わけるとつなぐ
これ以上シンプルにできない「論理思考」の講義
わけるとつなぐ
これ以上シンプルにできない「論理思考」の講義
書籍情報
- 深沢 真太郎 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2020年10月
- 判型/造本:46変並
- 頁数:272
- ISBN:9784478105337
内容紹介
どんな問題も、たった2つの行為で答えは出せる。試合で一度も勝てなかった女子高の弱小サッカーチームが、"わける"と"つなぐ"だけで勝利するストーリー形式。高校生から社会人まで誰でも「論理思考」本質をつかめる、画期的な入門書です。
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
はじめに 「正解」のない世界で100年生きるすべての人へ
主な登場人物紹介
第1章 考える=「わける」と「つなぐ」
1 人生が楽しくなかった女子高生
部活なんて、将来何の役にも立たない
変わりたいけど、変われない
自分の心に正直になると、人生が動き出す
2 1回も勝てないサッカー部
誰も「勝ちたい」と思っていない
才能がないなら、考えるしかない
3 「論理思考」のシンプルな本質
サッカーとビジネスの2つの共通点
「ちゃんと考える」の正体
4 「数学が嫌いになった理由」を考える
それは、いくつの要素にわけられるか?
問題から結論までを「→」でつなぐ
役割をわけて考える
5 「勝ちたい」と本気で思ったなら
第2章 「わける」とポイントが見える「つなぐ」と答えが出せる
6 1日目 〜勝てない理由を考える〜
できるだけ細かい要素にわける
「同じグループ」にわける
必要のないものを「考えない」と決める
「やりたいこと」と「適していること」は違う
わけると、スッキリする
7 2日目 〜“ちゃんと考える”で本当に勝てるのか〜
納得していない人間は、動けない
わけた要素を「→」でつなぐ
「→」とは、「接続詞」である
8 3日目 〜私たちはどこで勝負するのか?〜
わけて、つなぐ。わけて、つなぐ。
勝ちにつながる「もう1つの要素」
9 4日目 〜“気持ちの問題”の重要性を再考する〜
人が動くとき、知識やスキルよりも大切なもの
「抜け漏れがないか」をチェックする
推定すると「その先」に進める
「掛け算」にわける
もっとも重視すべきものは何か?
10 5日目 〜合理的なのはどっち?〜
「結論」は、いくつにわけられるか?
「直感的な数字」に置き換える
数値なら「比較」できる
補講 〜“わける”をわける
「要素のわける」と「比較のわける」
第3章 「考える」の先にある宝物
11 秋晴れのキックオフ
12 決着
13 サンドロは何を教えたのか?
フレームワークと「わける」と「つなぐ」
「わけるとつなぐ」で将来を考える
著者
深沢真太郎(ふかさわ・しんたろう)
1975年神奈川県生まれ。ビジネス数学教育家。BMコンサルティング株式会社代表取締役。一般社団法人日本ビジネス数学協会代表理事。数学を用いた論理的思考力をビジネスに活かす「ビジネス数学教育」の第一人者。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了、理学修士(数学)。「ビジネス数学検定」国内初の「1級AAA」(最高ランク)認定者。SMBCコンサルティング株式会社などの大手企業や、早稲田大学、産業能率大学などの教育機関の研修・講座に登壇するほか、プロ野球球団やトップアスリートの教育研修も手がける。これまで延べ1万人以上を指導。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなども務める。著書に『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』(日本実業出版社)、『数学的に考える力をつける本』(三笠書房)、『「仕事」に使える数学』(ダイヤモンド社)など多数。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)