世界のエリートがやっている 最高の休息法
「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

世界のエリートがやっている 最高の休息法
「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
書籍情報
- 久賀谷 亮 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2016年07月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:256
- ISBN:978-4-478-06844-1
内容紹介
【「脳疲労」がすぐ消えて、頭が冴える】「疲れがとれない…」こんなに休んだのになぜ?——アイドリング状態でも勝手に疲労を溜めていく脳には「科学的に正しい休ませ方」があった! 集中力や行動力を高める究極の休息メソッドを、イェール大で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす。
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目次
はじめに ── 科学的に正しい「脳の休め方」
 「科学的に脳を癒す方法」が模索されている
 脳は「何もしない」でも、勝手に疲れていく
 世界のエリートは、こうして脳を休ませる
 本当の休息は「単なる充電」ではない
 
 
まずはこれだけ!
脳の疲労を解消する7つの休息法
 1 とにかく脳が疲れているとき ── マインドフルネス呼吸法
 2 気づくと考えごとをしているとき ── ムーブメント瞑想
 3 ストレスで体調がすぐれないとき ── ブリージング・スペース
 4 思考のループから脱したいとき ── モンキーマインド解消法
 5 怒りや衝動に流されそうなとき ── RAIN
 6 他人へのマイナス感情があるとき ── やさしさのメッタ
 7 身体に違和感・痛みがあるとき ── ボディスキャン
 
 
マインドフル・モーメント ──「最高の休息法」の物語
Prologue ニューヘイブンの隠者
Lecture0 先端脳科学が注目する「脳の休め方」
 最先端の脳科学で、心をメンテナンスする
 「脳をつくる時代」が到来
 注意散漫、怒り、無気力…「脳疲労」のいろいろ
 世界トップ企業が導入する「最高の休息法」
 
 
Lecture1 「疲れない心」を科学的につくるには? ── 脳科学と瞑想のあいだ
 世界が熱望する「脳を癒すための技術群」
 疲れているのは「身体」ではなく「脳」だった!!
 瞑想の「科学的裏づけ」が進んでいる
 勝手に脳は疲れていく── DMNという浪費家
 疲れない脳の構造は「自分でつくれる」
 集中力を高め、セルフコントロールを手に入れる
 
 
Lecture2 「疲れやすい人」の脳の習慣 ──「いま」から目をそらさない
 「何もしない」を練習する ── 休息の基本姿勢
 「脳が疲れる理由」に気づく方法 ── 呼吸を意識する
 脳疲労は「過去と未来」から来る ── 心のストレッチ
 脳を変えるには「習慣」が第一
 ランチタイムにできる脳の休息法 ── 食事瞑想
 
 
Lecture3 「自動操縦」が脳を疲弊させる ── 集中力を高める方法
 雑念は「自動操縦の心」に忍び込んでくる
 マルチタスクが脳の集中力を下げる
 「集中モード」の脳では、何が起きているか
 自動操縦を脱する方法 ── ラベリングと歩行瞑想
 
 
Lecture4 脳を洗浄する「睡眠」×「瞑想」 ── やさしさのメッタ
 日本人は「最高の休息法」を知っていた!
 クスリで「脳の疲れ」は癒せない
 眠りながら「洗浄液」で脳の疲労物質を洗い流す
 ポジティブな感情を育てるメッタの3ステップ
 
 
Lecture5 扁桃体は抑えつけるな!── 疲れを溜め込まない「不安解消法」
 「前頭葉」と「扁桃体」のアンバランスがストレスを招く
 「ブリージング・スペース」で緊張感をほぐす
 「脳構造」が変われば、「ストレスの捉え方」も変わる
 疲労は「疲労感」という脳現象である
 脳の疲れを防ぐ食事
 脳が回復する5つの習慣
 
 
Lecture6 さよなら、モンキーマインド ── こうして雑念は消える
 月に一度は「怠けること」に専念する
 雑念が疲労を呼ぶ ── モンキーマインド解消法
 マインドフルネスは「第3世代」の認知行動療法
 なぜいつも「同じこと」を考えてしまうのか?
 脳を疲れさせる「ジャッジメンタル」とは?
 
 
Lecture7 「怒りと疲れ」の意外な関係性 ──「緊急モード」の脳科学
 「扁桃体ハイジャック」から脳を守れ!!
 脳から来る「衝動」にはRAINで対処
 目的意識のある人ほど「怒り」に注意
 
 
Lecture8 レジリエンスの脳科学 ── 瞑想が「折れない心」をつくる
 瞑想が最強のチームをつくる
 「回復力のある脳」はつくれるか ── レジリエンス
 「レジリエンス×脳科学」の結論はマインドフルネス!?
 苦境でも心の安定を保つ ── エクアニミティ
 
 
Lecture9 脳から身体を治す ── 副交感神経トレーニング
 「競争」が最も脳を疲労させる
 なぜ「疎遠になった人」へ連絡するといいのか?
 瞑想が「痛み」に効く脳科学的プロセス
 身体をリフレッシュする「ボディスキャン」のやり方
 
 
Lecture10 脳には脳の休め方がある ── 人と組織に必要な「やさしさ」
 リラックスだけでは「脳の休息」にはならない理由
 幸福の48%は遺伝。だから「感謝」が重要
 ニューロマーケティングと「人にやさしいベーグル」
 「最高の休息法」は組織・社会をも癒す
 
 
Epilogue 思いやりのメッタ
おわりに ── DoingからBeingへ
著者
 久賀谷 亮(くがや・あきら M.D. / Ph.D.)
 医師(日・米医師免許)/医学博士
 広島大学医学部卒業。イェール大学医学部精神神経科卒業。アメリカ神経精神医学会認定医。アメリカ精神医学会会員。
 日本で臨床および精神薬理の研究に取り組んだあと、イェール大学で先端脳科学研究に携わり、同大学で臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間にわたり従事する。そのほか、ロングビーチ・メンタルクリニック常勤医、ハーバーUCLA非常勤医など。
 2010年、ロサンゼルスにて「TransHope Medical(くがや こころのクリニック)」を開業。同院長として、マインドフルネス認知療法やTMS磁気治療など、最先端の治療を取り入れた診療を展開中。臨床医として日米で25年以上のキャリアを持つ。
 脳科学や薬物療法の研究分野では、2年連続で「Lustman Award」(イェール大学精神医学関連の学術賞)、「NARSAD Young Investigator Grant」(神経生物学の優秀若手研究者向け賞)を受賞。主著・共著合わせて50以上の論文があるほか、学会発表も多数。趣味はトライアスロン。
 
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