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親が認知症になる前に知っておきたいお金の話

いざというときに困らないための「家族信託」

  • 紙版
  • 電子版

親が認知症になる前に知っておきたいお金の話

いざというときに困らないための「家族信託」

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 横手彰太 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2017年12月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:236
  • ISBN:978-4-478-10467-5

内容紹介

銀行口座にさわれない? 不動産の売買ができない? NHK「クローズアップ現代+」出演の像族のプロが、豊富な実例をもとにわかりやすく解説した決定版。認知症で親の財産が凍結される前に準備しておきたい相続の新手法。40〜50代必読!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 認知症と相続の切っても切れない関係

2025年認知症700万人時代到来
がんより怖い認知症
認知症と介護のリアルなお金の問題
78歳男性の認知症患者10年間の介護・生活費用は3600万円以上
認知症による財産凍結が介護破産を誘発する
認知症で相続の現場は大混乱
認知症で空き家問題がますます複雑化する
7年の裁判を経て遺言が無効になる
相続専門の士業では、認知症問題の相続に対応できない

第2章 成年後見制度の実情を知らずして相続は語れない

「もう連絡しないでほしい」職務放棄する職業後見人にあぜん
2つの後見制度「任意後見」と「法定後見」の違い
法定後見人の強力な権限 代理権と取消権
法定後見制度を避けるべき3つの理由
法定後見制度を利用するきっかけは「お金」
認知症が引き起こすトラブルには家族信託と任意後見が最適

第3章 家族信託は認知症対策・相続対策のイノベーション

認知症になっても財産が凍結せず、財産管理ができる
遺言の限界を大きく超える! 財産を渡す順番を決められる
相続の面倒な手間から解放される
イノベーションの副産物 「家族の絆が深まる」
7年ぶりに再会した長男と和解

第4章 家族信託の基本的な仕組み

家族信託の基本パターンをおぼえよう
家族信託の肝は「財産を預ける人」と「財産を預かる人」そして財産管理の「目的」
家族信託の登場人物 財産を預ける人、預かる人、利益を得る人
家族信託と相続
預けることのできる財産と預けることのできない財産
財産を預けると所有権者がかわる
家族信託は遺言に常に優先する
家族信託の目的
後見制度と遺言、家族信託の3者比較
信託契約の終了も自由に決められる
家族信託と税の関係

第5章 家族信託はこうして使う《最新7実例》

1 これで介護費用を捻出できる! 長女が実家売却大成功
   介護施設への両親の同時入居 介護費用が足りない!
   認知症で自宅が売れない!?
   家族信託以外の解決方法
   家族信託を利用した解決方法
   信託契約を終えて売却手続きスタート

2 浪費家の次男には財産を渡せない
   働く意欲を失い、お金の無心ばかりする次男。どうやって財産を分けるべきか?
   家族信託以外の解決方法
   家族信託の解決方法
   親が生きているうちに「生前の相続」をしないと解決しない!

3 財産管理は、家族信託と任意後見契約の最強の組み合わせ
   突然脳梗塞で車椅子生活!?
   具体的な悩みと課題
   家族信託の解決方法
   手続きの時間が5分の1

4 メガバンクに狙われた地主 長男怒りの反撃
   保険契約7本、元本割れ投資信託が続々 あきれたメガバンクの実態
   家族信託をきっかけに絆が深まる

5 「2022年生産緑地問題」はこうして解決する 都市型地主の新しい相続のカタチ
   家族信託の解決方法
   入札方式で、価格が4000万アップ!

6 長女の旦那には財産を渡したくない!
   長女の旦那には財産を渡したくない
   家族信託の解決方法

7 家族信託と収益不動産を組み合わせた節税策
   2次相続でまさかの相続税3000万円!
   家族信託以外の解決方法
   家族信託の解決方法
   収益物件選びは、「東京・中古・ワンルーム」が重要ポイント
   東京見学ついでに、物件確認?

第6章 これなら揉めない 70代、80代の親への切り出し方

遺言を頼めないのはあなたの責任ではないが、家族信託を伝えないのはあなたの責任だ
ご両親の想いを理解する
家族信託の仕組みを伝えるのではなく、目的を伝える
話をするのは早ければ早いほどよい
いきなり専門家を同席させるのはNG
兄弟、親戚への配慮を欠かせない

第7章 「超」実践的な家族信託の進め方

家族信託を進めるまでの最新10のステップ
遺言と家族信託をワンセットで進めていく
契約書の落とし穴
信託財産が現金の場合にありがちな失敗
家族信託の問題点
65歳になったら家族信託を検討すべき

おわりに

特別インタビュー

家族信託により、父の認知症リスクに備えながら、両親の将来を支えるための対策を実現しました。






著者紹介

横手彰太(よこて・しょうた)
1972年生まれ、中央大学卒業後、スペイン留学を経て大手上場企業に就職。その後、独立して北海道ニセコで飲食店経営に従事。現在は株式会社日本財託にて、お客様の認知症対策・相続対策コンサルティングや不動産活用を中心に行い、これまでの家族信託に関する相談件数は300人以上、40件以上の家族信託契約に携わる。お客様向けのみならず、税理士・FP向けの家族信託セミナーにも講師として多数登壇。自身でも家族信託を活用した経験を活かし、具体的でわかりやすいことを心がけ、常にクライアントファーストの姿勢を貫いている。著書に「相続対策は東京中古ワンルームと家族信託で考えよう」
≪出演・取材協力≫
NHK「クローズアップ現代+」2017年2月28日放送『さらば 遺産"争族"トラブル 〜家族で解決!最新対策〜」「AERA」2017年1月23日号『親子の大問題 相続 認知症で実家が売れない!』All About NEWS(連載)、週刊朝日、住宅新報、週刊住宅ほか

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