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機嫌のデザイン

まわりに左右されないシンプルな考え方

  • 紙版
  • 電子版

機嫌のデザイン

まわりに左右されないシンプルな考え方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 秋田 道夫 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2023年03月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:256
  • ISBN:9784478117323

内容紹介

Twitterフォロワー10万人のプロダクトデザイナー秋田道夫が語る、まわりに左右されず機嫌よく生きるためのシンプルな考え方。Twitterでは語られていない、仕事に対する姿勢や思考の背景について会話文形式で触れることができる。仕事も人生もラクになる1冊。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ

はじめに

1章 機嫌をデザインする

   機嫌をよく保つには、まわりに期待をしない

機嫌をよく保つには、まわりに期待をしない。
景色としての自分を美しく保つ。

人は環境に左右される。
負の影響は我慢せず、自ら離れる。

小心な自分でも構わない。
小心でも結果が出る方法を考える。

親切の極みは、その親切を相手に悟られないこと。

愛用すれども愛着せず。
大切なことは人の気持ちです。

すでに飽きられているものに新しさが隠れています。

「道が狭い時には手には荷物を持たないほうがいい」です。

大人になっても無邪気なままで。
「自分らしい顔」に近づく調整をする。

自分を柔らかく、気持ちをリッチに。
人生のデザインは、濃い目の鉛筆でサラッと描く。

「情緒の気圧配置」

「セレンディピティ」

2章 人間関係をデザインする

   誰に対しても素直に接する

好かれたいけれど、無理はしない。
お互いに疲れない関係を築く。

愛されるために、媚びなくていい。
自分を変えずに人と付き合う。

どこかに偉い人が潜んでいる。
誰に対しても「さん」付けで話す。

陰で言われる悪口は「褒め言葉」。
気になる存在になり得た証拠。

正直と素直は違います。
思ったまま言ってよいとは限りません。

言葉選びには優しさが必要。
言葉選びにも「ゆとり」を。

服装は出会った相手へのプレゼント。
気に入ったものを買うには手間を惜しまない。

自分から進んでした物事の失敗からは
学ぶことができます。

「優しさについて」

3章 仕事をデザインする

   知識よりも人を知ることのほうが大切です

入社式の日に定年の日を想像した。
余裕を生むのは「せっかち」な心構えから。

劣等感は優越感の裏返し。
自分自身とは謙虚に付き合う。

素直な気持ちで様々なものに触れる。
日々蓄えた「ものを見る目」が仕事に滲み出る。

評価がもたらすことに期待をしない。
ただしトップにならなければ見えない世界もある。

それが「道理」なのか「都合」なのかを見極める。
会社への役立ち方をデザインする。

辞める気持ちの人間が役職を得るのは迷惑。
間を埋める会社員として役割を尽くす。

いつでも誰に対しても、ニコニコ挨拶する。
社歴も肩書きも、人付き合いには関係ない。

成功することと才能があることはつながらない。
能力を磨き、出会いを広げる。

納期に九割を出すより、翌日に五割で出す。
時間をプレゼントして、相手に委ねる。

曖昧で無形なものは追いかけない。
ただ目の前にあるものに向き合い続ける。

「もしも自分だったら」と置き換えて考える。
いつの間にか、誰かが助かる仕事をする。

自分の意図は気づかれなくていい。
永遠に未完成の世界を小さな力で変えていく。

「暇を埋めない」

4章 感性をデザインする

   自分にとって心地よいものを選ぶ

感性は日常のなかで育まれる。
観察はデザインに勝る。

街を歩くだけでも面白い発見がある。
観察しながら想像で遊ぶ。

人に見せているようで、実は人から見られている。
自分が心地よくなければ、人からもそう思われている。

身につけるものは責任を持って選ぶ。
「語らずとも語ってくれる」ものを持つ。

好奇心は積極的に無駄遣いする。
日々のニュースを追いかける必要はない。

「平凡」からずれていないか確認する。
生活を観察しつつ、飲み込まれない。

機能を増やすには技術がいるが
機能を減らすには哲学がいる。

なんでも優しくするのが親切ではない。
相手に委ねるのがコミュニケーションの作法。

言葉によって価値観の一致は求めない。
他者との違いを分かち合う。

何を書くかよりも何を書かないか。
自分を掘り下げて今の心象だけで書く。

自分のカタチを決めない。
ぼんやりしている様子を容認する。

成功するほどラクからは遠ざかる。
腰は引かずに重心を乗せる。

「美味しいトマト」

エピローグ

おわりに





著者

秋田道夫(あきた・みちお)
プロダクトデザイナー・京都芸術大学客員教授。
1953年大阪生まれ。愛知県立芸術大学卒業。
ケンウッド、ソニーで製品デザインを担当。
1988年よりフリーランスとして活動を続ける。
代表作に、省力型フードレスLED車両灯器、LED薄型歩行者灯器、六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズセキュリティゲート、交通系ICカードのチャージ機、一本用ワインセラー、サーモマグコーヒーメーカー、土鍋「do-nabe240」など。
2020年には現在世界一受賞が難しいと言われるGerman Design AwardのGold(最優秀賞)を獲得するなど、受賞多数。
2021年3月よりTwitterで「自分の思ったことや感じたこと」の発信を開始。2022年7月からフォロワーが急増し、10万人を超える。
著書に『自分に語りかける時も敬語で』(夜間飛行)がある。

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