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再起日本!

世界のハイテク技術を拓く

  • 紙版

再起日本!

世界のハイテク技術を拓く

書籍情報

  • 紙版
  • 前川 正雄 著
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2013年03月
  • 判型/造本:4/6上製
  • 頁数:274
  • ISBN:978-4-478-02365-5

内容紹介

現場を軽視する欧米流資本主義は、製造業をつぶし、所得層は二極分化して、社会の不安不満が増大し、文明の崩壊を招きつつある。これに対して日本は、人知れず着々と準備をすすめてきた生産財と資本財分野の製造業が健在であり、21世紀の世界をリードするハイテクセンターになれるのは、もはや世界に日本しか存在しない。

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目次

はじめに

第1章 ヨーロッパの没落

「ポピュリズムの時代」が終わる
ゲラダヒヒに学んだ人類
大東亜戦争が日本の自動車産業をつくった
政治も金融も終わりを告げる
内から広げる欧米、外から広げる日本

第2章 資本主義から場所主義へ

「場所」と「すみわけ」
仮説ではなく「場所」が答えを出す
一神教と多神教の違い
大陸文明から村落場所文明へ移る
文化から文明へ、そのサイクルが重要
「すり合わせ」と「場所」
西も東も同じものを見ている
分析よりも大切なカンと洞察

第3章 「まれびと」が日本をつくった

すべてを受け入れ溶かし込む日本のやり方
日本発の「まれびと」
日本の「特長のない特長」
「公」の性格が強い日本の共同体
伝えるより考える、考えるより感じる
生と死の循環性
これからの死生観
「まれびと」としての大東亜戦争

第4章 文化とつながった製造業こそ「産業の王」

製造業が世界を変える
製造業は自分たちの本業を忘れるな
コトを発見してモノをつくる
ガラパゴスで何が悪い
宗教とモノづくりの関係
民主主義より寄り合い主義
アナログとデジタル、どちらも必要
リンゴを木の上にならせよう
共同体、「すり合わせ」、「すみわけ」

第5章 世界の製造業はこうなる

零戦が日本車をつくった
日本が世界のハイテクセンターに
企業共同体の2つのタイプ
識字率と経済成長の関係
製造業が国の明暗を分ける

第6章 21世紀は日本の時代

「共同体の質」がすべてを決める
戦略は現場から考えよ
21世紀が求めている人間像
「すみわけ」て「跳ぶ」しかない
日本の製造業がとるべき戦略
まず共同体性を身につける教育を
少子高齢化、恐れるに足らず
正しい共同体は「公」を目指す

あとがき





著者

前川正雄(まえかわ・まさお)
昭和7(1932)年生まれ。昭和30年、早稲田大学理工学部工業経営科卒業、前川製作所入社、昭和46年より同社社長、現在MAYEKAWA HOLDING CEO/前川製作所顧問。一般財団法人前川報恩会理事長、公益財団法人和敬塾理事長、財団法人深川高年齢者活用センター理事長。スイス在住。
おもな著作に、『競争から共創へ』(清水博氏と共著、岩波書店、1998年)、『ものづくりの極意、人づくりの哲学』(ダイヤモンド社、2004年)、『世界を変える「場所的経営」』(実業之日本社、2010年)、『マエカワはなぜ「跳ぶ」のか』(ダイヤモンド社、2011年)、『BASHO MANAGEMENT』(英文)。

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