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言葉でアイデアをつくる。

問題解決スキルがアップする思考と技術

  • 紙版
  • 電子版

言葉でアイデアをつくる。

問題解決スキルがアップする思考と技術

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 仁藤 安久 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2024年03月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:374
  • ISBN:9784478117019

内容紹介

アイデアとは問題解決に役立つもののこと。アイデアを阻む4つの思い込みとは? アイデアがどんどん湧いてくる人は、日頃から何をやっているのか? 人気コピーライター&クリエイティブディレクターが、実践で培った個人+チームのアイデア力を高める方法を初公開する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

いま、どんなアイデアを必要としていますか?
アイデアとは、何らかの問題解決に役立つもののこと
言葉は、最速で最安のプロトタイピングツール
「アイデアを出すのが苦手」と、思い込んでいる人にこそ読んでほしい

第1章 「アイデア発想法」の前に必要なこと

アイデアの才能がゼロだった私
なぜ、いまアイデアが重要視されているのか
アイデアにブレーキをかける4つの思い込み
1 「アイデアはゼロから生みだすもの」という思い込み
2 「自分は創造的ではない」という思い込み
3 「ホームランのアイデアでなければいけない」という思い込み
4 「正しいことこそが答え」という思い込み
思い込みを取り払うアンラーンには時間がかかる
コラム アイデア筋トレ1 コンビニはアイデア筋トレのジムである

第2章 「アイデア発想」の基礎技術

どんな「基礎技術」を身につけるべきなのか
アイデアが生まれる基本的な仕組み
なぜ、アイデア発想法の前に「コツ」からお伝えするのか
どうしたら「たくさんのアイデア」を出せるのか
「同質化の罠」にはまらないために
事例勉強とアイデア構築の両方ができる「アイデア分解構築シート」
アイデア構築:記入しやすいところから記入してアイデアを構築する
コラム アイデア筋トレ2 目の前の課題に「どう取り組みはじめるか」

第3章 「アイデア発想」の応用技術

アイデア発想のアクセルとなる技術
【①偉人ブレスト】 アイデアに詰まったら偉人のチカラを借りよう
【②ひとりワークショップ】 ファシリテーター兼参加者となって妄想ワークショップを開催する
【③越境した横展開】 アナロジー的思考で「借りてきて横展開」させる技術
【④憑依思考法】 凡人も天才に変わることができる技術
【⑤フレームアウト思考法】 アイデアが飛ばないときの救済法
【⑥多面指し思考法】 仕事をたくさん抱えている方に贈る、手を止めないための方法
【⑦前提ひっくり返し発想法】 既存の制約をひっくり返すことで新しいコンセプトを生みだす技術
【⑧無責任に置き換え法】 行き詰まったらターゲットやサービスを置き換える
【⑨強制単語法】 行き詰まったら外部刺激で発想を膨らます
【⑩欠点起点法】 既存製品や小さなサービス改善に使える技術
【⑪AIと一緒にブレスト】 ChatGPTなどAIとアイデア出しをするときに使えるアイデア発想法
【⑫教えることによって進化する】 ベテランが進化しつづけるために実践したいこと
コラム アイデア筋トレ3 初回こそ期待を超えるべきの法則

第4章 チームでアイデアを生みだす技術

ひとりでアイデアを出すには限界がある
「正解」という呪縛をどう解き放つか
そもそも、アイデア出しに「いいやり方」はあるのか
ブレストでいいアイデアが出ないときの対処法
持ち寄りでアイデアが出ないのはリーダーの責任
ラテラルシンキングという「場」の設定をする
停滞したアイデア出しの現場を変える方法
出てきたアイデアをどう発展させていくのか
アイデアが「正直微妙」だと思ったときに何を見ていくか
まとめるのもリーダーが責任を持つ
プロトタイピングとしてアイデアのステートメントを書く
いいチームになるにはリターンの設計が必要
コラム アイデア筋トレ4 誰とでも一日で「親友」になる方法

第5章 「いいアイデア」を見極める技術

どのアイデアを実行するのか「選ぶ」ことは難しい
「いいアイデアとは何か」を定義しよう
自邸の壁への立ち小便をやめさせた「すごいアイデア」
インサイト発見力は「周辺領域の知識」でつくられる
トレンドからインサイトを導き出す
コラム アイデア筋トレ5 基準点ずらし

第6章 アイデアの実現を加速させるための仲間を増やす技術

アイデアを実現させるためには、仲間が必要
デレク・シヴァーズの言う「2人目」の重要性
アイデアの共有において大切なのは「応援される」をゴールに置くこと
【応援されるためのアイデアを伝える技術①】「思考のプロセスをそのまま伝える」
【応援されるためのアイデアを伝える技術②】「抽象→具体の順番で話をする」
【応援されるためのアイデアを伝える技術③】「アイデアに1行の名前をつける」
「応援される関係性構築」も技術だと考えてみる
【応援されるための関係をつくる技術①】「目的と理由が明確」
【応援されるための関係をつくる技術②】「主人公力があるか」
【応援されるための関係をつくる技術③】「ヴァルネラビリティ」
【応援されるための関係をつくる技術④】「共感と想像を呼び起こす言葉を使う」
コラム アイデア筋トレ6 文体練習

第7章 成長しつづけるためのアイデア

消費のスピードに抗うために
マザーハウスの場合
個人の思いから広がったクエストロの活動
機能する問いを、ビジョンに含ませること
コラム アイデア筋トレ7 なんとなく好きの「なんとなく」を大切にしよう

おわりに





著者

仁藤安久(にとう・やすひさ)
株式会社Que 取締役
クリエイティブディレクター/コピーライター
1979年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。
2004年電通入社。コピーライターおよびコミュニケーション・デザイナーとして、日本サッカー協会、日本オリンピック委員会、三越伊勢丹、森ビルなどを担当。
2012〜13年電通サマーインターン講師、2014〜16年電通サマーインターン座長。新卒採用戦略にも携わりクリエイティブ教育やアイデア教育など教育メソッド開発を行う。
2017年に電通を退社し、ブランドコンサルティングファームである株式会社Que設立に参画。広告やブランドコンサルティングに加えて、スタートアップ企業のサポート、施設・新商品開発、まちづくり、人事・教育への広告クリエイティブの応用を実践している。
2018年から東京理科大学オープンカレッジ「アイデアを生み出すための技術」講師を担当。主な仕事として、マザーハウス、日本コカ・コーラの檸檬堂、ノーリツ、鶴屋百貨店、QUESTROなど。
受賞歴はカンヌライオンズ 金賞、ロンドン国際広告賞 金賞、アドフェスト 金賞、キッズデザイン賞、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品など。

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