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戦略参謀

経営プロフェッショナルの教科書

  • 紙版
  • 電子版

戦略参謀

経営プロフェッショナルの教科書

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 稲田 将人:著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2013年08月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:428
  • ISBN:978-4-478-02446-1

内容紹介

紳士服チェーン「しきがわ」の営業マン高山昇は、陰謀家の阿久津専務の逆鱗に触れ、新設の経営企画室に異動に。だが、高山は持ち前の正義感と行動力を武器に、室長の伊奈木とコンサルタントの安部野の助力を得ながら、社長の補佐役として成長。社内の地雷を踏みまくりながら経営改革に取り組姿を描くビジネスストーリー。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

第1章 高山、最初の地雷を踏む

    企業はなぜ成長、低迷を繰り返すのか?

経営企画室 誕生
突然の異動
インセンティブ給与制度
成長の踊り場
ドーベルマン、阿久津
配属前の情報収集
大胆なリストラの話
高山、伊奈木に会う
安部野のオフィス、初訪問
組織のはじまり
考える仕事、「企画」業務
郊外型店舗のビジネスチャンス
高山のメモ

解説 長期低迷から抜け出すためにするべき3つのこと

第2章 「バケツの中身」が重要だ

    PDCAを回せない企業には明日がない

はじめての経営会議
伊奈木の指示
高山、2度目の地雷を踏む
フレームワークは考えを整理するための箱
経営とは、正しい企業文化づくり
社長の仕事とは
木本のアドバイス
ワイワイガーデン事業部の報告資料
経営企画の役割
問題解決の思考ステップ
事業部ヒヤリング
会社組織のガン
報告会

解説 PDCAを回すということ

第3章 経費削減と経費低減は違う

    経費の効果最大化のためのノウハウを蓄積せよ

悪化する営業利益
高山、経費低減プランを考える
安倍野のオフィス、3度目の訪問
BPRとは業務の最適化を目指すこと
「経費削減の鬼」はいらない
経費を分類して考える
求められる品質と機能を明確にする
3つの管理
経費低減は会社の文化に
伊奈木、阿久津専務に経費低減プロジェクトを説明する
プロジェクトの発足
キックオフミーティング
報奨金を出そう
電気代が削減できる
成功事例の発表

解説 本当の経費低減って?

第4章 社員がやる気になる人事制度とは

    一人一人が前向きなエネルギーを発揮できているか

白家の告発
販売インセンティブ制度を検証せよ
高山、販促コンサルタントに会う
経営の意思を組織に反映させる──マーケティング部の事例
制度の問題点
目に見える成果
人事制度の目的
安部野の改善案
人事制度に必要な2つの顔
前提が違えば制度の運用に不具合が起こる
リストラは勇気ある経営判断なのか
高山、社内ルールに違反する
人事制度の改善案をプレゼンする

解説 人事機能の使命とは

第5章 起死回生の販促プラン

    成功に向かって仮説を立て地道に努力する

怪文書が出回る
添谷野の思惑
四季川社長の焦り
常識外れの販促チラシ
経営者の判断
チラシの効果
阿久津、神戸に

解説 経営不振の時に行うべきことは?

第6章 混沌のなか、海図を求める

    事業不振は「市場との乖離」から生じる

社長の器
経営企画の使命
伊奈木、社長へ市場調査を提案する
市場調査のためのプレゼンテーション
見えてきた事実
高山、しきがわの新成長戦略を発表する
新業態の準備

解説 新業態開発とは

第7章 新業態を立ち上げる

    トップの抑えが弱くなると、組織内にエゴイズムがはびこる

オープン初日のにぎわい
不審者
樋上からの忠告
高山、辞職の意思を安部野に伝える
伊奈木の決断
伊奈木、秘書の木本を食事に連れ出す
情報システム部へのヒヤリング
内通者
大久保の懸念
証拠のメモ
社長への相談
阿久津の反応

解説 人間の持つ「業」にどう立ち向かうか?

第8章 社内の「憑き物落とし」

    戦略参謀は「成功した創業者」の精神にのっとって行動する

伊奈木、途方に暮れる
安部野へ相談する
高山、動く
社長への要請
「憑き物」の正体
会長の疑問
使われなかった最後の武器
「性、怠惰なり」そして「煩悩」が生まれる
大団円

解説 高山への最後の講義

あとがき





著者

稲田将人(いなだ・まさと)
株式会社RE-Engineering Partners代表、経営コンサルタント

早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所よりの企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号を取得した後、マッキンゼーアンドカンパニーに入社。
マッキンゼー時代は、大手電気企業、大手建設業、大手流通企業などの戦略策定や経営改革などに携わる。
その後は、企業側の依頼により、大手企業の代表取締役社長、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。
これまで経営改革に携わったおもな企業には、アオキインターナショナル(現Aoki HD)、ワールド、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ株式会社、三城、卑弥呼などがある。
2008年8月に(株)RE-Engineering Partnersを設立。成長軌道入れのための企業変革を外部スタッフや役員などの役目で請け負う。戦略構築、しくみつくりにとどまらず、社内に機動的な参謀チーム、改革スタッフを養成し、企業が永続的に発展するための社内の習慣づけ、文化づくりを行い、事業の着実な成長軌道入れまでを行うのが特徴。
ワールドでは、低迷していた大型ブランドを再活性化し、再成長軌道入れを実現する。

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