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再生資源の宝庫 廃車が生まれ変わる

自動車リユース・リサイクル100%への挑戦

  • 紙版

再生資源の宝庫 廃車が生まれ変わる

自動車リユース・リサイクル100%への挑戦

書籍情報

  • 紙版
  • 山口徳行 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2012年07月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:224
  • ISBN:978-4-478-02121-7

内容紹介

廃車のリユース・リサイクルがわかる。解体方法ひとつで、再利用・再資源化率が大きく変わる自動車。廃車の100%有効利用を目指して奮戦してきた解体会社社長が解説する自動車リユース・リサイクルと破棄物の最小化の処方箋の数々。環境対応の徹底は、社会に大きく貢献するだけでなく、経営状態をも大きく改善させた。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき

第1章 リユース・リサイクルで廃車は生まれ変わる

廃車するとお金が戻ってくる!
重量税や自賠責保険料なども戻ってくる
自動車解体業は環境保護の尖兵
自動車リサイクル法制定までの経緯
自動車リサイクル法の趣旨と概要
リサイクルよりリユース
都市鉱山開発

第2章 廃車から価値を生み出す

3Rの解体作業の実際
解体された部品の生きる場所
エンジンは再びエンジンに
タイヤは燃料として活用
車体は各種金属として再生利用
100%に近づいたシュレッダーダストのリサイクル率

第3章 日本と世界の自動車事情

10万キロで廃車にする日本、30万キロ以上乗る諸外国
ボディ部品を買う先進国、機械部品を買う途上国
シベリア鉄道で出会ったロシア人
稼いだ金は自動車部品に変えて持ち帰る
左ハンドルと右ハンドルの〝国境〟
右ハンドルの国・ジャマイカ
中古車輸入大国・ニュージーランド
中東・アフリカ・中央アジアへの中古部品供給基地・ドバイ
自動車の完成車輸出が不可能な国、インドネシア
躍進するインド

第4章 解体会社再生

社長としてオランダへ単身赴任
垣間見たヨーロッパ人のケチケチぶり
副社長からの電話
赤字解体会社の実態
再建への取り組み
業販から直販へ
資金ショート
中古部品の輸出で活路を開く
アメリカからのクレーム
評判を呼ぶ高品質の部品
キャリアトラックの購入
初めての黒字、そして社名変更

第5章 モノを大切にし、人を生かす経営

5つの戦い
外国人の誘惑から業務改善
ある銀行員
中華料理店の女子高生、高級レストランの女子大生
〝学徒出陣〟
1年中夏時間の理由
廃車には〝エコ〟でなかったエコカー補助金
東日本大震災発生
国のためにぞ行く
「リストラはしない」宣言
静脈産業の灯り、雇用創出


あとがき





著者

山口徳行(やまぐち・のりゆき)
株式会社3R代表取締役
1944年神奈川県生まれ、横浜国立大学工学部造船工学科卒。伊藤忠商事で海外への自動車販売に携わった後、1998年に3Rの前身である株式会社自動車リサイクルリサーチセンター(ARRC)社長就任。エンジン等の海外販売、パーツのリユース・リサイクルの徹底により、同社を自動車解体業の先進的企業に育て上げる。環境経営学会会員

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