目次

はじめに

第１章　一生、お金に困らない方法

１円玉にも仏が宿っていると思えば、お金が貯まってきます【仏性】
「稼ぐこと」より「与えること」をまず考えましょう【布施】
施す人、施す物、受け取る人が清浄な、お金の使い方をしましょう【三輪清浄】
お金を使うときは、気持ちよく出せる金額を喜んで送り出しましょう【喜捨】
消費を減らし、収入の４分の１を貯めれば、お金は殖えます【収入四分の計】
今あるものに感謝すれば、お金に振り回されることはなくなります【餓鬼】
自分の望みをかなえ、他者にも貢献することで、稼ぐ力が身につきます【自益益他】
一生、お金に困らないためにやるべきこと

第２章　日々のトラブルを乗り越える方法

イライラや怒りを感じたら、自問自答して原因を見つけましょう【止観】
トラブルが起こったら、「あるがまま」を受け入れましょう【安心立命】
楽をしすぎず、無理もしすぎないのが、幸せに生きる王道です【中道】
時間は生命。時間を有意義に使えば、トラブルは回避できます【正命】
相手の立場につねに配慮すれば、トラブルは避けられます【忘己利他】
心を鍛えて精神性を高めれば、トラブルに立ち向かえる【不退転】
日々のトラブルを乗り越えるためにやるべきこと

第３章　円滑な人間関係をつくる方法

周囲の人たちに生かされていることに感謝しましょう【六方拝】
相手が間違っていると思う前に、自分の思い込みを疑いましょう【見取見】
どんなに頼りない部下も「仏の子」だと思えば、活きた人材になります【仏の子】
「合わない人」こそが、あなたを成長させてくれます【化身】
自分の心を相手の心に合わせれば、人間関係はギクシャクしません【同事】
「欲」や「比較」を捨て、自分の色を光らせれば、人間関係に苦しみません【青色青光　黄色黄光　赤色赤光　白色白光】
人間関係に疲れたら、孤独と向き合うこともときには必要です【犀の角のようにただ独り歩め】
円滑な人間関係をつくるためにやるべきこと

第４章　家族と幸せに生きる方法

配偶者とは、前世から結ばれている深いご縁があります【多生の縁】
夫（妻）としての役割を自覚することが、夫婦円満の秘訣です【七種の妻】
「育児」は「育自」。子どもを育てることであなたが成長します【上求菩提・下化衆生】
虚勢を張らず、自分の弱さを認めれば、家族の信頼が育まれます【懺悔】
あなたの「煩悩」を消せば、子どものやる気は引き出せます【三毒】
子どもが挫折したときは、まず、その原因をあきらかにしましょう【諦観】
家族と幸せに生きるためにやるべきこと

第５章　目に見えない幸運を引き寄せる方法

いつ訪れてもいいように、チャンスを迎える準備をしておきましょう【奇縁】
人に知られることのない隠れた善行が、幸運をもたらします【陰徳を積む】
環境や人のせいにせず努力する人にこそ、仏の光が差してきます【泥中の蓮】
人生を切り開くには、「ここへたどり着きたい」と決めればいいのです【一念発起】
過去を悔やまず、未来を不安がらず、「今」に最善を尽くしましょう【前後際断】
誘惑に負けず、迷いに振り回されず、今やるべきことをやりましょう【悪魔】
目に見えない幸運を引き寄せるためにやるべきこと

第６章　充実した人生を生きる方法

顔は心を映す鏡。笑顔を心がけると身体も元気になります【和顔施】
病気やケガをしたら、それがもたらす意味に気づきなさい【自然】
どんなに苦しくても、よりよく生きようとすれば「苦」は和らぎます【四苦】
一日、一瞬をムダにせず、目的に向かって進めば、人生は充実します【無常迅速】
いくつになっても自立した生き方をすれば、最高の境地に至ります【自由】
10の教えを実践すれば、あらゆることについて幸福に達します【こよなき幸せ】
充実した人生を生きるためにやるべきこと

おわりに

参考文献

著者

大喜多健吾（おおきた・けんご）
1978年、三重県生まれ。立命館大学大学院（理工学研究科 環境社会工学専攻）修了後、大手建設コンサルタント会社に勤務。結婚し、子供も生まれ、順風満帆な生活を送っていたが、上司やクライアントの厳しい要求など過度のストレスから、死を考えるほどのうつ状態に陥る。やがて家庭が崩壊し、２歳の子を抱えたシングルファザーとなる。どん底の中、祖母の「人生はよくなるようにできている」という言葉をきっかけに、さまざまな宗教を学ぶ中で、仏教に強く惹き付けられる。経典や書籍を渉猟するとともに、仏教の指導者から５年間にわたって指導を受け、ブッダの教えを実践することで、どん底状態から復活する。現在、ブッダの教えや仏教の考え方を使って、多くのクライアントが抱える悩みを解決している。