
タイム・スリップ芥川賞
「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学入門
書籍情報
- 菊池 良 著
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2022年01月
- 判型/造本:46変並
- 頁数:320
- ISBN:9784478109168
内容紹介
なぜ、「あの作品」が芥川賞に選ばれたのか。
そもそも文学は、なんのためにあるのか?
小説を読まずにわかる「名作の価値」と「戦後日本人の歴史」。前代未聞の文学エンターテインメント!!
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目次
プロローグ 博士の家にて
第1章 石原慎太郎と太陽の季節
1956年 東京
第2章 大江健三郎と戦後民主主義
1959年 東京
1994年 9月17日 東京
1994年 12月7日 スウェーデン8
第3章 中上健次と日本近代文学の完成
1968年 新宿
1970年 羽田
1980年 和歌山県
1976年 新宿
第4章 村上龍と近代化の終わり
1976年 新宿
1978年 国分寺
1987年 東京
第5章 80年代と視覚文化の氾濫
1977年 7月14日 アメリカ・イーストハンプトン
1964年 10月16日 銀座
1963年 3月1日 阿佐ヶ谷
第6章 90年代と新しい小説家たち
1998年 神楽坂
2004年 有楽町
第7章 芥川賞はいかに創設されたか
1927年 田端
第8章 又吉直樹と日本文学の100年
1999年 三鷹
エピローグ
参考文献
著者
菊池良(きくち・りょう)
1987年生まれ。村上春樹や太宰治など100人以上の書き手を文体模写した『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(共著・宝島社)がシリーズ累計17万部。『芥川賞ぜんぶ読む』(宝島社)では1935年〜2018年までの芥川賞受賞作180作をすべて解説した。そのほか『小説幻冬』(幻冬舎)で「ニャタレー夫人の恋人」を連載、『ヤングキング』(少年画報社)で「めぞん文豪」の漫画原作を神田桂一氏とともに担当。
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