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改訂3版 グロービスMBAクリティカル・シンキング

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改訂3版 グロービスMBAクリティカル・シンキング

書籍情報

  • 紙版
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  • グロービス経営大学院 著
  • 定価:3080円(本体2800円+税10%)
  • 発行年月:2012年05月
  • 判型/造本:A5上製
  • 頁数:222
  • ISBN:978-4-478-02058-6

内容紹介

ビジネスに必須の論理的思考力を、豊富な演習と事例を通して身につける。いままでにない斬新な発想、見落としていた機会や脅威の発見、効率的・効果的なコミュニケーション、集団としてのより良い意思決定、説得・交渉・コーチングの上達などが可能になり、成功へのチャンスをつかめる。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき

序章 クリティカル・シンキングの要素と考える基本姿勢

クリティカル・シンキングとは
  1 考えることの重要性
   考え方を振り返る
  2 クリティカル・シンキングとは何か
    クリティカル・シンキングの重要性
    クリティカル・シンキングでチャンスをつかむ
      Column:クリティカル・シンキングとロジカル・シンキング
  3 クリティカル・シンキングの3つの基本姿勢
  4 クリティカル・シンキングの3つの方法論

第1部 思考をまとめ、メッセージをつくる

第1部のはじめに

第1章 大きな論理の構造をつくる

Ⅰ 大きな論理の構造
  1 大きな論理の構造とは
  2 論理の構造をつくるためのステップと「ピラミッド・ストラクチャー」
     ピラミッド・ストラクチャーを用いて「論理の構造」をつくるメリット

Ⅱ 何を考えるべきか:イシューと枠組み
  1 「イシュー」を考え、特定する
     イシューはなぜ重要か
     イシューを押さえ続ける
     イシューは具体的に考える
      Column:イシューを適切に設定する
  2 「枠組み」を考える
     枠組みはなぜ重要か
     「抜け漏れ」がない枠組みを考える
     イシューにダイレクトな枠組みを考える
     コミュニケーションの場面では、相手の関心に沿った枠組みにする

Ⅲ 論理的に考えるための道具:ピラミッド・ストラクチャー
  1 論理を構造化する手法:ピラミッド・ストラクチャー
     ピラミッド・ストラクチャーと文章
  2 論理をピラミッド型に構造化するステップ
     ステップ❶:イシューを特定する
     ステップ❷:論理の枠組みを考える
     ステップ❸-1:So what?(だから何?)を問いかけ、メッセージを抽出する
     ステップ❸-2:Why? True?を問いかけ、論理が成立しているかチェックする
  3 ピラミッド・ストラクチャーの文章化
  4 大きな論理の構造をつくるための「要諦」
     言葉の定義を明確にする
     手と目を動かして、何度もつくり直しながら考える

Ⅳ 演習問題
  第1章のまとめ

第2章 論理展開

Ⅰ 演繹的思考・帰納的思考
  1 論理展開のパターン
     論理展開を正しく行うことのメリット
  2 演繹法
     結論を導き出す:演繹法
      Column:包含関係と必要条件・十分条件
  3 帰納法
     結論を導き出す:帰納法
  4 演繹的思考と帰納的思考の関係
  5 論理展開を分析する

Ⅱ 論理展開のチェックポイント
  1 間違った情報
  2 隠れた前提
  3 論理の飛躍
  4 ルールとケースのミスマッチ
  5 軽率な一般化
      Column:「抽象的」の罠
  6 不適切なサンプリング
      Column:論理展開のクセ

Ⅲ 演習問題
  第2章のまとめ

第2部 状況を分析する

第2部のはじめに

第3章 現状を把握する

Ⅰ 現状を把握するとは何か
      Column:アウトプットからインプットをさかのぼる

Ⅱ 現状を把握する際の基本動作
  1 基本動作❶:構成要素に分解する
     MECE:モレなくダブりなく
      Column:さまざまな切り口の考え方
     切り口と切り方
     切り方を考える際の注意点
  2 基本動作❷:分析対象を多面的にとらえる
      Column:感度のよい切り口・切り方
  3 全体と構成要素それぞれの特徴・傾向をつかむための視点
     視点❶:全体の構成と、構成要素のバラつき度合いを把握する
     視点❷:インパクトの大きさを考える
     視点❸:比較して、差分を見つける
     視点❹:法則性と特異点・変曲点を見つける
      Column:分析思考と統合思考

Ⅲ 演習問題
第3章のまとめ

第4章 因果関係

Ⅰ 因果関係の把握
  1 因果関係を把握する
  2 因果関係とは何か
     因果関係と言える条件
     因果関係を見極める──推量・類推の重要性
  3 因果関係を考えるステップ
     ステップ❶:考えられる要因を具体的に洗い出す
     ステップ❷:原因をさらに問い続ける
     ステップ❸:因果の構造をとらえる
     因果の構造化の留意点
  4 好循環と悪循環
     悪循環を好循環に変える
      Column:5回の「なぜ?」を繰り返せ
      Column:因果関係を構造的にとらえることの難しさ

Ⅱ 因果関係を正しく紐解くためのポイント
  1 直感による判断
  2 第3因子の見落とし
  3 因果の取り違え
  4 最後の藁
    スキーマ──4つの錯覚に共通する要因
    目的と手段とは
  5 真の目的が共有されない
  6 手段の目的化
  7 予期せぬ副作用
      Column:因果関係を証明する難しさ

Ⅲ 演習問題
第4章のまとめ

補論 仮説と検証

  1 仮説とは
    仮説の定義
    論理構造・分析における仮説の位置付け
  2 仮説を立てる
    仮説・検証のステップ
    考えるうえで仮説を立てることの効果
  3 よい仮説をつくるために何が必要か
    「よい仮説」とは
    「よい仮説」をつくるために
    「よい仮説」をつくる環境をいかに整えるか
  4 検証の注意点
      Column:仮説検証と企業戦略

第3部 ケーススタディ(総合演習)

あとがき

参考文献

索引





執筆者紹介

【執筆・企画・構成】
大島一樹(おおしま・かずき)
東京大学法学部卒業後、長期信用銀行を経てグロービスへ入社し、思考系科目の教材開発、講師などに従事。その後、外資系生命保険会社における銀行窓販向け研修開発等を経て、現在はグロービス出版局にて書籍の企画、執筆、編集を担当。共著書に『MBA定量分析と意思決定』『グロービスMBAクリティカル・シンキング コミュニケーション編』(以上ダイヤモンド社)など。

嶋田毅(しまだ・つよし)
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了後、戦略系コンサルティングファームに入社、業界・企業分析や戦略の立案、実行支援を行う。その後、外資系理化学機器メーカーを経てグロービスに入社、現在はグロービス出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問。グロービス経営大学院にて教鞭もとる。著書に『[実況]ロジカルシンキング教室』(PHP研究所)、『利益思考』(東洋経済新報社)、『ビジネス仮説力の磨き方』『グロービスMBAビジネス・ライティング』(以上ダイヤモンド社)など。

【企画協力】
吉田素文(よしだ・もとふみ)
立教大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。大手私鉄会社を経てグロービス入社。現在は、グロービス経営大学院副研究科長、株式会社グロービスチーフ・ナレッジ・オフィサー。論理思考・問題解決・コミュニケーション・経営戦略・リーダーシップ・アカウンティング等の領域を中心に、プログラム・コンテンツ開発を多数行うとともに、グロービス経営大学院および企業研修での講師を多数務める。

【執筆】
小林阿佐子(こばやし・あさこ)
京都大学農学部卒業後、食品メーカーの商品開発部門にて、商品提案、開発、製造の各工程を経験し、多くの新商品の開発業務に携わる。現在はグロービスの法人研修部門にて、製造業を中心とした法人向けの人材育成・組織開発の企画・設計業務を担当するとともに、クリティカル・シンキングをはじめとする思考系科目のコンテンツの開発担当及び講師を務める。

中丸雄一郎(なかまる・ゆういちろう)
上智大学経済学部卒業後、外資系コンサルティングファームに入社。公共サービスグループに所属し、中央省庁及び司法機関に対する情報化戦略の策定・実行支援、人事異動プロセスの業務改善などに従事。その後グロービスに入社。現在は思考系領域の研究開発などを行う思考ファカルティ・グループにて実務面での責任者を務め、同グループのマネジメントや思考領域のリサーチ・教材開発などを行う。

林浩平(はやし・こうへい)
慶應義塾大学経済学部卒業。コンサルティングファームにて、主に官公庁や教育機関に対し、戦略立案・制度設計・実行支援を行う。その後、モチベーションを軸とした組織開発を行う日系ベンチャーを経て、グロービスに入社。現在はファカルティ本部にて、ヒト系科目や思考系科目の講師、研究・教材開発、講師採用・育成を担当。

廣田元(ひろた・はじめ)
東京大学経済学部卒業後、金融機関に入社。主に人事異動・新卒採用、新販売チャネル・新専門職人事制度の立ち上げを担当した後、広告代理店にて人事全般、管理会計、カンパニー意思決定・子会社経営支援等を担当。その後グロービスに入社し、現在は、法人向け新プログラムの商品・営業企画を行うと同時に、思考系領域の研究開発グループのフェローを務め、グロ-ビス経営大学院にて教鞭をとる。


著者紹介

グロービス経営大学院
 社会に創造と変革をもたらすビジネスリーダーを育成するとともに、グロービスの各活動を通じて蓄積した知見に基づいた、実践的な経営ノウハウの研究・開発・発信を行なっている。
 グロービスは、以下の活動を通して、社会の創造に挑み、変革を導く。(http://www.globis.co.jp/)
 ◦グロービス経営大学院(経営大学院/東京・大阪・名古屋・仙台)
 ●グロービス・コーポレート・エデュケーション(法人向け人材育成事業/日本・上海)
 ●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
 ●グロービス出版(出版事業)
 ●オンライン経営情報誌「GLOBIS.JP」(経営情報サイト運営事業)
 ●コンファレンス運営(G1Summit/G1Global/G1Executive)

■新版(2005年11月発行)
執筆 高森厚太郎
執筆・企画・構成 東方雅美

■旧版(2001年3月発行)
執筆協力 河尻陽一郎
企画協力 高橋俊之

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