すごい90歳

すごい90歳
書籍情報
- 奥村正子 著
 - 定価:1430円(本体1300円+税10%)
 - 発行年月:2019年05月
 - 判型/造本:B6並製
 - 頁数:208
 - ISBN:978-4-478-10650-1
 
内容紹介
何歳からでも若返るコツ、教えます!
◎朝一番の梅干しとお茶で疲れ知らず ◎毎朝お肉を140g食べる ◎つねに自炊で外食も間食もしない ◎1日2食で毎日が“半日断食” ◎塩の代わりに粗挽きこしょう ◎週2回、2時間かけてジム通い ◎背筋をピンと伸ばして“大股歩き” ◎毎日ほぼ8時間睡眠
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目次
第1章 死ぬまで老けない食事術
 体をつくってくれる
 食べ物を大切にしたい
 
 私が外食をしないのは
 3つの理由があります
 
 きれいに調理するからこそ
 料理に魂がこもるのです
 
 揚げ物が食べたくなったら
 朝からカラッと揚げます
 
 歳をとったら粗食ではなく
 栄養があるものを腹八分目
 
 食生活は規則正しく
 体重は毎朝量っています
 
 外食しないのはもちろん
 できるだけ自家製で手づくりします
 
 疲れてもちょっとした工夫で
 元気が回復します
 
 水も1つの栄養素
 脱水しないようにこまめに摂っています
 
 水分補給は常温か温かい飲み物で
 体を冷やすと体調が崩れます
 
 水分不足だとエコノミークラス症候群や
 熱中症のリスクが高まります
 
 水分不足の怖さを思い知らされた
 出来事に遭遇しました
 
 まさかの脳梗塞が発覚
 でも鍛えていたおかげで手術せずに治りました
 
 
第2章 1日2食、朝からお肉を食べて元気をつくります
 朝起きたらお茶と梅干し
 梅干しは塩分3%です
 
 食事は1日2食
 朝から牛肉を食べます
 
 体によくても自分が苦手なものは
 無理して食べないようにしています
 
 化粧品やサプリを使わず
 肌も髪の毛も健康に保てます
 
 朝食は30〜40分かけて感謝しながら
 ゆっくりよく噛んで食べます
 
 昼食は麺かおにぎり、夜は少しのフルーツ
 眠る前に温めた牛乳を飲みます
 
 
第3章 脳も体も運動でしか鍛えられません
 和式トイレで立ち上がれなくなり
 運動の必要性を痛感しました
 
 大学病院の若い先生から
 太ももの衰えが膝の痛みの原因と教わりました
 
 トレーニング器具を自作して
 太ももを鍛えて膝の痛みを克服しました
 
 まずは太ももを鍛えれば
 いつまでも元気にすごせます
 
 2年前に転倒するも
 骨にはヒビも入りませんでした
 
 たくさん歩くために
 50歳になってからゴルフを始めました
 
 「ロストボールを使うな」
 主人の教えを守って上達が早まりました
 
 好きなスポーツを見つけられたら
 筋トレしなくても足腰は自然に鍛えられます
 
 ベンチプレスと出合い
 ゴルフに終止符を打ちました
 
 東京オリンピックの聖火ランナーになりたい
 その思いで走り始めました
 
 49年間持ち続けた運転免許証を自主返納
 それだけ歩く時間が増えました
 
 食器は手洗い、洗濯機は2層式
 手抜きをすると脳も体も衰えます
 
 庭と畑は自分ができる範囲で管理
 雑草とりからは卒業しました
 
 年齢を決していい訳にしない
 高齢者こそトレーニングしましょうよ
 
 
第4章 72歳からのジム通い
 主人のリハビリにつき合ってジムへ
 16年前、72歳のときでした
 
 10か月で30㎏挙げられるようになり
 市民大会で優勝しました
 
 6年前から世界大会へ挑戦
 本格的なトレーニングを始めました
 
 ベンチプレスは20kgから徐々に重たくします
 スクワットとデッドリフトも始めました
 
 ベンチプレスも心技体
 頭を使うからやっていて楽しい
 
 頑張りすぎないから頑張れる
 それが長続きの秘訣です
 
 ジムに向かう電車内で
 音楽で気分を盛り上げ気持ちを強くします
 
 80歳を超えて海外の舞台へ
 これまで4つの金メダルを獲得しました
 
 大会1か月前からは禁酒
 そのかわりクレアチンを飲みます
 
 次の大会で50kgを挙げて
 世界新記録で優勝したい
 
 ひとりでは何もできない
 だから私はいつも感謝の気持ちを忘れない
 
 主人は私の先生
 納棺のときにトレーニングウェアを着せました
 
 
第5章 ボケないために私がやっていること
 ベンチプレスで筋肉を鍛えると
 脳も元気になります
 
 脳の活性化につなげるため
 新聞を毎朝読んでいます
 
 1日の終わりに反省するのが
 長年の習慣になっています
 
 会話が少ないとボケやすい
 息子との電話は英語で話しています
 
 ベンチの国際大会では
 現地の人とも積極的に会話します
 
 ひとり暮らしをするには
 周囲との絆が大切です
 
 医師へ積極的に質問して
 自分自身で健康を守ります
 
 いつでもどこでもひとり息子が
 私を見守ってくれています
 
 手書きの手紙やワープロ操作も
 脳を活性化してくれます
 
 
 
 
 
 
 
著者
 奥村正子(おくむら・まさこ)
 1930(昭和5)年7月7日横浜生まれ。世界マスターズベンチプレス選手権大会で4回優勝の現役最高齢女子ベンチプレス選手。戦中戦後に育ち、これといったスポーツの経験はなく、主婦となり、息子を育て上げる。あることをきっかけに72歳にしてジム通いを始め、ベンチプレスと出合う。最初は2kgのダンベルをやっと持てるくらいだったが、10年間トレーニングを続け、2013年にチェコで行われた世界大会に出場し優勝。その後、イギリス、アメリカでの世界大会も制して3連覇を果たす。2018年、南アフリカでの世界大会を制覇して4つ目の金メダルを獲得。2019年5月、日本で開催される世界大会で5つ目の金メダルを狙う。「やってやれないことはない」が信条。
 
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