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共感資本社会を生きる

共感が「お金」になる時代の新しい生き方

  • 紙版
  • 電子版

共感資本社会を生きる

共感が「お金」になる時代の新しい生き方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 新井和宏 著/高橋博之 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2019年11月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:240
  • ISBN:9784478109335

内容紹介

「いい会社」への投資で利益を出す鎌倉投信の創業者にして「共感資本社会」の実現を目指してeumoを起業した新井和宏氏と、『東北食べる通信』創刊編集長にしてポケットマルシェCEO、「関係人口」提唱者の高橋博之氏のふたりが考える、お金、働き方、都市と地方、生きるということ……いま日本に必要なすべて。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

なぜいま「共感資本社会」を目指すのか ── 新井和宏

Part1 新しい「お金」と、新しい生き方 ── 共感、人間関係、人との出会いを価値に変えるこれからの“マネー”

お金ってなんだろう?
お金は社会を豊かにしているのか?
「決済」という言葉には、お金の性質がすべて表れている
GDPは、もはや豊かさを測れない
そもそも間違っているのは、お金の「定義」
すべてはお金を「目的」にするから狂いだす
個性を「ノイズ」とし、多様性を奪うのは誰か ── 生きる意味のありか
なぜ新しい「お金」をつくろうと思ったのか
「二人称の死」と、人が働く理由
人の幸せから、お金のかたちを逆算すると
「腐るお金」がもたらすもの
元凶は「定価」 ── 健全なインフレを起こし、つくり手の復権へ
お金に「色」をつける ── 選び合う社会へ
クラウドファンディングの先へ ── プロジェクト単位からコミュニティ単位に
共感資本社会を実現するための2つのカギ
「お金」は万能でなくていい
新しい金融像へ ── 虚業は実業のために存在してこそ
新しい価値観の「軸」をつくる
すべては「知る」ことから始まる
効率を追い求めるほどに、自分の可能性は狭まっていく
「いま」を犠牲にする社会から脱却するには
使えば使うほど関係性が生まれ、幸せになるお金へ

Column1 テクノロジーは何のためにあるのか

Part2 新しい「市場」と、新しいつながり ── 地方と都市、つくり手と使い手の交わりから生まれるこれからの“マーケット”

地域にあるのは、誰かのために生きるためのヒント
予測できない真っ白な明日を生きていく
都市の「不自然」が奪うもの、コミュニケーションの効率化で失うもの
いつから「目的」がないと何もできなくなったのか
「生きている実感」から若者を遠ざけているものの正体
不確実性が増す時代だからこそ、「いまを生きる」
就活での挫折、政治家、震災……『東北食べる通信』に至るまでの紆余曲折
面白法人カヤックに学ぶ、思い通りにならないことを楽しむ力
損得の計算をやめて、一期一会と向き合う
地域で「異質」に出会い、予定調和を崩す
女子高校生に突きつけられた「おとなとしての責務」
「市場」の副作用
「規格外」だからおいしい、を共感で流通させる
被災地の認知症患者に学んだ「役割」の重要性
いい会社は、規格外の野菜と一緒
共感は人と人の「間」から生まれる
つくり手と使い手がつながることがもたらすインパクト

Column2 都市と地方をかきまぜて、関係人口を増やす

Part3 新しい「資本」と、新しい幸せ ── 共感資本社会に生きる人だけが知っている本当の“豊かさ”

お金の切れ目が縁の始まりに
「海は自分で、自分は海」 ── すべてが自分ごとになる世界へ
「間」で交わされる対話から、共感資本が生まれる
しがらみを超えて  ── 新しい関係性を地域からつくる
「豊かだけど幸せじゃない」に気づけるかどうか
どんな社会で生きていくかは、自分で選べる

Column3 共感資本社会を生きる人は、国境の壁を越えて成長できる

おわりに

「共感資本社会」で見つけた新しい“幸福論” ── 高橋博之

特別寄稿

台風19号の被災地に生まれた共感の「輪」 ── 高橋博之






著者

新井和宏(あらい・かずひろ)
株式会社eumo 代表取締役/鎌倉投信株式会社 ファウンダー
1968年生まれ。東京理科大学卒。1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。
2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い 2101」の運用責任者として活躍。
2018年9月、共感資本社会の実現を目指して株式会社eumo(ユーモ)を設立。2019年9月から、共感コミュニティ電子地域通貨eumo(ユーモ)の実証実験をスタート。貯められない、現地に行かないと使えない、など、ユニークな仕組みで共感が循環する社会の実現を目指している。
著書に、『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イースト・プレス)がある。

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