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医者の世話にならない生きかた

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医者の世話にならない生きかた

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 渥美和彦 著
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2013年04月
  • 判型/造本:4/6並製
  • 頁数:240
  • ISBN:978-4-478-02307-5

内容紹介

「なぜ、病院に行っても治らないのか?」「なぜ、検査ばかりで病名がわからないのか?」
「できれば、病院の世話にならずに健康でいたい」「どうすれば、最期まで自分の面倒は自分で見られるのか?」多くの人が病院や医者に対して抱いている疑問や不安に、84歳の医師(東大名誉教授)が応える。

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目次

序章 自分の面倒を見られない人は、大往生できない

病院に掛かってもスッキリしない、本当の理由
医者に頼りきりでは、治るものも治らない

第1章 なぜ、病院に行っても治らないのか

人の体は、内臓にまで個性がある
「同じ病状」というものは、存在しない
「万人に効く治療法」も、存在しない
「病気を治す」と「体を治す」は、似て非なるもの
「患者を救う」よりも「病気を治す」を優先する医療
体全体を診る医者がいなくなった理由
「病院へ行くと、病気になる」は本当か

第2章 医者でも「名医」を見つけるのは難しい

医者もピンキリ
医学生は知識よりも身体感覚を身につける
「勘に頼る」医者はいい医者
「人間好き」な医者は、案外少ない
「名医」よりも「自分に合った医者」がいい
何でも相談できる「マイドクター」を見つけておく
代々開業している町医者がいい
「健康手帳」はこまめに書き込む
医者の「わからない」は、誠実な姿勢
「サード・オピニオン」のすすめ
「患者が選ぶ医療」の落とし穴
医療とは本来、患者さんを苦しめるもの
「医者も人間」と思っておくと、ちょうどいい
「人間のできた医者」とは何か

第3章 病気のほとんどは病名がわからない

「診断」と「治療」は、分けて考える
医者は必要のない検査も勧めてくる
基準値に振りまわされない
放っておいても治る病気は結構多い
体調不良は、原因がわからないのが普通
病院が一番不得手なこと
ストレスとは戯れる
薬はできるだけもらわない
「やめられない薬」は避ける
薬を減らすためにできること

第4章 自分の面倒を自分で見続けるために、できること

厄年を迎えたら人間ドック
自分の「未病」を知っておく
「体重」「頭痛」「しびれ」には気をつける
自分に合った「健康の伴走者」を見つける
「病の気配」がわかるのは自分だけ
「あたりまえのこと」でほとんどの病気は防げる
食事制限があっても、「食」への興味を持ち続ける
続けられそうな「節制」を選ぶ
酒を酌み交わしたい人を持ち続ける

第5章 「病気は治らないもの」と心得る

「病気が治る」とはどういうことか
「治ったら運がよかった」と考える
老化という「病気」に効く薬はない
アンチエイジングの思考では幸せに死ねない
脳は若さを保てる唯一の器官
「頑固」「耳を貸さない」は、脳を使っていない証拠
「がん」を不幸と思わない
がんとは「引き分け」に持っていく
それでも、やはり人は死ぬ
食べられなくなったら、受け入れる
「生かされている」と気づいた時、奇跡が起きる
「感謝」は一番の妙薬
「目に見えないもの」を信じる力

終章 本当は遅れている日本の医療

「病院に頼らない医療」こそが、最先端の医療
日本の医療のもろさ

あとがき





著者

渥美和彦(あつみ・かずひこ)
東京大学名誉教授。1928年生まれ。1954年東京大学医学部を卒業し、心臓外科を専攻。人工心臓、レーザー治療、電子カルテなどの最先端医療の研究に取り組む。漫画家・手塚治虫とは中学時代の同級生で『鉄腕アトム』に登場する「お茶の水博士」のモデルの一人となった。東京大学医学部医用電子研究施設助教授、教授、施設長を歴任し、1989年に退官。鈴鹿医療科学大学学長を経て、2008年に一般社団法人 日本統合医療学会を設立して理事長に就任。現在、同学会名誉理事長。2012年・秋に瑞宝中綬章を受章

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