大喜利の考え方
あなただけの「おもしろい発想」を生み出す方法
大喜利の考え方
あなただけの「おもしろい発想」を生み出す方法
書籍情報
- 坊主 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2024年02月
- 判型/造本:46並
- 頁数:362
- ISBN:9784478117736
内容紹介
200万人以上が熱中する、ツイッター大喜利。日本一の大喜利アカウント・坊主が初めて語る、「笑いと共感」を生み出す考え方のすべて。たった1行のフレーズで、日本中の注目を浴びたくはないか? これであなたもセンスいい一言が生み出せるようになる。
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目次
注意書き
はじめに
大喜利と回答の流れ/「坊主」の正体について/大喜利と承認欲求/退屈な大人になってしまうよ/ボケるときの不安/
「苦労」「不幸」がすべて浄化される
序章 大喜利のキホン
制約とアイデアについて/瞬発力は、いらない/「回答」を出すためのたった1つのコツ/大喜利の回答パターン/
素材を徐々にズラしていく/「ちょうどいいお題」について/「説明しすぎない」という勇気
第1章 いきなり面白いことを考えない ステップ1 「素材を出す」
素材1 フラット お題をちゃんと読む
「お題を正しく読む」だけで導き出せる/「フラットなモード」になろう
素材2 擬人化 別人になれば言葉が出てくる
「セリフ」をあててみよう/「特徴のある有名人」になりきってみる/「失礼な人モード」で考える
素材3 自虐 あなたのダメさは面白い
「自虐モード」を使いこなそう/第三者に伝わってしまう「リアルさ」/大喜利は「弱者」に寄り添う
素材4 苦手 できないことが強みになる
センシティブな弱みに注意/人間としての「体験」/私を慰めてください
素材5 うすうす あなたにも裏の顔があるはず
あのとき言えなかった話/「いじわるモード」になる/「過去」を掘り返す/日頃から「疑問」を集めておく
素材6 あるある 共通体験の中にネタは宿る
「学生モード」で考える/学生時代の「ある1日/「あるある」の便利さ
素材7 業界ネタ あなたの職場でしかわからないこと
「内輪」で話す恋愛ネタ/どんな業界も「構造」は同じ/仕事のつらさを笑い飛ばそう
素材8 口グセ 家で言っている言葉はネタの宝庫
小林製薬からの学び/考えても出てこない領域
素材9 伝聞 他者の強烈なエピソードを覚えておく
「やばい人」をもっと調べよう/「ことわざ」のように使う
素材10 妄想 ぼーっと考えるのはスキルだ
非モテの力を思い出す
第2章 大喜利の考え方 ステップ2 「素材を加工する」
加工1 フリとオチ 心の準備をしてもらう
「ミスリード」させる技術/「日常のミス」はネタになる/「フリ」は多すぎるとウザい
加工2 緊張感 怖いと笑いは紙一重
「不謹慎」と「笑い」の関係/「恐怖」と「笑い」は紙一重
加工3 逆張り いったん逆に置き換える
「前置き」の一言/「対義語」を考えてみる/「逆の立場」から言い返そう/ネガティブをポジティブに変える
加工4 過剰 あえて仰々しい言葉を使う
ゲーム的な語彙を使う/お気に入りフレーズを集めておく
加工5 比喩 何に似ているかを表現する
映像が見えるように伝えよう/比喩が「目的」にならないように/「知らないもの」へのアンテナを立てよう
加工6 Wミーニング 2つの意味をかけてみる
「音」に注目して結びつける/「逆の意味」になるとき/「記号」として言葉を見る/「ダジャレ」が武器になる
加工7 キャラ 自分のタイプを利用する
あなたのステータスはフリになる/「ブラックなネタ」を言ってみる/「セリフ」っぽく返す/ウケたらやる、スベったらやめる
加工8 リズム 言いやすさは正しさを超える
「韻を踏むだけ」で感心される/替え歌のクセを残しておこう
加工9 パロディ 進次郎構文なるもの
当たり前のことを「堂々と言う」/「ウソ名言」が「名言」になる/「有名な文体」のパロディ
加工10 小技集 ビジュアル・カウンター・文字数
「ビジュアル」を使う/お題へのカウンター攻撃/「文字数」という逃げ方
第3章 お題の考え方
お題のキホンについて/大喜利は「チームプレー」である/お題を出すことで「雑談」に強くなる
お題1 共感 会話が盛り上がることを重視する
「不満」をお題に変えてみる
お題2 ボケ 制約をつけてハードルを下げる
ちゃんと「例」を用意する/「いじり」の許容範囲
お題3 つっこみ ボケを殺さない優しいフォロー
「落選」というつっこみ
おわりに
謝辞
付録 大喜利の構造フローチャート/大喜利トレーニングシート
付録 お題ベスト1000
著者
坊主(ぼうず)
ポケモンGOのやりすぎで坊主バーをクビになった僧侶。
日本一の大喜利アカウント。
X(旧Twitter)は、2024年1月現在で190万フォロワーを突破。元々、「2ちゃんねる」が大好きで、「匿名で面白い回答をする人がたくさんいる!」ということに衝撃を受け、Xでお題を出し続ける。これまで8年間365日、毎日欠かさず大喜利のお題を出題。累計で2万以上のお題を出し、数百万以上の回答を見てきた。昼は僧侶として働く、正真正銘の「お坊さん」でもある。また、都内に「虚無僧バー」「スジャータ」というBARを2軒経営しており、誰でも1日店長ができる店として、さまざまな有名人やインフルエンサーなどに店長を任せている。BARの名前の由来も仏教からとられている。本書が初の著書。
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