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経営や会計のことはよくわかりませんが、 儲かっている会社を教えてください!

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経営や会計のことはよくわかりませんが、 儲かっている会社を教えてください!

書籍情報

  • 紙版
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  • 川口 宏之 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2020年01月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:240
  • ISBN:9784478109069

内容紹介

電通vs博報堂、ドコモvsソフトバンク、アップルvsアマゾン。
誰もが知っている有名企業の決算書を対比させることで、「実務に使える会計知識」と「経営分析の基本」を面白く学ぶ!会計を会計だけで学ぶのではなく、ビジネスとのつながりを意識する。すると、見える世界が変わります。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき 「儲け=利益」ではない

序章 準備体操 「財務3表の基本」と「12の儲け」

財務諸表と財務3表とは?
貸借対照表のポイント
損益計算書のポイント
キャッシュ・フロー計算書のポイント
財務3表はどうつながっているか
「個別」と「連結」の違い
「12の儲け」とは?

第1章 儲かっているのはどっち? 営業利益率 ヤマト運輸 vs 佐川急便

ヤマトの営業利益率はなぜ低いのか?
佐川がアマゾンから撤退した「合理的」な理由
原価の大部分は人件費だった
生き残りのカギは、コストコントロール

第2章 売上が大きいのはどっち? 売上高 電通 vs 博報堂

博報堂のほうが、売上が大きい?
広告代理店の儲けのしくみ
2社の戦略はどこが「違う」のか?
インターネット広告の価値
広告代理店はこれからどうなる?

第3章 本業で儲かっているのはどっち? セグメント利益 フジテレビ vs 日本テレビ

セグメント利益の「使い方」とは?
放送収入は日本テレビが圧勝している
フジには「儲けの柱」が育っていた
生き残るための多角化戦略
 コラム1 決算のしくみ

第4章 堅実なのはどっち? 自己資本比率 NTTドコモ vs ソフトバンク

自己資本比率と「儲け」の関係
どこで「差」がついているのか?
負債活用でこんなに節税できる!
ドコモの「極端」な貸借対照表に迫る
盤石のドコモ、試練のソフトバンク

第5章 在庫リスクが高いのはどっち? 棚卸資産回転期間 大和ハウス工業 vs 積水ハウス

倒産に直結する在庫リスク
積水ハウスの「異常値」を追う
なぜ国際事業を攻めているのか?
売上高の差は2倍。これからどうなる?

第6章 M&Aに積極的なのはどっち? のれん アサヒ vs キリン

潜在的な価値を指す「のれん」
「のれん」のリスクとは?
攻めのアサヒ、安定のキリン
飲料一本槍か多角化か

第7章 総合力が高いのはどっち? 当期純利益率 JAL vs ANA

航空会社のコスト構造を見る
経営再建で行われたこと
航空機を減価償却すると?
V字回復の決め手
有形固定資産を活用すべし

第8章 効率的なのはどっち? 総資産回転率 吉野家 vs ペッパーフードサービス

なぜ「回転率」で比較するのか?
3つの視点で考える
1店舗当たりで比較する
飲食業の次なる戦略は?
 コラム2 業会計は3つに分類できる

第9章 株主にとって魅力的なのはどっち? ROE 村田製作所 vs TDK

ROEとは株の利回り
ROEは「維持」するのも難しい
ROEは3つに分解できる
ROEを上げるには?
製造業の儲けのポイント

第10章 社員の貢献度が高いのはどっち? 1人当たり売上高 キーエンス vs M&Aキャピタルパートナーズ

キーエンスが圧勝。驚異の製造原価明細書
キーエンスの「3つの強み」とは?
売上原価の大半は人件費
取締役よりも社員の給料のほうが高い

第11章 キャッシュを持っているのはどっち? フリー・キャッシュ・フロー アップル vs アマゾン

「巨人」たちの共通点は?
フリー・キャッシュ・フローを増やす方法
10日分の在庫しか持たない
アマゾンの強さの秘密
「キャッシュを持つ」という強み

第12章 プロモーションがうまいのはどっち? 売上高広告宣伝費比率 メルカリ vs Sansan

営業利益は2社ともマイナス
メルカリとSansanのビジネスモデル
メルカリ独自のしくみとは?
キャッシュが貯まるしかけ
Sansanを支える「前受金」
宣伝費率は低下傾向。なぜ?

あとがき 「生きた教科書」はまだまだある

巻末資料 財務諸表の入手方法と特徴

・財務諸表の3つの入手方法
・決算短信、有価証券報告書、決算説明会資料の違い






著者

川口宏之(かわぐち・ひろゆき)
公認会計士
1975年栃木県生まれ。2000年より国内大手監査法人である監査法人トーマツにて、主に上場企業の会計監査業務に従事。2006年、みずほ証券にて、主に新規上場における引受審査業務に従事する。2008年、それまでの経験を活かし、ITベンチャー企業の取締役兼CFOに就任。バックオフィス業務全般(財務・経理・総務・法務・労務・資本政策・上場準備)を担当し、ベンチャーキャピタルからの資金調達、株式交換による企業買収などで成果をあげた。その後、独立系の会計コンサルティングファーム、ジャパン・ビジネス・アシュアランスにて、IFRS導入コンサルティング業務や決算支援業務、各種研修・セミナーの講師等を担当する。
「監査法人」「証券会社」「ベンチャー企業」「会計コンサル」。4つの視点で「会計」に携わった経験を持つ数少ない公認会計士。これらの経験をもとに、「会計」という一見とっつきにくいテーマを、図を使ってわかりやすく説明することに定評がある。机上の空論ではなく、「生きた数字」を感じてほしいという思いから、「実在する企業の財務諸表を分析する」コーナーを設け、受講者から大きな支持を得ている。指導実績は1万人を超え、受講満足度は5段階評価で平均4.8を誇る。

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