89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え

89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え
書籍情報
- 藤本 茂 著
- 定価:1870円(本体1700円+税10%)
- 発行年月:2025年11月 [予約受付中]
- 判型/造本:46並
- 頁数:324
- ISBN:9784478123263
内容紹介
仕事も家庭もうまくいかず、心が折れかけていたサラリーマン。そんな彼の前に現れたのは、89歳にして現役トレーダーのシゲルさん。偶然拾った1冊の手帳が、ふたりをつないだ。株の知識だけでなく生きる力までも教えてくれた出会いが、人生を少しずつ、でも確かに変えていく。投資の本質と、人生の豊かさを描く感動の物語
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目次
はじめに
序章 まさか、このじいさんが僕の運命を変える存在になろうとは
●出世に見放された冴えない営業マンの夜
●意味不明な記号や数字が書いてある手帳
●君、株やってへんやろ?
第1章 給料の1か月分を、たった一撃で稼いでしまうなんて
●株は面白いもんやで
●さ、君も勉強の時間やで
●安いときに買って、高くなったら売る。それだけや
●1株170円×2000株で……34万円の儲けや
●今日はボチボチ高いからな、売っていくで
●給料の手取りほぼ1か月分を、たった一撃で
●仕事もできへんし金もない、そんな状態から抜け出したいと思わへんか?
第2章 株価を動かすのは、人の〝欲〟と〝恐怖〟なんや
●好きなもんがある。それはええことや
●ほんまに大事なんは、人と同じ考えをしないこと
●株は人で決まる。その心理を逆手にとることが大事
●売って儲けたら売却益、持ってたら配当金、どっちにも税金はかかる
●1円、2円をナメへんかったから、24億になったんや
●ローソク足1つで値動き全部が見える
●チャートはヒントをくれる相棒みたいなもの
●人間の欲と恐怖が、こうして形になって出てくるんや
●〝スイングトレード〟にすれば、サラリーマンでも十分できる
●大事なのは〝なぜ下がったのか〟自分の頭で毎回ちゃんと考えることや
●自分の予想通りに動いたときの快感がたまらんのや
●何かを変えたい。いや、変えなければ何もはじまらない
●午前中だけで40万円も稼いだ
●2倍になったら、教育費も家族旅行のお金もまかなえるかもしれない
●相手の立場になって、行動を予測する
●信頼関係を築かないといけない
●いつ買えばいいのか、どこが底なのか、何を信じればいいのか
第3章 ワシの配当金は、年間6000万円くらいや
●増収・増益・増配 ── この3つがポイントやな
●なんで自分の大事なお金の使い道を、他人に委ねるんや
●年間配当金6000万円は、全部投資に回す
●それは〝つもり〟やなくて、単なる自己満足やな
●優待目当てで株を買わんのには、いくつか理由がある
●勝つためには、どんな相場でも戦える札をそろえとく必要があるんや
●本物っていうのは、時代がどう変わっても通用するんや
●いま買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標
●〝トレンドの転換点〟を見つけるのに役立つんや
●この3つがそろったとき、それが〝買い〟のサインや
●それが〝本物〟の見極め方ってもんや
●見た目は地味でも熟練者が好むチャートや
●何百年も使われてきたチャートのほうが、よっぽど信頼できる
●ワシはあんまり損切りせぇへん
●ただ黙って含み損を抱えてるわけやない
第4章 株っちゅうのは〝家族〟にならなアカン。〝お友達〟では続かん
●ペットショップのお客さんが株を教えてくれた
●「転換社債」ちゅうのがはやっててな、どっぷりハマってもうて
●持ってる株が、見るも無残に落ちていく
●持ち続けてええのは株だけや
●信頼ってのは口先で得るもんやなくて、行動の積み重ねや
●危険な面もあるけれど、使い方次第では強力な武器になる
●扱いを間違えたら、あっという間に焼け野原やで
●怖いと思うんは、ただ経験がないからや
●毎日が反省の連続や。どこで見誤ったか、何を見落としたか
●株っちゅうのは〝家族〟にならなアカン
●「買ったら下がる、売ったら上がる」が基本や
●自分の金で買うてみて、はじめて見える景色がある
●緊張と高揚がない交ぜになったような、妙な気持ち
●人の心を読め
●これは譲れないかも
●向き合うべき「自分自身」
●この判断が勝敗を分ける
●株っちゅうのはな、人任せにせんことや
●君は……最初に失敗しておいてもよかったかもなぁ
●株式投資は、あくまで自分の貯金のなかだけでやる
●結局な、最後は〝自分が何を信じるか〟
●〝売られすぎ〟はむしろチャンスかもしれんで
第5章 株は数字だけやと勝てへん。決め手は〝人の心理〟や
●数字の〝裏側〟を読み解く
●大事なんは「なぜ上がってるのか」
●安いもんには、それなりの〝理由〟があるんや
●〝驚き〟が株価を動かす
●失敗するから人は学べる
●株は数字だけちゃう。最後は〝人間の心〟を読むんや
●本当に大切なのは〝誰がどう感じて、どう動くか〟
●「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」って、あれ、ほんまやで
●投資ってのはな〝総合格闘技〟や
●点を〝つなげて〟〝広げて〟〝予感に変える〟
●ニュースに出てこない競合に目を向ける
●あのときの株、2倍になってたやんけ
●自信がないときは、手を出さんほうがええ
●寄り付きは、すでに勝負の場やねん
●知らんことはできへんけど、知ったことはできる
●株はええよ、定年がない
●欲が判断を狂わせる
●欲に流されず、数字と事実だけを見る
●〝やり方〟より〝向き合い方〟の問題や
●でもな……やめられへんのや
●株が夫婦関係まで修復してくれるなんて
第6章 暴落は〝チャンス〟。みんなが怖がっているときに買いに行け
●「自分がどう思っているか」ではなく「相手がどう思っているか」
●株式投資は〝我慢〟や
●IPOセカンダリー投資は面白い分野
●自分と〝合う株〟と〝合わへん株〟が、どうしてもある
●みんなが怖がってるときに動くからこそ、利益になる
●損切りっていう考え方自体、懐疑的なんや
●「1:2:6のルール」っちゅうのはな、こういうことや
●本当に大事なんは、どん底にいるときに何をするかや
●ただただ鋭く、軽快に株の世界を駆ける
終章 株、やってよかったやろ?
●こんなときこそ〝買い〟や、腹をくくれ
●今日はフォスター電機、いってみよか
●慌てず、焦らず、いつも通りを貫く
著者
藤本 茂(ふじもと・しげる)
1936(二・二六事件の起こった昭和11)年、貧農の4人きょうだいの末っ子として生まれる。高校卒業後ペットショップに勤務。そこで証券会社勤務のお客と出会ったことから、19歳で投資をはじめる。その後、雀荘を経営しつつ株式投資に打ち込み、1986年に転換社債の投資を機に専業投資家となる。2002年、66歳のときに生涯ではじめてパソコンを買い、ネット取引を開始。いまでは取引時間中はマーケット・経済ニュース専門のチャンネル「日経CNBC」の株式市況の放送をつけっぱなしにしながら、3台のパソコンとモニターで常時80銘柄ほどチェック。月6億円分を売買する。デイトレードがなにより大好きで、テクニカル指標を重視し、命の続く限り現役デイトレーダーを続ける意気込み。「投資に年齢は関係ない」がモットー。1990年代のバブル崩壊、2008年のリーマンショックによる激動の波乱相場も乗り越え、資産24億円を築く。テクニカル分析に経験と勘を織り交ぜ、巨額資金を運用する機関投資家にも立ち向かう。毎朝2時起きで相場に挑む投資歴70年、89歳の現役トレーダー。初の著書『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え 資産18億円を築いた「投資術」』(ダイヤモンド社)がベストセラーになる。
