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一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略

テクノロジーを武器にするために必要な変革

  • 紙版
  • 電子版

一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略

テクノロジーを武器にするために必要な変革

書籍情報

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  • ジョージ・ウェスターマン 著/ディディエ・ボネ 著/アンドリュー・マカフィー 著/グロービス 訳
  • 定価:3080円(本体2800円+税10%)
  • 発行年月:2018年09月
  • 判型/造本:A5上製
  • 頁数:328
  • ISBN:978-4-478-10312-8

内容紹介

ITを本業としない企業が、既存ビジネスをデジタル化する際にに立ちはだかる障害を乗り越えるにはどうすればよいのか? 世界400社以上におよぶリサーチからあきらかになったフレームワークを初公開。 MIT流デジタル戦略なら飛躍的成長を実現できる

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに ── デジタルマスターを目指す準備はできていますか?

序章 デジタルマスターとは何か?

ナイキ・デジタルスポーツの挑戦
デジタルマスターの遺伝子
デジタルマスターに至る4つのレベル
なぜデジタルマスターになることが重要か
デジタルマスターの業績優位性
待っている時間はあるか?
今すぐ始める方法

第1章 心をつかむ顧客体験を創造する

顧客体験の差別化が難しい3つの理由
昔ながらのバーバリー・ブランドをデジタルで再生する
デジタルマスターが生み出す顧客体験の4つの違い
顧客起点の体験を設計する
顧客と接触し結び付く
顧客データを体験の中心に据える
実体験とデジタル体験を切れ目なくつなぐ
従来型の組織を待ち受ける難題

第2章 核となるオペレーションを活かす

デジタル変革に手順はあるか
オペレーションのデジタル変革がもたらすもの
デジタル化以前の業務上のパラドックス
デジタル変革で過去のパラドックスを打ち破る
業務上の強みを構築する

第3章 ビジネスモデルを改革する

ビジネスモデルの改革は、なぜ実現しにくいか
現状に甘んじない
ビジネスモデル改革の5つの型
①業界のあり方を改革する
②製品やサービスを置き換える
③新しいデジタルビジネスを創る
④価値提供モデルを再構築する
⑤バリュー・プロポジションを再考する
ビジネスモデルの変革を意味のあるものにする

第4章 デジタルビジョンを創造する

電話帳会社パージュ・ジョーヌのデジタルビジョン
ビジョンが重要、変革的なビジョンはさらに重要
デジタルビジョンとはどのようなものか
変革的なデジタルビジョンをどうやって作るか
どうやって始めるか

第5章 組織を大々的に巻き込む

デジタル変革に必要な巻き込みとは
人と人の交流をデジタルに:ペルノ・リカール
全員で取り組む
デジタル変革のビジョンを実現するために巻き込む

第6章 変革をガバナンスする

P&Gのデジタルガバナンス
デジタルガバナンスが必要な理由
デジタルガバナンスの主要な仕組み
あなたの組織に最適なガバナンスの仕組みを見つける
デジタルガバナンスの構築に今すぐ取り組もう

第7章 テクノロジー・リーダーシップ能力を築く

ロイズ銀行グループのテクノロジー・リーダーシップ
テクノロジー・リーダーシップ能力の3要素
デジタルスキルの構築
リーダーシップ課題としてのデジタル・プラットフォーム
企業はテクノロジー・リーダーシップと共に進化する

第8章 デジタル変革の課題を定義し設定する

経営の負の慣性を乗り越えるための課題設定
デジタル変革の課題を認識しているか?
自社の出発点を理解しているか?
経営陣の認識はデジタルビジョンと整合しているか?
あなたの組織はデジタル変革の課題をうまく設定しているか?

第9章 投資の焦点を絞る

投資の焦点を絞ることからデジタル変革が始まる
ビジョンを行動に変換しているか?
適切なガバナンス・モデルを選んでいるか?
変革のための資金モデルはあるか?
焦点を絞り切れているか?
あなたの組織は投資の焦点をうまく絞れているか?

第10章 組織を動かす

組織を動かすために必要なこと
目指す姿を効果的に伝えているか?
巻き込む権利を獲得しているか?
新たな行動様式を設定しているか?
組織をうまく動かしているか?

第11章 デジタル変革を継続する

変革の機運を保ち、加速させる
土台となる能力を築いているか?
デジタル・プラットフォームを構築する
報酬体系を変革のゴールと整合させているか?
デジタル変革の進捗を測定し、監視しているか?
あなたの組織はデジタル変革をうまく継続させているか?

おわりに ── さあ、本番はこれからだ

付録 デジタルマスター・チェックリスト

訳者あとがき

原注

索引





著者

ジョージ・ウェスターマン(George Westerman)
マサチューセッツ工科大学(MIT)のデジタル・エコノミー・イニシアチブのプリンシパル・リサーチ・サイエンティスト。スローン経営大学院で「非ITの経営幹部ためのITエグゼクティブコース」を担当している。デジタルビジネスに関する2冊のベストセラーを持つ。

ディディエ・ボネ(Didier Bonnet)
世界的コンサルティング会社キャップジェミニのシニア・バイス・プレジデント。

アンドリュー・マカフィー(Andrew McAfee)
マサチューセッツ工科大学(MIT)デジタル・エコノミー・イニシアチブの共同ディレクター。ハーバード・ビジネス・スクールで教えるとともに、ハーバード大学のバークマン・センター・フォー・インターネット・アンド・ソサエティのフェローも務める。著書に『機械との競争』『ザ・セカンド・マシン・エイジ』『プラットフォームの経済学』(共著、日経BP社)がある。


訳者

グロービス
1992年の設立来、「経営に関する『ヒト』『カネ』『チエ』の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業を展開している。
グロービスには以下の事業がある。(http://www.globis.co.jp)
●グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
・英語(東京、オンライン)
●グロービス・マネジメント・スクール
●グロービス・コーポレート・エデュケーション
(法人向け人材育成サービス/日本・上海・シンガポール・タイ)
●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
●グロービス出版(出版/電子出版事業)
●GLOBIS知見録/GLOBIS Insights(オウンドメディア、スマホアプリ)
その他の事業:
●一般社団法人G1(カンファレンス運営)
●一般財団法人KIBOW(震災復興支援活動、社会的インパクト投資)
●株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント(プロバスケットボールチーム運営)


訳者一覧

吉田素文(よしだ・もとふみ)
グロービス経営大学院教員。立教大学大学院修了、ロンドン・ビジネススクールSEP(Senior Executive Program)修了。大手私鉄会社を経て現職。グロービス経営大学院の講義、企業の経営者育成、コンテンツ開発、講師育成、経営教育方法の研究・開発・実践に従事。著書『ファシリテーションの教科書』(東洋経済新報社)、共著書『MBAクリティカル・シンキング』(ダイヤモンド社)。

許勢仁美(こせ・めぐみ)
グロービス・ファカルティ本部主任研究員。東京大学卒業、INSEAD AIEP修了。アクセンチュア株式会社、国際協力機構(JICA-JOCV)を経て、グロービスに入社。一貫して、人、組織、地域の能力開発に携わる。現在は、テクノベート、異文化マネジメントなどをテーマに、領域横断での研究・コンテンツ開発に携わる。

御代貴子(みよ・たかこ)
グロービス・デジタル・プラットフォーム プロジェクトリーダー。慶應義塾大学卒業、グロービス経営大学院(MBA)修了。大手小売業のシステム開発に従事した後、グロービスに参画。法人向けコンサルティング部門、スクール部門を経て、現在はアセスメント&データアナリティクス事業のプロジェクトリーダー。人事組織系領域の研究にも携わる。

牛田亜紀(うしだ・あき)
グロービス・グローバルエデュケーション部門コンサルタント、ファカルティ部門研究員。早稲田大学卒、神戸大学大学院修了(MBA)、英イーストアングリア大学開発学修士。鉄道会社を経て、南米チリにて観光開発支援、コスタリカにて外務省専門調査員として経済政策分析等に携わる。現在は日系企業のグローバル人材育成プログラム開発、グローバルリーダーに関する調査研究等に従事。

君島朋子(きみじま・ともこ)
グロービス経営大学院教員。国際基督教大学卒業、東京大学大学院修了、法政大学大学院修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてコンサルティングに従事。その後グロービスに参画し、プログラム開発統括、法人部門ディレクターを経て、現在ファカルティ本部長。主に人材マネジメントと女性の活躍推進についての研究に携わる。共著書として『ビジネススクールで教えている武器としてのITスキル』(東洋経済新報社)。

木村純子(きむら・じゅんこ)
グロービス・コーポレート・エデュケーション部門シニアコンサルタント。早稲田大学卒業、グロービス・オリジナルMBAプログラム(GDBA)修了。大手教育会社にて法人営業、人事制度設計に従事した後、グロービスに参画。現在は法人向けコンサルティング部門にて経営リーダー育成、アセスメント開発に従事。人事組織系領域の研究にも携わる。

林恭子(はやし・きょうこ)
グロービス経営大学院教員。筑波大学大学院博士課程前期修了(MBA)。モトローラにて半導体や携帯電話の法人事業、ボストン コンサルティング グループにて経営コンサルタントの採用・能力開発に携わった後、グロービスへ。プログラム開発部門を経て現在は経営管理本部長。リーダーシップ、キャリア、ダイバーシティ、パワーと影響力等の領域を研究。

■翻訳・編集協力
アデリー出版企画 東方雅美

■企画協力
グロービス 嶋田毅
グロービス 川上慎市郎

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