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生まれたときからせつない動物図鑑

  • 紙版
  • 電子版

生まれたときからせつない動物図鑑

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • ブルック・バーカー 著/丸山貴史 監訳/服部 京子 訳
  • 定価:1100円(本体1000円+税10%)
  • 発行年月:2018年07月
  • 判型/造本:B6並製
  • 頁数:192
  • ISBN:978-4-478-10501-6

内容紹介

シリーズ30万部突破のせつない動物第2弾
・ゾウの赤ちゃんは鼻を使うのがへた
・タコは過保護
・カンガルーは袋の中でうんこをされる
怒涛のせつなさに、一気読み間違いなし!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

1 人間だって、ほ乳類 せつないほ乳類

ほ乳類って、こんな動物
ネコの辞書に「おじいちゃん」「おばあちゃん」という言葉はない
ハダカデバネズミの世界では地位が低いとふんづけられる
ジャッカルの子どものごはんはゲロばかり
ウサギの赤ちゃんは1日に2分しかお母さんと会えない
ずぼらな母ブタはうっかり子ブタを押しつぶしがち
うまれたてのカバはすでに45kgある
カワウソは子どもを水に突き落とす
ヘラジカは弟か妹がうまれると親に「さよなら」を言われる
アナグマはうまれてから6週間は目を開けない
ハタネズミの寿命は人間の80分の1
ゾウの赤ちゃんは鼻を使うのがへた
ミーアキャットはご近所さんが総出で子育てする
オランウータンの子育ては孤独
ココノオビアルマジロは全員4つ子
オオアリクイのおんぶは1匹限定
ブチハイエナはうまれた瞬間から何でも無差別にかむ
1年半あれば2匹のドブネズミは日本の人口くらいに増える
朝うまれたウマは昼にはもう走っている
マレーバクの赤ちゃんはスイカ模様
夜中の森から人間の赤ちゃんの泣き声が聞こえたら、ショウガラゴの可能性がある
オスのプーズーは絶対に子育てを手伝わない
トラのお母さんはだっこのかわりに赤ちゃんの首をくわえる
パンダはふたごをうんでも1匹しか育てない
むれをのっとったハヌマンラングールは子どもをみな殺しにする
トビイロホオヒゲコウモリの赤ちゃんは親にまかせて空を飛ぶ
ジリスは家族のにおいをかぎ分けてジリスちがいを防ぐ
ミユビナマケモノがぶらさがる木はお母さんのおさがり
うまれたてのシカは草むらに置き去りにされる
ライオンが「ガオー」とほえるには2年の訓練が必要
病気の子イヌは親イヌに食べられる
ヨーロッパジネズミはおしりをかんで連結しヘビのように移動する
ホッキョクグマは子育てに追われて8か月も絶食する
マダガスカルジャコウネコは生後8日で仕事に就く
オスのチーターは一生なかよしだけどメスはそうでもない
メスのゾウは母親そっくりの性格に育つ
ラクダの赤ちゃんにはこぶがない
ゴリラは毎晩ベッドをつくり直す
ミュールジカは赤ちゃんの泣き声にめっぽう弱い

2 かれらだって、ほ乳類 せつない有袋類

有袋類って、こんな動物
フクロミツスイはおとなになってもチョコチップくらいの重さ
カンガルーは袋の中でうんこする
タスマニアデビルは乳首争奪戦に勝たないと生き残れない
ハリモグラはトゲトゲしてくるとおなかから出される
コアラの赤ちゃんはゼリービーンズくらいの極小サイズ
カモノハシはうんこ・おしっこ・卵を同じあなから出す
フクロアリクイの赤ちゃんは腹毛にしがみつく
ミズオポッサムのおなかの袋は防水機能つき

3 空を飛んだはいいもののー せつない鳥類

鳥類って、こんな動物
サケイはお父さんの腹毛をすすって水を飲む
ドングリキツツキの家族は、ドングリがたくさんあるときだけなかよし
お父さんなしで育った鳥はオンチになる
ミドリモリヤツガシラのヒナは液状のうんこで敵に勝つ
キンカチョウは気温があがると卵に「外は暑いよ〜♪」と歌いかける
コビトハチドリの巣はクルミよりも小さい
コシジロアナツバメは卵からうまれたとたん卵をあたためさせられる
カッコウは赤の他人にちゃっかり育ててもらう
ミヤマオウムはいたずらせずにいられない
アマサギのヒナは親が目をはなしたすきに殺し合いを始める
卵の重さが体重の4分の1もあるせいでキーウィのお母さんは食事も呼吸もままならない
コウテイペンギンの赤ちゃんは「タキシード」を着ていない
ハトの両親は赤ちゃんを1か月間監禁する
フラミンゴのヒナにはフラミンゴらしさが何もない
ユキチドリは卵からヒナがかえると離婚する
シチメンチョウはいざとなったらメスだけで子どもをつくる
ウミガラスは崖っぷちにたったひとつの卵をうむ
ダチョウのヒナは6か月で60倍のサイズになる
ワタリアホウドリは飛ぶのを覚えるのがすごくおそい
イエミソサザイは毎日500匹のクモを食べる

4 水の中は、せつなさでいっぱい せつない魚類

魚類って、こんな動物
子どもを食べようとするお母さんvs.子育てするお父さんという家庭でベタは育つ
ヨーロッパヘダイはつるむ友だちによって性格がかわる
キホシヤッコのカップルは24時間ずーっといっしょ
トラフザメはうんだ卵に興味がない
タツノオトシゴの99%は親と生き別れになって死んでしまう
サケはふるさとを忘れない
ディスカスは皮ふからしみ出すぬるぬるの液を子どもにあたえる

5 忘れちゃいけない、かれらのことを せつない海のほ乳類

海のほ乳類って、こんな動物
ゴンドウクジラはうまれてすぐにはげる
マナティーの赤ちゃんはわきの下からお乳を飲む
アシカは日焼けしたくなくて砂まみれになる
シャチの赤ちゃんは眠ると死ぬ
タテゴトアザラシの親子は2週間で別れる
イルカの歯はかめない
セイウチのおもちゃは死んだ鳥
マッコウクジラはママ友にベビーシッターを頼む

6 嫌われがちだけど、知ってほしい せつない昆虫

昆虫って、こんな動物
ハネカクシはどさくさにまぎれてグンタイアリを食べる
アブラムシは1週間に一度自分のコピーをうむ
ヒトデの赤ちゃんがどこへ行くかは波が決める
アメリカモンシデムシのおうちは死体のそば
ミツバチは自分の部屋をそうじしてから旅立つ
ナナホシテントウの卵はとっても小さい
幼虫は全身トゲトゲ
トゲトゲ期が終わるとぶ厚い皮でパンパンのさなぎになる
サナギから出たら4時間でおとなになる
2匹のカタツムリが交尾するとどっちも妊娠する
ガケジグモは腹ペコすぎてお母さんを食べる
ハサミムシはいいにおいがする子どもをひいきする
タコは過保護
オニヤンマは5年かけておとなになり、1か月で死ぬ
キマダラコガネグモは命とひきかえに卵を守る

7 血は冷たいけど、心はあたたかい……かも? せつないは虫類

は虫類って、こんな動物
ワニは子どもを口に入れて運ぶ
ワニの赤ちゃんには卵の殻を破る専用の角がある
コモドオオトカゲは親に食べられないために木にのぼる
ウミガメがこの世で最初に見るのは母親の顔ではなく、月
ウィップテールリザードの世界には母親のクローンのメスしかいない

8 水と陸のはざまで生きてます せつない両生類

両生類って、こんな動物
タイタアシナシイモリの子どもは、歯を使って母親の皮ふを食べる
タイガーサラマンダーには食べるがわと食べられるがわがいる
若いパナマゴールデンフロッグはコソコソくらす
ウーパールーパーは老けない
コモリガエルの背中には卵がうまっている
アルプスサラマンダーは3年間も妊娠している
ダーウィンハナガエルは口の中で卵をふ化させる

訳者あとがき





著者

ブルック・バーカー(Brooke Barker)
作家、イラストレーター、コピーライター。前作『せつない動物図鑑』が、ニューヨーク・タイムズ紙とロサンゼルス・タイムズ紙のベストセラーリストに載り、世界各国で翻訳出版された。本書は、満を持しての第2弾。イラストレーターとしての活動は幅広く、コカ・コーラやナイキの広告制作などにも参加。現在は夫とともにオランダのアムステルダムに住んでいる。


監訳者

丸山貴史(まるやま・たかし)
動物ライター、図鑑制作者。ネイチャー・プロ編集室勤務を経て、ネゲブ砂漠にてハイラックスの調査に従事。著書に『わけあって絶滅しました。』(ダイヤモンド社)。前作『せつない動物図鑑』の編集や、『ざんねんないきもの事典』『続ざんねんないきもの事典』(ともに高橋書店)の執筆などを手がける。


訳者

服部京子(はっとり・きょうこ)
翻訳者。中央大学文学部卒業。訳書に『ボブという名のストリート・キャット』『ボブがくれた世界』(ともに辰巳出版)、『クレオ』(エイアンドエフ)、『せつない動物図鑑』(ダイヤモンド社)など。

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