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経済は地理から学べ!

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経済は地理から学べ!

書籍情報

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  • 宮路 秀作 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2017年02月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:272
  • ISBN:978-4-478-06868-7

内容紹介

地理から学ぶ、経済のしくみ。経済とは、土地と資源の奪い合いである。地理を学ぶとは、地形や気候といった自然環境を学ぶだけではありません。農業や工業、交通・通信、人種・民族、宗教、言語、村落・都市、貿易にいたるまで、現代世界で目にするありとあらゆる分野を学びます。世界の本質を「地理」から学ぶ!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 地理がわかれば、経済ニュースがもっとわかる!

序章 経済をつかむ「地理の視点」

No.01 自然:地球が人類に与えた「土台」とは?
No.02 スケール:大きく見るか? 小さく見るか?
No.03 資源:なぜ奪い合いが起きるのか?
No.04 距離:経済は「4つの距離」で動いている

第1章 立地 地の利で読み解く経済戦略

No.05 日本の経済戦略は「資源の輸入国」から“先読み”できる
No.06 地の利を活かした「インドのシリコンバレー」
No.07 1枚の地図で読むロシアとヨーロッパの経済的つながり
No.08 イギリスのEU加盟がアジア・太平洋に与えた「影響」とは?
No.09 経済発展のカギは低賃金!? 先進国スペインの“地の利”
No.10 インド、タイ、メキシコ。最強の自動車生産体制を探る
No.11 経済大国のキーワードは「1位機械類、2位自動車」である
No.12 北半球の重要拠点、アンカレジ空港が持つ地理的優位性
No.13 カスピ海の原油を巡るパイプライン敷設の“落としどころ”

第2章 資源 資源大国は声が大きい

No.14 「水道水が飲める国」資源大国としての日本
No.15 資源戦争! 中国VSオーストラリア・ブラジル
No.16 希少資源、レアメタルが生んだ悲劇とは?
No.17 アルミニウムがわかれば、資源大国がわかる
No.18 大国ロシアを悩ませるチェチェン共和国の“声”
No.19 資源大国ブラジルに見る「安定」資源とは?
No.20 EUに加盟しない実力国、ノルウェーの正体
No.21 ダイヤモンド国家ボツワナの「3つの地理的悪条件」とは?

第3章 貿易 世界中で行われている「駆け引き」とは?

No.22 なぜ、トランプ大統領はTPPから離脱するのか?
No.23 日本のEPAに学ぶ「本当のWin—Win」とは?
No.24 オーストラリアの稼ぎ方|豊富な資源を自国利用しない
No.25 物理距離は4000km! アメリカは木材を買う? 売る?
No.26 ブラジルとヨーロッパを結ぶ意外な産業とは?
No.27 中国の14億人を支える食材とその危うさ
No.28 中国が投資を急ぐタンザニアのポテンシャル
No.29 貿易黒字なのに経済が発展しないメカニズム

第4章 人口 未来予測の最強ファクター

No.30 土地も資源もない日本が、なぜ経済大国になれたのか?
No.31 人口の増加に欠かせない2つの要素とは?
No.32 人口大国の共通点は「5つの農作物」
No.33 人口、GDP、貿易額で比較! 最強の国家群は?
No.34 なぜ人々は東京に集まるのか?
No.35 日立市の人口が減って、豊田市の人口が増えた理由
No.36 少子高齢化でも売上を伸ばしている意外なビジネスとは?
No.37 一人っ子政策の廃止|中国経済の光と影に迫る
No.38 「高度人材」が次々生まれるスウェーデンの移民政策

第5章 文化 衣食住の地域性はなぜ成り立つのか?

No.39 シンガポールの強さの秘訣は「みんな仲良く」
No.40 ソーセージ、ジャガイモ、ビールは天の恵み
No.41 イギリス料理が「マズい」といわれる本当の理由
No.42 世界をリードするニュージーランドの酪農
No.43 美味しいワインは「気候」から生まれる
No.44 牛肉輸出量世界一! インドを支える「牛」の力

おわりに 地理とは、いったい何を学ぶ科目なのか?

特別付録 「背景がわかれば、統計は面白い」




著者プロフィール

宮路秀作 (みやじ・しゅうさく)
代々木ゼミナール・Y-SAPIX東大館地理講師。鹿児島県出身。
「東大地理、センター地理」などの講座を担当する実力派。一部の講師しか担当できないオリジナル講座を任され、これらは全国の代々木ゼミナール各校舎・サテライン予備校にてサテライン放映(衛星通信を利用して配信)されている。
「地理」を通して、現代世界の「なぜ?」「どうして?」を解き明かす講義は、9割以上の生徒から「地理を学んでよかった!」と大好評。講義の指針は、「地理とは、地球上の理(ことわり)である」。
 代ゼミ講師2年目から模試の作成にも携わり、2011年からは東大プレの担当も任されている。開設講座のほとんどがサテライン放映されており、また高校教員向け講座「教員研修セミナー」の講師を担当するなど、「代ゼミの地理の顔」となる。生徒アンケートは、代ゼミ講師1年目の2008年度から全国1位を獲得し続けている。
 東京、名古屋、札幌、新潟と、全国の校舎で教壇に立つ。代ゼミ新潟校・名古屋校で開講された自身初のオリジナル講義は、100人教室が初年度から満席。翌年からサテライン放映講座となる。対面授業、サテライン授業あわせて、1週間で2000人以上の生徒を指導している。
 著書に『カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の地理ノート』(KADOKAWA/中経出版)、『高校地理をひとつひとつわかりやすく。』(学研教育出版)などがある。一般書の執筆は本書が初。

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