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DTCからの提言 2023 パワー・オブ・チェンジ

未来を築く経営の新「定石」

  • 紙版
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DTCからの提言 2023 パワー・オブ・チェンジ

未来を築く経営の新「定石」

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • デロイト トーマツ コンサルティング 著
  • 定価:2200円(本体2000円+税10%)
  • 発行年月:2023年04月
  • 判型/造本:A5変並
  • 頁数:296
  • ISBN:9784478117712

内容紹介

持続的成長は、構築と脱構築を繰り返しながらイノベーションを追求することで実現される。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 「チェンジ」の在り方を問い直す

「変化の変容」に着目する
経営者は変革疲れに陥っていないか
変化をリフレーミングする
信頼を起点にチェンジを加速する

序章 何のために“Change”を問うのか

古きを廃して新しきへと「交換する営み」
メガトレンドとボラティリティ ── 現実志向のChangeの道しるべ
長期的かつ確実性の高いメガトレンド
突発的かつ不確実性の高いボラティリティ
Changeに対する「信」はあるか
Changeには「メソッド」が必要である
Changeが困難な理由
事業の「立地」と自社らしい「到達状態」
Changeにおいても不変の「信頼」
不易流行 ── 変わらない本質としなやかな変革

第1章 “Change”をとらえる力

    「現実思考」で世界と向き合う情報戦

激変する環境、氾濫する情報
「思うようにいかない現実」への解決策
  前提が変化する時代をいかに生き抜くか
  VUCAという言葉で物事を片づけていないか
  デジタル世界で現れた「ついていけない現実」
  「何かが噛み合わない世界」に向き合う
「知らないことを知らない」状況はなぜ生まれるのか
  コロナ禍への対応に象徴されるリテラシーギャップ
  リテラシーギャップを考える
  狭量な見方からは狭量なアウトプットしか生まれない
よくある思い込みと現実との乖離
  情報戦は決して難しくない
  情報戦はすぐに始められる
  天才とされる人の情報術に奇策はない
情報戦でよく見られる誤解
大量の情報という幻想
  情報オーバーロードとさまざまなバイアス
  バイアスに取り囲まれているという認識を持つ
  情報には「手垢」がついている
自分の都合でモノを見るということ
  手段の目的化で消えていった企業
  認知バイアスを排して変化に対応する
不都合な真実を直視するには
  数字で見る日本の経済社会とメディアの実情
  「知らないことを知らない」が加速
狭量な世界に生きることのリスク
情報戦はコストパフォーマンスがよい
  ビジネススクールの授業料を別の視点でとらえる
  KPIだけでなく、トップのオーナーシップが重要
  情報のメッシュを合わせないと見えてこないもの
情報戦に個人として備えられることとは
MI6やCIAでも情報収集の基本原則は同じ
  現在のビジネスにも通じる諜報の世界
  対立や競争に対しては中立な立場の情報に注目
個人の情報収集では、ギブ&ギブがカギ
  知らず知らずに飛び込むタダの世界
  アウトプットを通じて情報網を拡大する
分析のヒントは「熟成」にある
  世界的なクオリティペーパーが評価される理由
  熟成させた情報は「洞察」へと変化する
加工(アウトプット)は模擬戦が有効
  情報の洪水から本質を見抜く訓練とは
  原典に当たり自分の頭で考える
組織として情報戦に立ち向かう
サカタのタネにおける実践知の活用
情報戦を組織に落とし込むには
不確実性を前提に価値を追求する

第2章 “Change”を駆動する力

    ダイナミックケイパビリティのさらに深層へ

混沌の時代を生きる意味
大転換の時代に問い直される「群れる意味」
新たな経済パラダイムへのシフトで求められる行動様式
ビジネスで変わるもの、変わらないもの
繁栄企業の短命化というパラダイムシフト
それでもビジネスの本質は変わらない
ビジネスに求められる「意味」や「価値」が変化している
変革のためのケイパビリティ
一時的な優位性の連鎖をつくり続ける
プロジェクトエコノミーの潮流~オペレーションからプロジェクトへ
ダイナミックケイパビリティとは
生きているシステムとしての組織
ビジネスの本質を再び駆動させる自己変容の軸
3つの「進化の素」が変革を駆動する
 ❶認識を繰り返し創るカルチャー
 ❷イントレプレナーを育むカルチャー
 ❸セレンディピティを育むカルチャー
いま、経営チームが磨くべき「センス」
 ❶価値をビジネスとして構想するセンス
 ❷事業の構成可能性を高めるセンス
 ❸ビジネスを柔軟にくくり直すセンス
 Column 【実践例】ダイフクのダイナミックケイパビリティ

第3章 “Change”を創る力

    第5の経営資源「コミュニティ」

事業戦略としてのコミュニティ構築
株主資本主義からステークホルダー資本主義へ
経営イシューとしてのコミュニティの変遷
企業変革の主体としてのコミュニティ
社内外の“個”の意思がドライブする変革
企業変革の拠り所となる個人のパーパス
個人を起点としたコミュニティによる変革
 Column 独創力を発揮するZ世代との付き合い方
デジタル戦略をエンパワーする社外のコミュニティ
マーケティングの在り方を変える顧客のコミュニティ
“推しコミュニティ”を活用して消費への熱量を生み出す
分散型自律組織:DAOを通じて企業組織を変革する
新産業を創造するコミュニティドリブンのイノベーション
 Column セールスフォースのイノベーションを支えたコミュニティ
ビジネスプロデュースからマーケットプロデュースへ
 Column 【実践例】コミュニティでイノベーションを創出し続けるTMIP
未来社会への共感による市民中心のイノベーションコミュニティ
スマートシティへの期待と失望
市民主導のイノベーションコミュニティ
持続的な企業価値向上のカギはグローカルなコミュニティ
 Column 【実践例】徳島県神山町に生まれたイノベーションコミュニティ

第4章 “Change”の要諦

    とらえる力、駆動する力、創る力

序論:“Change”を問い直す
第1章:Changeをとらえる「情報戦」
 ①「情報戦に奇策はない」ことを肝に銘じる
 ②情報感度を高める
 ③実践を通じて学習する。そして実践知に落とし込む
第2章:Changeを駆動する「進化の素」
 ①認識を繰り返し創る
 ②社内企業家を育む
 ③偶然を価値につなげる
第3章:Changeを創る「コミュニティ」
 ①パーパスを描き、コミュニティとの「共感」を創る
 ②コミュニティとの「共創」アジェンダを掲げる
 ③コミュニティが定着する仕組みを用意する
【実践例】 DTCの自社改革に見る「Power of Change」
 コンサルタントへの期待が変化するなかで創業期を乗り切る
 タコツボ化の悪循環からの脱出
 「第2DTC」のチャレンジ
 認識なき着眼
 方針ではなくカルチャーを示す時代の始まり
 Value(価値)×コミュニティによる経営変革への挑戦
形成的変革とその先に

おわりに

プロフィール





著者

デロイト トーマツ コンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(DTC)は国際的なビジネスプロフェッショナルのネットワークであるDeloitte(デロイト)のメンバーで、日本ではデロイト トーマツ グループに属し、デロイトのグローバルネットワークを通じた全産業分野の戦略課題に対応する組織体制と5,000名規模の専門性の高いメンバーにより、日本のみならず世界中で最適なサービスを提供している。近年は経営戦略に特化したモニター デロイト、デジタルに特化したデロイト デジタルというサブブランドも展開している。

モニター デロイト
デロイトの戦略コンサルティングブランド。ハーバードビジネススクールの教授陣によって設立されたモニターグループが前身。デロイトとの間で効果的なシナジーが実現し、グローバルでは2013年より、日本国内では2018年より先進的な戦略コンサルティングを提供している。

デロイト デジタル
デジタル戦略、クリエイティブ、ウェブとモバイル技術を統合するブランド。デジタルストラテジー×クリエイティブ×テクノロジーによる新しい形のビジネスアドバイザリーを展開している。

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