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なぜ、おばちゃん社長は連続的に勃発する地獄のような事件から生き残れたのか? これ1冊でもめない損しない相続・事業承継

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なぜ、おばちゃん社長は連続的に勃発する地獄のような事件から生き残れたのか? これ1冊でもめない損しない相続・事業承継

書籍情報

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  • 平 美都江 著/長原 悟 監修
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2023年03月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:280
  • ISBN:9784478117453

内容紹介

多くの中小企業オーナーが悩む承継問題を先送りにしていては、税金地獄だけでなく身内の関係性も崩れるはめに。相続・事業承継であらゆるトラブルに見舞われながらもお金と会社と身内のもめごとも解消した、石川のおばちゃん社長・平社長の事例を紹介しながら、実践的アドバイスも網羅

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 相続・事象承継対策の先送りに警告

     大事件に発展、その地獄のような体験からの生き残り法

相続テクニカル・コラム① 自社株の価額計算の難しさ ── 原則的評価

第1章 叩き上げの創業者の人生哲学・死生観

    「相続」トラブルを想定した対策

絶大な権力を握るカリスマ・ワンマン経営者
  “自分だけのために生きる宣言”のサイコパス
  夫婦どちらが先に亡くなるか 税負担は大きく変わる

相続問題で肉親の本心を知る
  鉄則:相続は放棄すればもめない
  少しの甘えも許されないと肝に銘じる

苦難の生い立ちが形成した父の“人生哲学”・“死生観”
  「相続放棄」を突然迫られたとき
  父のお金に対する考えを垣間見た“振り袖事件”
  貧乏な幼少期の体験から人生観を 寝たきりの父(私の祖父)から死生観を
  乗っ取りの深い傷もリベンジにした「経営方針」
  失敗から学んだ教訓が強固な会社方針に

第2章 逆縁・社長だった弟が45歳で事故死

    経営に立ちはだかる民法の均等分割

未成年の甥が自社株相続
  弟の財産を「全部俺のもの」と譲らぬ父
相続テクニカル・コラム② 法人税の役員給与課税の変遷—損金不算入
  浮上した「名義株」問題
相続テクニカル・コラム③ 名義株

突然の相続、未成年の甥はどう思ったのか
  義妹が民法上の均等分割権利を主張
相続テクニカル・コラム④ 株分散のリスク
  申告最終日まで強硬な父に、税理士団は申告辞退
  誰もが当たり前だと考えている当たり前の結果に

大切な人たちのために万が一を考えよ
  望まぬ逆縁、死は年齢を超えてやって来る
  あらかじめ「死亡退職金制度」の整備を
相続テクニカル・コラム⑤ 「死亡退職金」と共に「弔慰金」の制度も整える
相続テクニカル・コラム⑥ 遺言

第3章 カリスマ経営者の暴走を止められず

    創業者の成功体験が限界を極め

父が病気!? 誰も信じられなかった事態が
  脳ドックでレビー小体が発覚、本人も周囲も認めず
  強盗騒ぎに始まって、「会社が乗っ取られる」まで
  父は「廃業」へと突き進み、反対する私は4対138の劣勢に
  “平鍛造の名前をなくせ”のピンチが資本関係整理のチャンスに
相続テクニカル・コラム⑦ 株式の特定の方への集中(少数株主の排除)

病気悪化による大暴走で会社は終焉を迎え
  父は大晦日に3億円を配り従業員を味方に付け
  「殺されます、今すぐ来てください!」

最後の決断は断腸の思い……その手段は「裁判」
  二人の税理士の陳述で第一審は敗訴
  高等裁判所裁判官は資料を精査し熱心に和解勧告
相続テクニカル・コラム⑧ 税務署と裁判所
  崖っぷちから会社を再開 父を送り出せた大きな安堵感と自信も

第4章 まったく想定していなかった成年後見制度

    病気の親の尊厳を守る方法は?

父は農業でもものづくりの真骨頂を発揮
  最難関リンゴの無農薬栽培に挑む
  リンゴの出来は青森の名人超えと評価され
  “やりたいことをやっている父に安心”が大間違い

父は自分自身で完璧な看病態勢を構築
  「美都江」対策の監視カメラとサイレンで近づけず
  お盆に母の墓前でばったり遭遇
  元の部下に「会いたい」と連絡してきた父は
  私へは「お前、帰ってくれるか」と猜疑心を露わに

他人が肉親と連絡を取らせない異様なことに
  「このままでは殺されてしまいます」と内部通報
  特別室の異様な雰囲気 ── その看病人たちは
  もらってくれと言うので「500万円を口座から引き出し」懐へ
  給料100万円プラス毎日5万円の慰労金支給

明らかになった一人の悪業
  銀行へ抗議するも預金の引き出しは止められず
  使途不明金75億円が闇へ
  家族の重要性を痛感

父の財産を家庭裁判所の管理下に
  父の判断を仰がず他人が処理していた預金
  父が100歳まで生きることを想定した介護に転換

第5章 後継者承継かM&Aか

    売却の決断で平鍛造永続へ

悩み深い事業承継問題
  甥は後継者として平鍛造で働き始め
  「今すぐに辞めたい」甥は亡き弟が願った医学の道へ
  後継者が越える第一のハードルは古参社員
  甥の退職に影響を与えた父(私の弟)の希望
  甥の退職時の全株買取要求の決断は正しかった
相続テクニカル・コラム⑨ 必ず株価の変動を見ながら、自社株の相続・贈与を

なぜ会社を「身内に譲らない」選択か?
  会社が好調なときに、経営者は元気なうちに
  中小企業は外部経営環境の激変を考慮した舵取りを
  異常気象による大災害頻発でもサプライチェーン責任が

ここまで育った従業員ならば安心
  上場企業の子会社社長として失格
  情熱を失った?
相続テクニカル・コラム⑩ M&Aは事前の準備が大事
相続テクニカル・コラム⑪ M&A契約の表明保証条項、補償条項

第6章 相続税納付後も心配が絶えず

    土地・建物、返済不能な貸付金

父の遺志に思いを馳せる
  弁護士から「貸付金」も大事な財産と言われたが
  返済不能な貸付金1億円に相続税4500万円
  赤字でも農業を続ける理由
  亡き後の農業法人で継続・黒字化できる方法

消滅した土地神話が亡霊のように付きまとい
  どうすればよいのか途方に暮れる地方の土地
  「アパート経営」も相続対策では期限切れ

第7章 相続税VS贈与税あるいは譲渡税VSみなし配当税

    失敗したくないなら税金を考慮

中途半端な贈与の後悔
  「自社株」の評価総額=単価×数量×税率
  中途半端で失敗……考え抜いた末の生前贈与
相続テクニカル・コラム⑫ 事業承継税制
相続テクニカル・コラム⑬ 無議決権株式などの種類株式

「現金」にしておくことに勝る方法はない
  多い相続人はもめて当たり前
  特効薬は「現金」

平鍛造を永続する方法を模索
  継続を願い創業時の社名「平鍛造」に
  財団設立で地元貢献に年1億円の寄付
  甥は東京で歯科医、娘は司法書士・社労士

おわりに 相続・事業承継にベストはないと割り切る

決断  弁護士 長原 悟






著者

平 美都江(たいら・みとえ)
株式会社インプルーブメンツ 代表取締役社長。1956年東京都大田区生まれ。1977年、父が設立した平鍛造株式会社に入社後、1990年、専務取締役就任。宅地建物取引士、CFP、一級ファイナンシャル・プランニング技能士などの資格を次々と取得。父の天才的な技術で製造される超大型鍛造リングにより、他の追随を許さない企業として急成長を遂げる。社長であった弟が工場内事故で他界、型破りな父による強引な客先交渉が裏目に出て、その後のリーマン・ショックによる景気悪化などにより受注量が激減。2009年に廃業する事態に。会社存続の危機に追い込まれる中、代表取締役社長に就任し、営業を再開。数々の経営の合理化を進め、数年で業績を回復させる。2018年大手上場会社へ株式を90%譲渡するが、2021年6月まで代表を務める。その後、株式会社インプルーブメンツを設立し、代表取締役に就任。現在、経営コンサルタントとして、講演、セミナーなど幅広く活動中。著書に、『なぜ、おばちゃん社長は価値ゼロの会社を100億円で売却できたのか—父が廃業した会社を引き継ぎ、受注ゼロからの奇跡の大逆転』、『なぜ、おばちゃん社長は「絶対安全」で利益爆発の儲かる工場にできたのか? 』、『なぜ、おばちゃん社長は「無間改善」で利益爆発の儲かる工場にできたのか? 』(すべてダイヤモンド社)などがある。


監修

長原 悟(ながはら・さとる)
弁護士(金沢弁護士会)
2000年~      弁護士登録(金沢弁護士会所属)
2009年~2021年  平鍛造㈱ 監査役
2016年~      株式会社アイ・オー・データ機器 社外監査役
2019年~      長原法律事務所開設
2020年~      金沢信用金庫 員外監事

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