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ULTRA LEARNING 超・自習法

どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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ULTRA LEARNING 超・自習法

どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • スコット・H・ヤング 著/小林啓倫 訳
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2020年03月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:344
  • ISBN:9784478105726

内容紹介

「入学しないまま、MITの4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを1年でマスターした」「1年間で4つの日常会話レベルの外国語を習得した」「たった1ヵ月で写実的なデッサンが描けるようになった」ことが知られる著者が解説する「学習の思考法」。全米で話題のどんなスキルでも最速で習得できるメソッドを紹介。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

第1章 MITに行かずにMITの学生より短期間で学ぶ

私の最初の挑戦「MITチャレンジ」
 専門化・高度化する時代のための新しい勉強法

たった3ヶ月で外国語をマスターする
 次々に語学が習得できる非常識なアプローチ法

クイズ番組で20万ドルを勝ち取った男の戦略と分析
 「集中的な学習」が不可能を可能にする

最低賃金から億万長者に
 ウルトラ・ラーニングでヒットゲームをつくったバロンの話

MITチャレンジとその後
 私は「スキル習得のための万能薬」を見つけた

さまざまなウルトラ・ラーナーたち
 個性的な学習者たちから見つけた共通の原則

第2章 ウルトラ・ラーニングが「あなたの価値」を高める

ウルトラ・ラーニングが私たちの人生を豊かにする
 奇抜だが非常に実用的なメソッド

「中流」というライフスタイルが送れる時代は終わった
 常に学習することが要求される現代社会

大学に通うコストの高まり
 役に立つかわからない授業を受ける意味はあるのか?

テクノロジーが拓く学習の新しいフロンティア
 学習の効率を高められるかどうかはあなた次第

ウルトラ・ラーニングでキャリアアップ
 ウルトラ・ラーニングが適用できる3つの分野

ウルトラ・ラーナーたちを駆り立てた原動力
 「仕事での成功」だけを目指しても続けることはできない

才能とは何か ── テレンス・タオの場合
 私たちに天才の真似はできるのか?

戦略や学習法によって凡人でも圧倒的な成果を出せる
 どんなスタート地点に立っているかは関係ない

ウルトラ・ラーニングのための時間を見つける
 カスタマイズして自分なりの学習計画を立てる

ウルトラ・ラーニングの価値についての議論
 誰でも習得可能な手法なのか?

第3章 ウルトラ・ラーナーになる方法

誰でも「優れた学習者」になれるのか?
 「普通の人」を「ウルトラ・ラーナー」に変える実験

ウルトラ・ラーニングの第1ステップ
 「どうやって学べばいいのか」を把握する

準決勝進出、そしてキャリアチェンジへ
 継続すれば新しいスキルは必ず身につく

ウルトラ・ラーナーになるためには?
 私が見つけた9つの原則

第4章 原則1 メタ学習 最初に地図を描く

メタ学習とは何か?
 1つ目の原則「学習について学習すること」

メタ学習の地図が持つ力
 ウルトラ・ラーニング・プロジェクト成功のカギを手に入れろ

どうやって地図を描くか?
 「メタ学習準備」と「メタ学習スキルのストックを増やす」という2つの方法

「なぜ」「何を」「どうやって」を決める
 「メタ学習準備」は3つの質問に分解して考える

「なぜ」に答える
 実利のために学ぶのか、興味のために学ぶのか

「何を」に答える
 「概念」「事実」「行動」に分けて学習対象を把握する

分析結果から地図を描く
 ボトルネックを見つけて学習の効率を上げる

「どうやって」に答える
 「ベンチマーク」と「強調/除外法」

どの程度まで計画すべきか?
 「良い準備」をするための2つの指針

メタ学習の長期的なメリット
 ウルトラ・ラーニングを繰り返すほどメタ学習の能力が上がる

第5章 原則2 集中 ナイフを研ぎ澄ます

第1の問題:集中を始められない(先延ばしする)
 「先延ばしにしようとしている自分」をまず認識する

第2の問題:集中を維持できない(気が散る)
 集中力を失ってしまう原因は3つある

第3の問題:適切な集中ができない
 「興奮レベルの最適化」で理想的な集中状態をつくる

集中力を改善する
 気を散らしたいという衝動は、それに抵抗するたびに弱まる

第6章 原則3 直接性 一直線に進む

直接取り組むことの重要性
 「講義を受ける」よりも「試験問題を解く」ことに時間を割け

「転移」が起こらないという学校教育の残念な事実
 教育機関での学習はあまりにも「間接的」だ

「直接性」で問題を解決する
 自分の学習をデザインする前に絶対に知っておくべきこと

「転移の問題」を回避する方法
 「より深い知識」を得ることが転移を促す

どうやって直接学ぶか?
 ウルトラ・ラーナーたちが採用している4つの戦術

ウルトラ・ラーナーは直接学ぶ
 新しいことを学ぶときは、得た知識を使う状況をイメージする

第7章 原則4 基礎練習 弱点を突く

学習の化学反応
 全体のパフォーマンスを左右する要素を特定する

基礎練習と認知負荷
 1つのスキルに「一点集中」して能力を伸ばす

「直接から基礎練習へ」アプローチ
 「直接学習」と「基礎練習」の間を行き来するのが有効

基礎練習を設計する際の戦術
 基礎を身につけるための5つのワザ

「創造」と「想像」を引き出す
 「やらされる基礎練習」と「自分からやる基礎練習」は全然違う

第8章 原則5 回想 学ぶためにテストする

ラマヌジャンの才能
 「解説のない数学の教科書」が天才を育てた

「思い出す」が最強の戦略だった
 「回想」は非常に強力な学習ツール

学習のパラドクス
 「受動的な復習」は長期記憶を形成しない

「困難な回想」がより学習効果を上げる?
 学習直後より時間を置いてからテストする方が効果的

テストは勉強を始める前にやった方がいい?
 先行テスト効果で「検索」の機能を強化する

何を思い出すべきか?
 頭の中に一定量の知識がないと、難しい問題を解決することはできない

回想を練習する方法
 学習に「思い出す」を組み込むための5つの戦術

ラマヌジャン再考
 「回想」が偉人たちの才能を伸ばした

第9章 原則6 フィードバック パンチから逃げない

ウルトラ・ラーニングとこれまでの学習法を分けるもの
 即時性、正確性、厳しさのあるフィードバックを求めろ

フィードバックの逆効果
 マイナスの影響を与えるフィードバックに気をつける

どんなフィードバックが必要か?
 「結果フィードバック」「情報フィードバック」「修正フィードバック」

フィードバックの種類に関する補足
 ウルトラ・ラーナーはフィードバックの取捨選択が上手い

最適なタイミングはいつなのか?
 なるべく早くフィードバックを受けて間違いを認識する

フィードバックを改善する
 学習の質を高めるフィードバックを得るための4つの戦術

感情的になってはいけない
 ネガティブなフィードバックには「慣れ」が大切

第10章 原則7 保持 穴の開いたバケツに水を入れない

ナイジェル・リチャーズの秘密
 「隠された記憶術」をわずかな手がかりから探る

なぜ、覚えるのは難しいのか?
 私たちが忘れてしまう3つの理由

どうすれば忘却を防げるか?
 記憶の4つのメカニズム「間隔反復」「手続き化」「過剰学習」「記憶術」

忘却との戦いに勝利する
 優れた努力と戦略があれば記憶力は上げられる

第11章 原則8 直感 構築を始める前に深掘りする

ファインマンの秘密を解き明かす
 数学と物理学に対する驚異的な直感の仕組み

魔術師の心の中
 最初から「本質」にフォーカスして「核心」に直接切り込む

どうやって鋭い直感を手に入れるか?
 「質の高い直感」のための4つのルール

ファインマン・テクニック
 「説明深度の錯覚」を回避する

直感の謎を解く
 ファインマンの最も偉大な才能とは「執拗な練習」と「遊び」を結びつける能力

第12章 原則9 実験 安全地帯の外に出て探求する

ゴッホはどのように絵画を学んだのか?
 「天才ではなかったゴッホ」の才能の磨き方

熟練するにつれて「実験の重要度」が増す理由
 習熟するほど「教えられる人」がいなくなる

実験の3つのタイプ
 学習リソースと方向性とスタイル

「実験マインドセット」で学習する
 成長できると信じ、すべての可能性を探る

どのように実験するか?
 効率的に実験するための5つの戦術

「自分にとってのベスト」を見つける
 原則の間にあるトレードオフを超える

第13章 最初のウルトラ・ラーニング・プロジェクト

ステップ1 リサーチする
 ウルトラ・ラーニングの「荷造りリスト」

ステップ2 スケジュールを立てる
 プロジェクトを始める前にやるべきこと

ステップ3 計画を実行する
 現状が理想から外れているかどうかを判断するための質問

ステップ4 結果を評価する
 学習プロセス全体の洗練と向上を目指す

ステップ5 学んだ知識をどうするか?
 スキル習得後に検討したい3つのオプション

ウルトラ・ラーニングの代替策
 ウルトラ・ラーニング以外の2つの戦略

生涯を通じての学習
 ウルトラ・ラーニングにチャレンジしよう

おわりに ── ウルトラ・ラーニングについての私の結論

謝辞





著者

スコット・H・ヤング(SCOTT H. YOUNG)
全米屈指のアルファブロガー。カナダ西部で最古の歴史を誇るマニトバ大学を卒業。独自の学習メソッドを用いて、「入学しないまま、マサチューセッツ工科大学(MIT)の4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを1年でマスターした」ことで知られる。その他にも、「1年間で4つの日常会話レベルの外国語を習得する」「たった1ヶ月で非常に写実的なデッサンが描けるようになる」など、常人では不可能なスピードで数々の専門的なスキルを身につけてきた。TEDにも2度登場していて、その動画が総視聴回数260万回を超えるなど話題を呼ぶ。自身のPodcast番組も持っている。本書が初の著書にもかかわらず、ウォール・ストリート・ジャーナル・ベストセラーになるなど注目を集めている。


訳者

小林啓倫(こばやし・あきひと)
1973年東京都生まれ。経営コンサルタント。獨協大学卒業、筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学大学院にてMBAを取得。その後外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業を経て、現在はコンサルタント業の傍ら、ライター・翻訳者としても活動。著書に『災害とソーシャルメディア』(マイナビ出版)、訳書に『データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」』(日経BP)など多数。

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