研修開発入門 「研修評価」の教科書
「数字」と「物語」で経営・現場を変える

研修開発入門 「研修評価」の教科書
「数字」と「物語」で経営・現場を変える
書籍情報
- 中原 淳 著/関根 雅泰 著/島村 公俊 著/林 博之 著
- 定価:2640円(本体2400円+税10%)
- 発行年月:2022年05月
- 判型/造本:A5並
- 頁数:236
- ISBN:9784478115534
内容紹介
もう「研修評価」で悩まない!もう誰にも「研修なんて役に立たない」と言わせない!
人材開発・組織開発の第一線で活躍する著者陣が、「数字」と「物語」による新しい研修評価の考え方と方法を徹底解説!研修の効果と持続性を高め、経営・現場にインパクトをもたらす評価手法を身につける!研修・教育担当者の必読書
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目次
はじめに
第1部 研修評価編
第1章 そもそも研修評価とは何か?
 1.研修のゴールは「学び」や「成長」ではない
 2.経営・現場にインパクトを与える研修評価とは
 3.研修評価の3つの役割(機能)
 4.研修をどのように評価するのか
   コラム なぜ研修評価は難しいのか?
   コラム 研修に業績への「直接効果」はない!
 
 
第2章 研修評価研究を概観する
 1.研修評価の歴史的経緯と3人の人物
 2.カークパトリックの「4レベル評価モデル」
 3.「4レベル評価モデル」が開いた研修評価研究の扉
 4.「4レベル評価モデル」に対する批判
 5.「4レベル評価モデル」のアップデート
   コラム 実験モデルは、企業研修評価に必要なのか?
 
 
第3章 これからの研修評価の考え方
 1.混合評価を支えるデータ
   ステップ① 成果(レベル4)につながる行動(レベル3)の明確化
   ステップ② 行動(レベル3)の測定
   ステップ③ 学習目標(レベル2)の設定
   ステップ④ 関連度・有用度・自己効力感(レベル1)の評価
 
 2.「数字と物語」でシンプルな報告
   コラム インパクトマップづくりの例
   コラム 統計分析は「魔法の杖」ではなかった
 
 
第4章 これからの研修評価の進め方
 1.混合評価の3つのコース 
   ミニマムコース:最低限、ここまではやりたい!
   スタンダードコース:研修転移を測定せよ!
   プレミアムコース:現場の声を拾いに出かけよ! 数字を押さえよ!
 
 2.教育スタッフの仕事が変わる
   コラム 研修評価は、教育スタッフの「内省」機会
 
 
第5章 これからの研修評価の実践例
 1.三井物産人材開発株式会社
 2.株式会社TKC
 3.株式会社𠮷野家ホールディングス
 
 
第2部 研修転移編
第6章 研修転移を促す「現場マネジャー」の巻き込み方
 1.なぜ現場マネジャーを巻き込むことが重要なのか?
 2.教育スタッフ vs 現場マネジャー
 3.現場マネジャーの巻き込み方
 
 
第7章 研修転移を促す「経営層」の巻き込み方
 1.最強の後方支援者=経営層
 2.経営層を「2軸」で整理する
 3.「4つのタイプ」別、経営層との関わり方
   コラム これからの教育のアドバンテージは?
 
 
おわりに
著者
 中原 淳(なかはら・じゅん)
 立教大学経営学部教授。大阪大学博士。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。ダイヤモンド社「研修開発ラボ」監修。著書に『企業内人材育成入門』(ダイヤモンド社)、『研修開発入門』シリーズ(同)、『人材開発研究大全』(東京大学出版会)、『フィードバック入門』(PHP研究所)など。立教大学大学院経営学研究科リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。
 
 関根雅泰(せきね・まさひろ)
 株式会社ラーンウェル代表取締役。東京大学大学院学際情報学府修士号取得。ダイヤモンド社「研修開発ラボ」メイン講師。著書に『オトナ相手の教え方』(クロスメディア・パブリッシング)、共著に『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』(ダイヤモンド社)、『対話型OJT』(日本能率協会マネジメントセンター)など。
 
 島村公俊(しまむら・きみとし)
 講師ビジョン株式会社代表取締役。2015年までソフトバンクにて研修の内製化を推進し、100名を超える社内認定講師の育成に従事。新人教育やOJTトレーナーの育成にも関わる。ダイヤモンド社「研修開発ラボ」講師。著書に『10秒で新人を伸ばす質問術』(東洋経済新報社)、共著に『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』(ダイヤモンド社)。
 
 林 博之(はやし・ひろゆき)
 ラーンフォレスト合同会社代表社員。俳優活動等を経て、現在は研修講師として、「OJTメンター研修」や、演劇的手法・インプロ(即興劇)を通じて非言語メッセージの受発信を意識する「フィーリングコミュニケーション研修」を展開。共著に『対話型OJT』(日本能率協会マネジメントセンター)。
 
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