目次

はじめに

第１講　スタンフォード、シリコンバレーの世界最先端科学と「生き抜く力」

スタンフォードでビル・ゲイツ夫妻が語ったこと
バラク・オバマの「エンパシー負債」スピーチ
弱肉強食のアメリカで「モテるCEO」が大切にしていること
ジム・コリンズが解明した意外なリーダー像
プリンスタイン教授の「人気者の研究」
スタンフォードに「思いやりセンター」!?
プータローから一念発起！　紆余曲折の“哲学者校長”が見た「生き抜く力」
思いやりが長寿につながる研究報告
ダーウィンとドーキンスが語る「利他的行動」の進化論
「共感」の脳科学

著者のつぶやき　「自己中」でも「忖度」でも生き抜けない理由

第２講　古今東西「生き抜く力」の思想史

スタンフォード6000人の聴衆にダライ・ラマが英語で語ったこと
ローマ教皇「なぜ彼らであって私ではないのか？」が問いかけるもの
新渡戸稲造の『BUSHIDO』で「慈愛」を逆輸入
儒教のルーツ「仁」で敵なしの理由
西洋哲学の王道は感情か？　理性か？　ヒュームとカントの哲学バトル

著者のつぶやき　自分の偽善心と一緒に生きる方法

第３講　スタンフォード式「生き抜く力」の磨き方

全世界的に猛威を振るうモンスターな人たち
「生き抜く力」の３つの基本要素
「聞き取る力」がつく「アクティブ・リスニング」
会話に取り入れるべき４つの「DO」はコレ
会話で避けるべき４つの「DON’T」はコレ
スタンフォード式「思いやり瞑想」で「共感する力」が手に入る
生きがいと幸せが見つかる「親切リフレクション」

著者のつぶやき　取扱注意！ 「アーロン博士の36問」で恋に落ちないで

第４講　【ハーバード×スタンフォード】　極上「コラボ力」で最高の人間関係をつくる

人生はコラボに満ちている
【ハーバード×スタンフォード】コラボの基本６法則
従来のフィードバックがアテにならない３つの理由
フィードバック「３つ」のコツ
「感謝の科学」第一人者による「感謝力」の磨き方
究極の謝罪法 ── 「謝る力」の３つの基本と７つの目標

著者のつぶやき　90％のカップルが別れる!?　絶対に避けたい「離婚の四騎士」

第５講　世界の天才たちもやっているコミュニケーション力の鍛え方

コミュニケーション力はDNAで決まらない
緊張・不安克服！　ポジティブ心理学で大注目の「自分をいたわる力」３大要素
「アクティブ・リスニング」で苦手な初対面を攻略する
「オープンエンド」の質問を心がける
自己主張の正しい方法
ケンカしない心がまえ４か条
「ケンカしない論点整理話法」の５ステップ
プレゼンは「前」と「後」が肝心！
聴衆からの質問へ「エンパシーQ&A術」

著者のつぶやき　聞いて伸ばす！　ギフティッドな天才児たちの教育法

第６講　スタンフォード式「許す力」で世界中の“天敵”を思いやる

スタンフォード大学の「許す力」プロジェクト
「共感する力」で心の乱れをポジティブ変換
ストレスに強くなるラスキン式「PERT法」
天敵と戦う前の心がまえ
「難しい会話」の「シャドーボクシング」で冷静に備える
主観と客観のスイッチで、同じ目線での建設的な対話を
論理学者だけどいっちゃいます！　論理の限界と正しい使用法
「論理の平和的利用法」４つのポイント

著者のつぶやき　スタンフォード式最高の「許し方」９ステップ

第７講　スタンフォード大学・オンラインハイスクールから実況生中継！　本当の幸せの見つけ方を科学する

お金と幸せは800万円の関係!?
正しいお金の使い方で快楽の限界を克服する
科学が教えてくれた幸せの見つけ方とは？
人のためになるときに意識すべき３つの点
親切は「タイミング」と「スパイス」

著者のつぶやき　スタンフォード式「生きがい人生」の７つのヒント

おわりに

本文写真出典一覧

参考文献

巻末プレミアム・エクササイズ 

著者

星友啓（ほし・ともひろ）
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長。経営者、教育者、論理学者。
1977年生まれ。スタンフォード大学哲学博士。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。
教育テクノロジーとオンライン教育の世界的リーダーとして活躍。コロナ禍でリモート化が急務の世界の教育界で、のべ50か国・２万人以上の教育者を支援。スタンフォード大学のリーダーの一員として、同大学のオンライン化も牽引した。
スタンフォード大学哲学部で博士号取得後、講師を経て同大学内にオンラインハイスクールを立ち上げるプロジェクトに参加。オンラインにもかかわらず、同校を近年全米トップ10の常連に、2020年には全米の大学進学校１位にまで押し上げる。
世界30か国、全米48州から900人の天才児たちを集め、世界屈指の大学から選りすぐりの学術・教育のエキスパートが100人体制でサポート。設立15年目。反転授業を取り入れ、世界トップのクオリティ教育を実現させたことで、アメリカのみならず世界の教育界で大きな注目を集める。本書が初の著書。