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リーダーたる者、前線に立て

トップが動けば、社内の活気はよみがえる

  • 紙版

リーダーたる者、前線に立て

トップが動けば、社内の活気はよみがえる

書籍情報

  • 紙版
  • 斉木邦明 著
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2020年09月
  • 判型/造本:46変並
  • 頁数:196
  • ISBN:9784478111642

内容紹介

工作機械メーカーの山田ドビーで繊維部門のNo.2にまで上り詰めながら、異業種のメルコへ転職。慣れない業界に戸惑いながらも人望、商才、決断力など類稀な能力を発揮し、バッファローのあらゆるパソコン周辺機器をトップシェアに押し上げる。本書は、その斉木氏の才気がみなぎる人生を存分に味わえる。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

第1章 ビジネスへの興味は学生時代から

父が勝手に断ってしまった大手製薬会社への就職
南へ放浪の旅に出るも、なぜか与論島で商才を発揮
紆余曲折の末、山田ドビーに就職

第2章 メーカーのすべてを学んだ、山田ドビー時代

経済学科卒なのに、配属されたのは工場
オイルショックで昇格なし、同期から大きく後れて
社長交代が転機、全身全霊を注いで作成した経営改革案が認められ
2カ月半、半徹でカンバン方式を導入
アメリカ企業への納品で「ホワイトハット賞」受賞
一度は断ったもののメルコへの転職を決意

第3章 不夜城「メルコハイテクセンター」での燃える日々

同じメーカーなのに、これほど違うとは……
工場長の一瞬の隙をついて、からくも確保したカスタムIC
プリンタバッファの修理で実績。1年で大出世
牧誠社長からは毎週2時間の電話 ── 小さな組織だったから団結力があった
生産企画課長に昇進。社長から発注を一任され、過剰在庫にメス

第4章 熾烈な開発競争を勝ち抜いて ── 生産部長時代

一度も負けなかった開発競争 ── 徹夜で設計、2週間で量産体制へ
素人の発想だからできた「蓋付き増設RAMボード」
営業を押し切って10倍売った「パリティジェネレータ搭載メモリ」

第5章 埋もれていたストレージ事業に光を

ゆがんだ業界を正した低価格HDD
2GB・HDDディスコンを機にシェア逆転
SDAT方式採用ハードディスクで競合を突き放し
却下されたCD - Rドライブ。だが再度提起してひと月でシェアトップに
HDDに「ドライブコピー」をバンドルで成功

第6章 不況下でも強気の策でシェア拡大 ── 競合を突き放した専務時代

社長のDRAM購入、異議を唱えてケンカになるも、信頼を得る
何をしても売れないデフレ不況下、豊富な内部留保に攻めの糸口を見い出す
「三方一両得」策を家電量販店社長とトップ交渉 ── 「リーダーたる者、前線に立て」
パッケージのバッファローレッド化作戦で蔓延していた負け犬根性を払拭
なぜ、あのデフレ不況の中で独り勝ちできたのか?

第7章 社長に就任、ついにトップに

消費者に適正価格で購入してもらうべく乗り出したサプライ事業
シナジー効果をねらってアーベルを買収。売れ筋製品に絞り込んですぐ黒字化
ミスジャッジだったサプライ事業のバッファローへの統合
果敢に挑戦したものの、苦労を重ねた海外戦略
東京で初めての単身赴任。テレビ会議の最中、東日本大震災も経験
今までの製品作りとは全く異なる事業「データ復旧サービス」
製品ではなくユーザーに焦点を当てたストレージの総合的サービス

第8章 リーダーたる者、前線に立て

オーナー会長に翻弄されつつも、言うべきことは言う
「三現主義」と数字の把握力が説得力の源泉
信頼を得て権限を増やし、プレッシャーに負けず
成長し続ける社員になるために、勝ち残る企業になるために

あとがき





著者

斉木邦明(さいき・くにあき)
1948年9月22日生まれ、愛知県出身。1971年3月、愛知大学法経学部経済学科卒業後、同年4月、山田ドビーに入社。1992年3月には同社を退社して、メルコ(現バッファロー)に入社。1993年5月生産部部長となる。取締役とストレージ事業部長を兼任時は、外付けハードディスクを業界ナンバーワンに押し上げ、専務取締役となってからは、各製品の大幅なシェア拡大を陣頭指揮。2004年5月、バッファローの取締役社長に就任すると、2011年3月、売上高1237億円、メルコグループとして史上最高の経常利益109億円の達成に貢献した。2017年5月、バッファローの社長を退任、2020年6月メルコホールディングス取締役を退任した。

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