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直感と論理をつなぐ思考法

VISION DRIVEN

  • 紙版
  • 電子版

直感と論理をつなぐ思考法

VISION DRIVEN

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 佐宗 邦威 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2019年03月
  • 判型/造本:A5変並製
  • 頁数:272
  • ISBN:978-4-478-10285-5

内容紹介

【岡田武史・入山章栄両氏 大絶賛!!】注目の戦略デザイナーが伝授!! 「根拠のない妄想」を手なずけ、強烈なインパクトを生み出す、知的創造の新技法とは? 「妄想→知覚→組替→表現」の4段階サイクルを回すだけで、プレゼン・意思決定・アイデア・説明…すべてがうまく回りだす!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 「単なる妄想」と「価値あるアイデア」のあいだ ── Between Vision and Strategy

「他人モード」にハイジャックされた脳/人も組織も「これがやりたい!」があると強い/あえて論理・戦略からはじめない/ただの直感・妄想で終わらない/すべては「余白のデザイン」しだい

序章 「直感と論理」をめぐる世界の地図 ── Wander to Wonder

PDCAが支配する「カイゼンの農地」
「カイゼンの民」に迫りくる自動化とVUCAの脅威
「論理」を手に領土拡大を目指す「戦略の荒野」
どれだけ戦っても得られないもの
目的の難民たちの新天地「デザインの平原」
デザイン思考の3つのシンプルな本質
「有用性」から解放された「人生芸術の山脈」
4つの思考サイクルの違い

第1章 最も人間らしく考える ── Think Humanly

変わるための“まわり道” ── トランジション理論
穴に落ちること。すべてはそこから
人が「自分らしい思考」を喪失する4つの原因
ビジョン思考を身につける2つの条件
「余白づくり」がすべての起点になる
現代人はむしろ「右脳」を育てやすい
「頭」で考えていては淘汰される。「手」で考えるには?

第2章 すべては「妄想」からはじまる ── Drive Your Vision

本当に価値あるものは「絵空事」からしか生まれない
根拠なき大風呂敷を嫌う「前年比至上主義」 ── イシューとビジョン
「実現しようがない目標」はナンセンスなのか?
「10%成長」よりも「10倍成長」を考える ── ムーンショット
ビジョン・ドリブン化する組織マネジメント
 CLUE 「紙×手書き」が基本
 CLUE 「感情アウトプット」を練習する ── モーニング・ジャーナリング
 CLUE 「何もしない時間」をスケジュール予約する
 CLUE 質問もまた「余白」である ── 妄想クエスチョン
 CLUE 思考の「錨」を下ろす ── 偏愛コラージュ
 CLUE 「考える→手が動く」を“逆転”する ── ひみつ道具プロトタイプ
 CLUE 創造の「テンション」を引き出す ── 魔法の問いかけ

第3章 世界を複雑なまま「知覚」せよ ── Input As It Is

「シンプルでわかりやすい世界」の何が問題なのか
知覚力を磨くには? ── 頭を「タコツボ化」させない方法
「手さぐり上手」が生き残る ── センス・メイキング理論
センス・メイキングの3プロセス
言語モードをオフにして、ありのままによく見る ── ①感知
 CLUE 「ペットボトルスケッチ」でモードの切り替わりを体感
 CLUE 言語脳を遮断する「逆さまスケッチ」
 CLUE 1日をイメージ脳で過ごす「カラーハント」
「箇条書き」ではなく、「絵」にして考える ── ②解釈
 CLUE 妄想を1枚の絵にする「ビジョン・スケッチ」
 CLUE 「1単語・1イラスト」の視覚化トレーニング
2つのモードを往復し、「意味」をつくる ── ③意味づけ
 CLUE モード切り替え力を高める「クラウドハント」
 CLUE 知覚力を磨く「ムードボード」

第4章 凡庸さを克服する「組替」の技法 ── Jump Over Yourself

最初は「つまらない妄想」からはじめたほうがいい
いいね!に安住しない「ひと手間」が差を生む
De - Sign=概念を壊してつくり直すこと
「箇条書き」はアイデアを固定してしまう ── 分解のステップ①
 CLUE 「組替力」を飛躍的に高める「可動式メモ術」
違和感に正直になる ── 分解のステップ②
 CLUE 「ツッコミ」のアンテナを鍛える「違和感ジャーナル」
「あたりまえ」を裏返す ── 分解のステップ③
 CLUE あまのじゃくキャンバス
発想に「ゆらぎ」を与えるアナロジー思考 ── 再構築のステップ①
「アナロジー的な認知」を促す3つのチェックポイント ── 再構築のステップ②
 CLUE アナロジー式「アイデア・スケッチ」
「制限」があるほうがまとまる ── 再構築のステップ③
 CLUE 一気にアイデアをまとめ上げる「セルフ無茶ぶり」の諸技法

第5章 「表現」しなきゃ思考じゃない! ── Output First

「私の仕事は『表現』じゃない」それは本当ですか?
イタレーション(反復)が「手で考える」のカギ
早めの失敗は儲けもの ── 「鳥の目」と「虫の目」
「速さ」こそが「質」を高める
「手で考える」を邪魔するもの ── 表現の余白づくり①
 CLUE ビジョン・アートの作品展示会
意見をもらうための「伝わりやすさ」 ── 表現の余白づくり②
 CLUE 記憶力と創造性が高まる「ビジュアルメモ」
 CLUE 「類推」を促す「ビジョン・ポスター」
「人を動かす表現」には「ストーリー」がある ── 表現の余白づくり③
 CLUE 人の心を力強く動かす「英雄の旅」フレーム

終章 「妄想」が世界を変える? ── Truth, Beauty, and Goodness

改めて問う、なぜ「自分モード」からはじめるのか?
アーティストの成長に見る「妄想を具体化する技術」の磨き方
妄想を「社会の文脈」から問い直してみる ── 真・善・美

おわりに 夢が無形資産を動かす時代 ── Business, Education, and Life





著者

佐宗邦威(さそう・くにたけ)
株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー
大学院大学至善館准教授/京都造形芸術大学創造学習センター客員教授
東京大学法学部卒業、イリノイ工科大学デザイン研究科(Master of Design Methods)修了。
P&Gマーケティング部で「ファブリーズ」「レノア」などのヒット商品を担当後、「ジレット」のブランドマネージャーを務める。その後、ソニーに入社。同クリエイティブセンターにて全社の新規事業創出プログラム立ち上げなどに携わる。
ソニー退社後、戦略デザインファーム「BIOTOPE」を起業。BtoC消費財のブランドデザインやハイテクR&Dのコンセプトデザイン、サービスデザインプロジェクトが得意領域。山本山、ぺんてる、NHKエデュケーショナル、クックパッド、NTTドコモ、東急電鉄、日本サッカー協会、ALEなど、バラエティ豊かな企業・組織のイノベーション支援を行っており、個人のビジョンを駆動力にした創造の方法論にも詳しい。
著書に『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』(クロスメディア・パブリッシング)がある。

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