目次

まえがき

本書の構成と使い方

第１章　ビジネスで差がつくパワーメールはこう書きなさい

約２万通の英文メールをやり取りしたビジネスマンとネイティブスピーカーが教える英文メールのテクニック

鉄則01　アポイントを取る
相手が気持ちよくこちらの言うことを聞く３つのポイント

コラム　メールの出だしと終わり

鉄則02　アポイントを受ける
Thank youは何度も書くな！

鉄則03　クレーム対処
Sorryなど、謝罪の言葉は気軽に使わない。

コラム　SorryとThank you

鉄則04　依頼
気軽に依頼するな。お願いするときは相手の利益になることも書く。

鉄則05　クレーム対処
頭にくるメールは冷静に対処。相手の自尊心を傷つけない。

鉄則06　依頼
ネガティブな話題では、ポジティブな部分を探す。

鉄則07　依頼
ポジティブなエネルギーを補給しながらメールを書く。

鉄則08　交渉
不都合なことを書くときは、まず状況説明。次に「その状況がそうさせた」と書く。

鉄則09　謝罪
「不利になる言葉」の近くに「we」「our」を書かない。

鉄則10　謝罪
Sorryは１回でキメる。何度も謝らない。

鉄則11　謝罪
最もダメージの少ない謝り方。究極の謝罪メールは６ステップで。

鉄則12　催促
究極の催促メールは、相手がやってくれていると見なして、手助けを申し出る。

鉄則13　断り
謝るときには代案を。Noと言う必要がなくなる。

コラム　It’s difficult.

鉄則14　値引き要求交渉
値引きの依頼では頭を下げない。状況説明と案の提示。それに多少のテクニック。

鉄則15　依頼　交渉
意見が対立しているときは、小さくても合意点を見つけてそこから入る。

鉄則16　依頼　説得
指図はするな。相手の自由意思で決めさせる。

鉄則17　説得
誰でもわかる原則を述べ、こちらの言い分を正当化する。

鉄則18　謝罪　催促
「受動態」の２つの便利な使い方。

鉄則19　断り
however/butとon the other handの使い分けで文章がパワフルに！

鉄則20　強い催促
今までの鉄則を逆に使うと、ネガティブな力が生まれ攻撃力がアップする。

コラム　メールは第三者に見られるもの

第２章　依頼、催促、謝罪、提案…鉄則を使ったケーススタディ10

難しいビジネスシーンもパワーメールでなら乗り越えられる！　
説得力のあるメールをスピーディーに書く応用編

ケース01　依頼・催促
ケース02　依頼
ケース03　依頼
ケース04　依頼・催促
ケース05　催促
ケース06　微妙な断り方
ケース07　謝罪・提案
ケース08　断り
ケース09　感情的にならずに断る
ケース10　値上げ通告

コラム　説得力のあるメール

あとがき

著者

小林誠（こばやし・まこと）
海外事業・ビジネスコミュニケーションアドバイザー
成城大学卒業後、PENTAX / HOYAで約30年、医療機器関係の海外営業に携わる。ドイツ駐在、シンガポール支店長、本社の医療機器関係事業部の営業部長などを務める。その間、40ヵ国以上の人々とビジネスを行い、海外とのメールの通信は約２万回。その後JETROの中小企業海外進出支援専門家として、多くの中小企業の海外進出をサポート。現在も中小企業の海外進出を支援。英文メール、海外交渉のノウハウを伝える。

ダニエル・ジェイムズ・ブルックス（Daniel James Brooks）
国際基督教大学特任講師　
イギリスのマンチェスター出身。Nottingham Trent University, U.K. 卒業。専攻は化学。University of Nottingham, U.K.にて英語教育修士課程修了。リサーチ会社勤務や英語教師を経験したあと来日し、2006年より福岡大学、早稲田大学、上智大学で教鞭をとる。2015年4月より現職。著書、出版物に『BBC Understanding the News in English』2巻、3巻（金星堂）などがある。その他、海外の雑誌などに論文を掲載。